昨晩遅く外に出ました。キリキリとした寒さ、猛吹雪、そして積雪のための歩行困難です。一瞬のうちに積もりました。

今朝の除雪は大事(おおごと)になると覚悟をしていました。ところが朝の状態は昨晩と同じです。夜半からは降らなかったようです。

しかし、今朝も除雪の必要はあります。夜間の除雪車によって硬い雪が道路端に押し寄せられています。普通の車では乗り越えられない高さと量です。

我が家のタイヤショベルはバッテリーが怪しいです。この解決策は活動時間を多くするこのようです。今日もあちらこちらの雪を片付けました。

日中の道路は濡れています。地温は0°以上のようです。昨日の気温よりは少し高くなったようです。このレベルであれば、ほんの1~2℃の相違が液体と固体とを分かつことになります。


昨晩は、「ほたる湖」に係わるスタッフの集まりでした。会場の大広間に入って驚きました。50人近くが参集しています。しかもそれぞれにガリッとした膳がついています。膳の鍋はすき焼きとタラチリの2つです。料理も食べきれない量です。

事前にK社長から聞いた内容では『簡単な鍋を考えている』、ということでした。大きな鍋を予想していましたが違っていたのです。

N板長の鍛えたものです。いずれも結構な味です。特に、昆布(こぶ)の山椒(さんしょう)煮が絶品です。留守番のワイフ用に、膳一式を届けていただきました。


婦人会の皆さん、早朝散歩班、おもてなし班、田んぼ班等の合同慰労会が趣旨のようです。約半数が初対面の方々です。津軽の銘酒の「岩木正宗」を一人一人にお注(つ)ぎして回りました。

結局、全員とお話することができました。話してみると意外に知っている方が多いものです。狭い町です。然(さ)もありなん、というところでしょうか。

昨日W氏からお預かりした「升(ます)」も会場に持参しました。ご年輩の数人にお上げするつもりでした。ところが、司会者のO氏が『ジャンケンで決めましょう。』と言います。

会場一斉のジャンケンになります。実は、達人のI氏も提案していたシナリオだったのです。一気に会場が盛り上がりました。

例のごとく、2次会、3次会へと続きます。当然?午前様です。その行軍の中、またまたデジカメの紛失です。物への執着も失せたのかも知れません。

ということで、昨日の宴会の写真は紛失です。今日の写真は携帯電話で撮影しました。データーをメールでPCに転送する方式です。先般の紛失の際、髭のS氏が『携帯があるでしょ』、と不思議な面持ちであったことを思い出したのです。何とかなるものです。


午前中は「ハノイの塔」づくりです。これは、3ヶ月前に約束したプレゼント用です。『クリスマスまでは完成しますよネ』、と催促されている有様です。

塔を構成するフロアーの「丸棒」までは仕上げています。それを20mmにスライスすることからのスタートです。


先日、達人のI氏からいただいたJIGが大活躍です。安定度が相当増しました。面取りには4mmのボウズ面(丸面)ビットを使いました。ほぼ予想通りの出来です。

その頃、O女史がお出でになりました。約束の「積木」の受け取りのためです。実は、彼女もKUROOBIの「積木」は持っています。今日のものは別の方にお届けするのだそうです。皆さんがKUROOBIの啓蒙活動に参加して下さっています。ありがたいことです。


午後は工房見学です。実は、昨日、I氏とW氏とお会いした折、I氏が『こんな作品はどうだろうか』、と設計図を描いて下さいました。

今日、『解り難(にく)いだろうから、実演してみましょう』、のお誘いをいただきました。

方形(四角形)をつくる際のコーナーの処理にはさまざまあります。その中の「包み打ちつけ組み継」、「あられ組み継」、そしてチギリを使う「ひき込み留め接ぎ」の実演兼講習会です。

使ったツールは丸ノコが中心です。見事なツールの捌(さば)きです。瞬(またた)く間に数種類が完成です。当然?参考資料として持ち帰りました。

「ひき込み留め接ぎ」にはストレートビットのルーターを使っています。これにはコーナーの90°をバランスよく掻きとるためのJIGを使います。

このJIGにラブコールしたところ、『理屈を判断して自力でつくるものだ』、と、I氏は不本意です。しかし、一時?の拝借です。コピーしてお返しするつもりです。ご容赦願うところです。


帰宅後はタイヤショベルの手当てです。実は、ショベルがカチンカチンに凍(こお)り付いて、大きい氷の瘤(こぶ)が出来ています。バケットから捨てる際の切れがもどかしくなっています。

付着している氷を温泉で溶かしました。乾燥後の明日、「シリコーンスプレー」を吹き付けるつもりです。

昨年までは溶かした「蝋(ろう)」を塗っていました。しかし、現代はこれなのだそうです。初めて知った文明です。実は、つい先日、W氏が『スノーダンプのコーナーにある安価なものです』、とプレゼントしてくれたものです。

彼らは、このスプレーが滑(すべ)りを良くするツールから、丸ノコ盤、ルーター盤等のために工房に採用しているのです。わがKUROOBI工房での最新文明は、まだCRC段階だったのです。

本来?の用途は雪の滑りのためのツールです。タイヤショベルにはうってつけの筈なのです。


2010/12/16(木) 19:16

気温は低く、吹雪(ふぶ)いています。愈々(いよいよ)本格的な冬です。『降るぞ、降るぞ』とは言われていましたが、昨日までは全くその気配がありませんでした。

降ってもらいたくない心情が働くのかも知れませんが、晴天や雨天等と同じように、実際に降るまでは信用できないところがあります。

親鸞聖人か詠ったといわれる『明日ありと思う心の・・・。』の心境に似ています。確実に訪れる現実が、それが明日かも知れない、という苛立ち(いらだち)に発展させる「桜」が恨めしい、という意味なのでしょうか。現在に執着したい未練を詠ったようです。

「嘘(うそ)だろう」と思いたいものの、実際に吹雪いている状態を見ると、「やはりそうか」、とすぐに納得するところが弱いです。

今日から数ヶ月間の保険に入り、ついにタイヤショベルの出動です。実は、この半年、バッテリーのマイナス極を外し忘れていました。おそるおそるスイッチをいれると、クウン、クウンといとも儚(はかな)げなスローテンポでセルを回わして事切れます。

しかし、再チャレンジで、グルルルルンと元気よくエンジンがかかります。とりあえず、今日のところはなんとかなりました。

作業は充電機能を働かせるようです。結局、今日は、家の前と近くの旅館の駐車場を2回ずつ除雪しました。多少は充電されたようです。


今日も朝から工房の掃除です。実は、12月12日は部屋の半平面だけでした。一方が綺麗になると他方が目立ってきます。残りの半平面に手を掛けたことで見違えました。更に、重量のある工具の殆(ほとん)どをキャスターに載せて隅に寄せました。やはりガラリとした空間が生じます。


朝、達人のI氏とW氏がお出でになりました。Y製材所からの材料調達のためです。整頓した様子をご覧になって驚きます。『つい先日までは上げた足を下ろす空間を探すのに苦労しました。今日は安心して歩けます。』、と評価してくださいました。

一角にまとめている青森ヒバの端材をご覧になり、『十分これで作品ができる』と言います。早速(さっそく)図面を描いてくれました。

W氏からはお土産(みやげ)をいただきました。やはり青森ヒバでつくった「ティッシュペーパ入れの箱」と「升」です。何れも最高級の材を使っています。


実は、今晩、「ほたる愛好会」の集まりがあります。「ティッシュペーパ入れの箱」はK社長にお届けし、「升」は希望の皆さんにお分けするつもりでいます。

さて、ここ暫らくを要した「積木づくり」の最終段階に入ることにしました。今日は微調整と塗りです。しかし、この塗りについては迷っていたところです。前回は「ヒバ油」を使っています。しかし、先般、オリーブオイルを試してみました。

試す前までは、ヒバ特有の香りが遮断されるのではないか、と思っていたのです。ところが、今でもパンパンと香っているのです。この作品は、先般の新幹線にかかわるイベントで使った「お盆」です。すこぶる評判の良い結果でした。

迷った末、「ヒバ油」を採用しました。1回分の量がまだ残っていたこともありますが、この積木の依頼者の希望が『前回と同じバージョン』、というものでした。

積木1個1個に筆で塗ります。その後しばらく時間を置いての乾拭き(からぶき)です。そして一晩ストーブの前で発散させ、馴染ませて完成です。これまでやや白っぽい淡黄色が黄金色(こがねいろ)に変化する瞬間です。見事です。細工は今一ですが、贅沢な「積木」になってしまいました。

2010/12/15(水) 18:19

朝は小雨です。庭仕事を躊躇(ちゅうちょ)し、工房生活に没頭しました。しかし、その後は曇り空ですが晴れてしまいました。明日から暫らくは雪のようです。あるいは、雪囲いを断行すべきだったのかも知れません。


朝一番に材料調達です。Y製材所にお邪魔しました。明日から向こう数日の雪の間の工作材料です。青森ヒバの、ヤクモノ(特別な、乾燥した、素直な目の無節の材)の7分板には何とも言い難いインパクトがあります。豪華過ぎるのです。

これは、積木用としてもそうですが、桶(おけ)の材料に欲しかったのです。ヤクモノの7分板はありませんでした。『挽けばいいだけです。』と、早速(さっそく)1寸5分材を目の前で割ってくださいました。見事な捌(さば)きです。早速工房に持ち帰り、鉋(かんな)がけを済ませます。やはり絶妙な美しさが訴えてきます。



話は飛びますが、製材した木の処理は、即プレナー(自動カンナ)に通すのではなく、まず、木口(こぐち)を削除するのだそうです。材を立てておくことで小石等が木口に刺(さ)さっていることがあります。

プレナーの刃がその石にあたることを防ぐためです。つい先日、達人のI氏から教えていただいたことです。更に、鉋がけ後は、綺麗になった木口は床等に触れさせないために横置きにしておくのだそうです。

同じことがサンダーにも言えます。『サンダーは最終段階です。サンダーの表面は硬い金属等の細かい粒子です。その粒子が木に付着していることも考えられます。その硬い物質に鋭利な金属の刃にあたることで刃が傷(いた)むことになます。』、というI氏の指導です。勿論、今はまだサンダーの段階では無いのですが、プレナー後の眩(まぶ)しい材は横積みにして鎮座させています。


さて、日課のノルマの間隙に積木(つみき)をつくっています。今日はその箱の完成を目指しました。今回の「身」に使う板は、やや厚手の7分板です。

話は飛びますが、蓋(ふた)ものの場合、被(かぶ)せる側は「蓋」です。そして被せられる側を「身」というようです。『身も蓋もない』の「身」と「蓋」です。

昨日、その「身」をつくりました。しかし、1mmほど小さくなってしまいました。思いがけないことでした。単に拙(つたな)い腕であれば良いのですが、或いは齢(とし)の所為(せい)であるのかも知れません。

だとすると困った事態です。実際、同じところを3~4回も計っているにもかかわらず、再び計り直している有様です。計った後に別のことを考えているからなのかも知れませんが・・・。



昨日下拵え(したごしらえ)をした、糊(り)付けしていない部材を調整することにしました。単に内側をプレナーで削るだけで解決しそうです。その後、あらためて組み直せば良さそうです。見事?、想像通りの出来塩梅(あんばい)です。

次は愈々(いよいよ)蓋(ふた)づくりです。当然?のことながら蓋は身よりも一回り大きくなります。天板?の幅も意外な大きさが要求されます。結局、3枚を接(は)ぎ合わせることにしました。

7分板に拘(こだわ)っていましたが、蓋も7分板ではゴツ過ぎるようでもあります。急遽(きゅうきょ)、3分(約9mm)板に変更します。この変更には若干の妥協はあります。しかし、それであっても強度には殆ど問題は無い筈です。

接(は)ぎ方は相決(あいじゃくり)です。両者の縁(へり)の半分ずつを削除して繋(つな)げる方法です。これまで何回もやってきた内容です。1/2の設定がデリケートな世界です。初めのころは物指し等を使っていました。しかし、最近は「目見当」です。メジャーの目盛りを確認するのが億劫(おっくう)になっているのです。

それでも、削り過ぎないように端材で確認してはいます。やや段差はできるものの、ま、何とかなっているようです。微調整、という裏技?もあるのです。

「身」の、7分板の「留め」には「ロックマイタービット」を使っています。しかし、3分板では少し無理があるようです。45°ずつ削除する、普通の「留め」になりました。天板?との接着面積が大きいことで何とかなりそうです。

しかし、念のため、コーナーには「竹くぎ」を使いました。青森ヒバは濡(ぬ)れると軟らかくなります。食(は)み出た接着剤を濡れ雑巾で拭き取った後の竹くぎでした。木材用の2.7mmビットを使ったのですが、ビットがあらぬ方向に向かう傾向があります。少し(?大分)ビビリました。

前回は、「身」と「蓋」の隙間(すきま)をできるだけ少なくしました。その結果は藝術的過ぎるフィットでした。しかし、今回は結構な隙間を確保することにしました。蓋をするものあけるのも子供のようです。極度にデリケートなつくりよりも大雑把(おおざっぱ)が良さそうなのです。

今日のフィニッシュは微調整です。ベルトサンダーが大活躍です。本来はサンダーを使わない、鉋(カンナ)だけで加工すべきのようです。しかし、今はまだベルトサンダーを頼る腕前なのです。

2010/12/14(火) 21:30

早朝はうっすらとした雪化粧です。昨夜降ったようです。今朝の沐浴にも長靴を履きました。やや寒さはあるものの、穏やかな気候です。


積木(つみき)に手を掛けています。今日はその箱づくりです。前回はやや薄い板でつくりました。今回は7分板を使います。多少乱暴に扱ってもビクともしない頑丈な箱にしたかったのです。

そして今回の機に、板のコーナーの合わせを新しいバージョンに考えました。今流行(いまはや)り?の「ロックマイタービット」なるものです。先日取り寄せました。

勿論、使ったことの無いツールです。ホームページのデモンストレーションでは、いとも簡単な作業に見えます。しかし、自分で実際に試さなければ、その難易度は解らないものです。

この「ロックマイタービット」は、「とめ加工」の際の締め付けに適応する、というのが触れ込みのようです。実際には立体的なパズルのようです。やはり最初は失敗しました。ビット調整には勿論端材を使っています。本物には瑕(きず)がつかないだけ、善し、とするところのようです。2辺の溝掘りは90°変えてやるのです。


少し考えれば簡単なことですが、今日は(?も)頭脳の切れ味が優(すぐ)れなかったようです。腰は昔からですが、洞察力もまた衰え始めているようです。

一方は綺麗にカットされる傾向があり、他方は多少醜い結果になる傾向があります。これは加工材の安定度が十分でないからのようです。K首相ではありませんがブレるのです。おそらく、ジグに頼ることで解決しそうです。

2枚の板を接(は)ぎ合わせて底板にしました。いつもの「相決り(あいじゃくり)」です。例によって完璧な結果にはなりませんでした。髪の毛ほどの段差があります。勿論、ベルトサンダーで微調整します。

箱づくりの注意点は、その大きさの設定に尽きます。特に今回は、きっちりとした寸法の積木(つみき)を入れます。気合が入ります。大き過ぎればだらしなく、小さ過ぎれば全く役に立たなくなります。勿論?、積木の出し入れのために、3mmほどの余裕を持たせたつもりです。


ところが、この「つもり」もまただらしの無い記憶をもとにしています。結局、1mm狭い箱になりました。ま、最初はこんなものの筈です。初陣(ういじん)の勇み足のようなものです。

仕上がった箱だけを窺(うかが)えば大変結構な部類です。頑丈そうで優雅です。少し残念です。これはこれで役立つ場面があります。少し豪華過ぎるのですが・・・。2回目の加工は明日のつもりです。然程(さほど)の時間は要しないのです。

しかし、明後日からガツンと冷えるようです。庭仕事も気になっているところです。実は、暮れた今、ザーッザーッとした雨になっています。これが明日までも続くと、びしょ濡れの庭仕事になります。非情に迷うところです。


昼、K社長がお見えになり、夕刻は髭のS氏、ホテルのH女子がおいでになりました。天下国家から、当世事情、おもてなしのあり方、そして玩具(おもちゃ)づくりのヒント等に話題が及びました。工房KUROOBIも愈々(いよいよ)本気にならざるを得なくなるようです。

2010/12/13(月) 21:32

冬の定義は、秋と春の間のようです。奥州最北端の感覚では、冬は雪とダブるようです。降っていることで、今が確かに冬であることを悟ります。

早朝の沐浴の際の履物(はきもの)は、昨日までは雪駄です。しかし、雪の下駄とは書くものの、実際の雪では役に立たないものです。今日はゴム長になりました。まさしく冬です

今日は12月12日の「山の神」の日です。工房の大掃除を決意しました。本来は昨日すべきでしたが気力が衰えていました。天文学的な埃(ほこり)?と乱雑ぶりです。趣園(趣味の園芸)の放送後からの掃除は延々6時間にも及びました。

埃の正体は、スライド丸ノコから排出された大鋸屑(おがくず)です。10cmほども積もっています。スライド丸ノコもそうですが、テーブルソー、プレナー、ジョインター、糸ノコそしてサンダー等は少なからずの大鋸屑を排出します。そしてその排出の方向が決まっているようです。

本来のこれらツールの置き方は、その大鋸屑の出る方向を広い空間にセットすることが正しいようです。実はこれまでのスライド丸ノコの場合は、その大鋸屑の排出される方向を隅に追いやっていました。その隅というのは掃除のし難(にく)い場所なのです。


今後、180°の変換をすることにしました。掃き集めた大鋸屑はゴミ袋一杯になりました。勿論、それらは薪ストーブに収納されました。

そして端材(はざい)です。膨大(ぼうだい)な量です。鉋がけした端材は魅力的です。惜しいものの、その殆(ほとん)どはストーブ用になりました。そして整理整頓です。これまで飽和状態であった工房にカラリとした空間が生じます。善きかな、です。

久しぶりに樽(たる)と石灯籠(いしどうろう)が姿を現しました。樽は漆を詰めて中国大陸がやってきたものです。贅肉(ぜいにく)が完全に削(そ)かれている機能だけの樽です。粗末極りないものですが、本来はこれで十分なのです。

「小屋棒」は庭の片隅に設(しつら)えるものです。実は、工房のある場所は2年前までは庭です。いくつかの石灯籠がありました。小さいものは移動しましたが、大きいものはギブアップしました。

その結果、残った「小屋棒」です。場違いな頓珍漢(とんちんかん)な灯篭になってしまいました。

愈々(いよいよ)メインイベントの神事です。まず三方(さんぼう)を登場させました。神事に欠かせないツールです。2脚です。ひとつには80年の歴史があります。他方は今年つくったものです。

いつものように、お供えは家にあるものになりました。米、塩の他に、スルメ、昆布、サツマイモ、ハクサイ、ダイコン、カキ、キウイ、そして稲穂です。


この中の昆布は隣町のT女史から、ハクサイはW氏、カキはI氏からの頂き物です。有難いことです。稲穂とキウイは庭から収穫したものです。

そして御神酒(おみき)は津軽の古酒の岩木正宗です。昼食抜きでの大掃除でした。当然、早い夕刻から、「山ノ神」を祝福するランディナー(ランチ兼ディナー)です。

その頃、W女史がお出でになりました。彼女は隣町の石材所の娘さんです。『我が家では毎月12日に行っています。』、と言います。驚きました。

実は、これまで山ノ神に関係するのは林業、製材、工房等に係わるものと認識していたのです。考えてみれば、石も山から切り出します。しかも、石は木よりも重量があり、危険の伴うものです。山ノ神を大切にする文化があって当然のことなのです。


一日ものづくりを絶つことでムラムラと創作意欲が増します。演歌も手伝ってか、酩酊した思いに、あれもこれもと、試してみたいことばかりが過(よ)ぎってきます。・・・明日も冬のようです。

2010/12/12(日) 20:16

昨日よりも8~9°ほども高い気温です。とはいうもののせいぜい12~13°です。やはり寒いです。ストーブに薪(まき)をくべること頻(しき)りです。


積木(つみき)をつくっています。今日は愈々(いよいよ)カットです。しかし、その前に鉦(かね)だしです。昨日お出でになった達人のI氏とW氏からも指摘されていました。実は、昨日の時点では気力が衰えていました。

しかし、一晩の時間が気力を充実させます。ごく簡単な作業に変化するのが不思議です。ジョインター(手押しカンナ)の価値を漸(ようや)く認識できるようになりました。鉦(かね)だし(直角化)した2面をいつも記憶しておく必要があります。これまでは記憶力だけを武器にしていました。

しかし、少年の頃とは違って、今は大分危うさが目立ってきています。だらしのないものです。最後の手段は鉛筆に頼ることです。印をつけるためです。記憶する必要が無いことから楽です。しかし、印がついていても上と下を間違うありさまです。昔はこんなではなかった筈なのです。少し怖いです。


或いはジョイターに慣れていない所為(せい)なのかも知れません。だとすれば失敗を繰り返すことでやがては正解に辿(たど)りつくことになりそうです。

今の自分にとって、鉛筆を使うことが正しいか、また、記憶だけを武器にするか、の何(いず)れが正しいかを迷うところです。

兎も角、鉦だしを終えてあらためての鉋(かんな)がけです。ほんの数回の調整で見事正方形に変身です。その後、またまたあらためての面取り(稜角の削除)です。この作業も実際には一瞬です。

次はカットです。昨日拵(こしら)えたスライド丸ノコのジグ(jig・治具)が大活躍です。これまではストッパーだけでカットしていました。しかし、スライド丸ノコの刃の両側に4~8cmほどの空白があります。小さい材をカットするには不安定です。

いつも左手の筋力トレーニングでした。ジグのおかげで安定度が格段に増しました。都合、90個ほどのパーツでしたが然程(さほど)の時間は要しませんでした。


困ったのは木口(こぐち)の面取りです。木端(こば)の長い面はルーターにセットしたボウズ面ビットで処理しています。

しかし、距離の小さい木口面には不適当でした。醜くなるのです。結局、熟達?している面取り鉋に頼ることにしました。

木端面はボウズ、木口が平面になりました。しかし、ごく小さい面取りです。全く(?ほとんど)問題は無いようです。ボウズ面ビットを使うのは今回が初めてです。腕もさることながら、青森ヒバには向いていないのかも知れません。

出来上がりのサイズは1辺が32cm四方の正方形になりました。流石(さすが)青森ヒバです。完全無垢のピュアー(pure)です。綺麗(きれい)よりも清楚(せいそ)の表現にすべきのようです。

次の課題はこれを入れる箱づくりです。1段にするか2段にするかを考えています。2段にすると16cm×32cmの箱です。一晩眺(なが)めてから決めるつもりです。


明日は12月12日です。「山ノ神」の日です。林業、製材、木工等に係わる方々は、昔からこの日を神聖な日としています。鋸(のこぎり)や鉋(かんな)等で木に瑕(きず)をつける日ではないそうです。一般の方々の正月以上の日のようです。

我が工房も明日はお休みです。神事の真似事です。三方(さんぼう)に御神酒(おみき)等のお供えものをして平素の家内安全にお礼することになります。明日は今日よりも10°も低くなるとのことです。気合が入りそうです。

2010/12/11(土) 18:12