昨日よりも8~9°ほども高い気温です。とはいうもののせいぜい12~13°です。やはり寒いです。ストーブに薪(まき)をくべること頻(しき)りです。


積木(つみき)をつくっています。今日は愈々(いよいよ)カットです。しかし、その前に鉦(かね)だしです。昨日お出でになった達人のI氏とW氏からも指摘されていました。実は、昨日の時点では気力が衰えていました。

しかし、一晩の時間が気力を充実させます。ごく簡単な作業に変化するのが不思議です。ジョインター(手押しカンナ)の価値を漸(ようや)く認識できるようになりました。鉦(かね)だし(直角化)した2面をいつも記憶しておく必要があります。これまでは記憶力だけを武器にしていました。

しかし、少年の頃とは違って、今は大分危うさが目立ってきています。だらしのないものです。最後の手段は鉛筆に頼ることです。印をつけるためです。記憶する必要が無いことから楽です。しかし、印がついていても上と下を間違うありさまです。昔はこんなではなかった筈なのです。少し怖いです。


或いはジョイターに慣れていない所為(せい)なのかも知れません。だとすれば失敗を繰り返すことでやがては正解に辿(たど)りつくことになりそうです。

今の自分にとって、鉛筆を使うことが正しいか、また、記憶だけを武器にするか、の何(いず)れが正しいかを迷うところです。

兎も角、鉦だしを終えてあらためての鉋(かんな)がけです。ほんの数回の調整で見事正方形に変身です。その後、またまたあらためての面取り(稜角の削除)です。この作業も実際には一瞬です。

次はカットです。昨日拵(こしら)えたスライド丸ノコのジグ(jig・治具)が大活躍です。これまではストッパーだけでカットしていました。しかし、スライド丸ノコの刃の両側に4~8cmほどの空白があります。小さい材をカットするには不安定です。

いつも左手の筋力トレーニングでした。ジグのおかげで安定度が格段に増しました。都合、90個ほどのパーツでしたが然程(さほど)の時間は要しませんでした。


困ったのは木口(こぐち)の面取りです。木端(こば)の長い面はルーターにセットしたボウズ面ビットで処理しています。

しかし、距離の小さい木口面には不適当でした。醜くなるのです。結局、熟達?している面取り鉋に頼ることにしました。

木端面はボウズ、木口が平面になりました。しかし、ごく小さい面取りです。全く(?ほとんど)問題は無いようです。ボウズ面ビットを使うのは今回が初めてです。腕もさることながら、青森ヒバには向いていないのかも知れません。

出来上がりのサイズは1辺が32cm四方の正方形になりました。流石(さすが)青森ヒバです。完全無垢のピュアー(pure)です。綺麗(きれい)よりも清楚(せいそ)の表現にすべきのようです。

次の課題はこれを入れる箱づくりです。1段にするか2段にするかを考えています。2段にすると16cm×32cmの箱です。一晩眺(なが)めてから決めるつもりです。


明日は12月12日です。「山ノ神」の日です。林業、製材、木工等に係わる方々は、昔からこの日を神聖な日としています。鋸(のこぎり)や鉋(かんな)等で木に瑕(きず)をつける日ではないそうです。一般の方々の正月以上の日のようです。

我が工房も明日はお休みです。神事の真似事です。三方(さんぼう)に御神酒(おみき)等のお供えものをして平素の家内安全にお礼することになります。明日は今日よりも10°も低くなるとのことです。気合が入りそうです。

2010/12/11(土) 18:12