昨日、重陽(ちょうよう)の節句を迎えました。しかし、我が家の「菊」は、「蕾(つぼみ)」の気配はまだありません。或いは、この暑さの作用なのかも知れません。

昨日、町内のゴミの収集所に、「8月30日に熊が出ました。」が掲示されました。熊が出たのは10日前のことです。しかし、その情報は、これまで新聞に載ることなく、市役所からも伝えられなく、まして、町内の「回覧板」にも紹介されていませんでした。恐れ入ること頻(しき)りです。

この連休、当地の花火大会が計画されています。観光協会、町会、お役所とは係わらない有志による花火大会です。良き哉、です。同時に、奥州北端のお役所の「病(や)み」の程度が伝わってくるようです。


「貯金箱」をつくっているところです。これまでの3個は孫用でした。4個目の今回は自宅用です。その塗装段階の最中です。「木工」から「漆工」にスライド(slide)したところです。

塗装作業は、塗料の如何(いかん)に拘(かか)わらず、「塗る、乾かす、ペーパーがけ」の繰り返しのようです。簡単な作業ですが、結構な時間を要します。特に「漆」の乾燥には数日を要することもあります。

その工程を数回繰り返してきました。そして「螺鈿(らでん)」を貼り付けることにしました。「螺鈿」は「木地」に「貝」を埋め、その輝きを楽しむ技法です。

しかし、所詮は素人です。「埋めた(貼り付けた)貝」の上から「漆」を塗ると、貝に「漆」が残り、「輝き」を失います。現在、「漆」の拭き取りを試行錯誤しているところです。

まずは、2000番での磨きを試みます。これら、長時間の、コツコツとした作業は、実に楽しい世界です。「年寄り」に適した世界なのでしょう。


当面している課題は畑の後始末です。尤も、「畑」とはいうものの、駐車場の縁(ふち)の、ほんの「猫の額(ひたい)」ほどのエリア(area)の花壇のようなものです。

これまで活躍してくれたキュウリ、トマト、ナス、ササゲ、ピーマン等の後始末です。片付けた跡にダイコンを植えようとする目論見(もくろみ)です。


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2025/09/10(水) 09:24

このところ、「熊出没」が顕著です。当地も、つい先日、中学校近辺に「熊」の痕跡があったそうです。住所は「熊谷」でした。文字通り、昔からのテリトリーだったのかも知れません。裏山の「茸(きのこ)」もそろそろ時季ですが、ブレーキのかかるところです。

「梨(なし)」の収穫のため、早朝、籠と鋏(はさみ)持参で駐車場に臨みました。しかし、全て消えています。おそらく、何方(どなた)かが先手を打ったとも思われます。丹精した「鉢植え」の「梨」です。ほんの数個の「梨」でした。落胆すること頻(しき)りです。


工作室では「貯金箱づくり」です。勿論、作業は、早朝の涼しい時間帯です。当初、1個だけつくりました。しかし、他にもつくることにしました。更に、自宅用にもつくることになりました。都合、4個にもなってしまいました。

色彩、塗料、外装、デザイン等は変えていますが、構造は何れも同じです。紐等の色は、女児はピンク、男児は緑、自宅用は黒にします。塗料は「木彫オイル」と「漆」です。そしてデザインには「螺鈿(らでん)を採用しました。

「螺鈿」の図案は、「丁子(ちょうじ・クローブ)」、「鍵」、「琴柱(ことじ・琴の弦支え)」、「花びら」、「扇」、「米俵」等です。「宝物」のオンパレードです。

「螺鈿」は、「鮑(あわび)」や「夜光貝」等の「光」る「貝」を「スライス(slice)」して「木地(きじ)」に「貼り付ける」技法のことです。「スライスした貝」は数百枚あります。「橋幸夫」も逝(ゆ)きました。残された時間で使い切ることを考えているところです。

「持ち手」には、市販の「麻縄(らしきもの)」を染めて使います。「出し入れ用の紐」は、以前つくった「太鼓」の余りを「三つ編み」にして使います。

それぞれに手間を要する作業でした。最も時間を要したのは「塗料の乾き」です。特に「漆」には1週間ほどを要しました。しかし、今のこの歳です。「手間のかかる作業」が楽しくなっています。完成後、早速、首都圏に住む孫に送りました。


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2025/09/06(土) 14:36
当地も「線状降水帯」の洗礼を受けました。それを地元紙が大きく取り上げていました。数方からお見舞いの電話を戴きました。ご配慮に感謝申し上げております。

とはいうものの、実際には、当地の「雨」は然程(さほど)のものではありませんでした。或いは、誇大?な情報発信の意図は、新しい言葉「線状降水帯」のお披露目が目的だったのでは、とも思っているところです。だとすれば、マスコミ動員の情報流布です。

今後、本物の大雨の際、「またか」、の、「イソップのオオカミと少年」にならなければ良いのですが・・・。今流行り(いまはやり)の怖い情報網です。今は、もう少しの「お湿り(おしめり)」が欲しい、の状況です。


つい先般の夜明けは3:40頃でした。今は5:00頃です。季節が、矢のように移り変わっています。「キバナコスモス」が咲いています。いつの間にか「秋」です。除雪機の手入れが迫られます。これまでのタイトルは「秋のイントロ」でしたが、今日から、「冬のイントロ」としました。

奥州北端の気象台等での、「初霜」、「初氷」の観測が終了するそうです。北国では、早朝の運転に欠かせない「情報」です。路面では、雪と氷の摩擦力は全く異なるのです、

「盾の番長」が詠った、『益荒男(ますらお)がたばさむ(手挟む)太刀の鞘鳴(さやな)りに幾とせ耐へて今日の初霜』が、やがて忘れ去らなければ良いのですが・・・。

以前、冬の道央道(北海道)を走ったことがあります。その折、当地には見かけない「地温」の表示がありました。

高速道路は、雪は無いものの、路面がツルンツルンに凍っていることがあります。水は氷点下で凍り、それ以上では融けています。それを教えるための「地温」です。奥州北端にも欲しいシグナルです。


拙(つたな)いものの、「貯金箱づくり」は今も続いています。

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2025/09/01(月) 07:43
最近のマスコミ(主に新聞、テレビ)が盛んです。しかし、なんとなく、何れにも違和感があります。

(守備範囲)
① 天気予報の定例の文句が「水分と塩分を採ってください。」になっています。良き哉、です。それに従い、つとめて、「冷たいドリンクのオンザロックと梅干し」を摂っています。しかし、そのサジェストが気象庁であることに多少の疑問も持ちます。或いは、保健所か厚生省からの指導が適当のようでもありそうなのです。

(専門分野)
① 米の生産抑制と促進、価格の高止まり、備蓄と放出等の施策の目まぐるしい折です。これもまた素人(しろうと)の大臣ではなく、現場と専門家からの発信が適当なのかも知れません。
(今の国語力)
① 天気予報から、『大雨(おおあめ)から「小雨(こあめ)」になるでしょう。』、の報道がありました。発信者は、若くスタイルの好い男性アナウンサーでした。広辞苑に「こあめ」は載っていないのです。

(時流)
① 「ローマ字」表記に修正が加えられたようです。英断だったようです。しかし、筆者愛用の「電子手帳」とは、やや次元の違いがあるようです。数十年前?のことですが、「交番」が「COBAN」となったのには驚きました。
② 各地の夏祭りが盛んです。花火大会(鯵ヶ沢、藤崎)、盆踊り(流し踊り)(板柳、三沢)、山車(だし、仮装、ねぶた等の運行、燈籠流し(弘前、むつ、野辺地、川内等)等です。「ねぶた」の前夜祭に行っていた当地の「花火大会」の記憶は無くなっています。
③ 八甲田の標高が1585mから1584m、岩木山が1625mから1624mと、それぞれ1m低くなりました。
④ 「侵略国を直接攻撃しなければ戦争は終わらない。何故、攻めないのか。」と、某大統領が発言しました。手のひらを返した発言でした。傍目(はため)には、確かにその通りに思われます。


このところ、早朝、工作室に入っています。勿論、この暑さです。作業開始時刻は、未だ暗い「暁の頃」が最適です。

課題は「貯金箱づくり」です。拙(つたな)いながらも、つい先般、1個はつくったばかりです。それは幼児へのプレゼント用でした。しかし、同様の幼児があと二人います。彼らにもつくってやるべき、の雰囲気があったのです。

一度つくっています。作業は簡単な筈でした。しかし、つい先般の工程は、ほぼ失念しています。第一歩からの挑戦のようなものです。日に日に衰えていく自身を見せつけられています。

そして、手放す作品には「手直し」を加えたくなります。時間の経過とともに「粗(あら)」は噴出してきます。結局、「エンドレス」の作業になります。どの辺で妥協するかを悩みます。困った宿命です。
2025/08/27(水) 05:00
連日の暑さです。天気予報が翌日の気温予想を前日比で教えてくれます。「ほんの1℃」の違いで一喜一憂する毎日です。


団扇(うちわ)を張り替えることにしました。現場を離れ、新しい団扇が手に入らなかったのです。これまでの図案は「ねぶた」でしたが、斬新(ざんしん)することにしたのです。

新しいものは、菓子箱の「包み紙」です。実は、つい先般いただいた愛知県東海市の「えびせんべい店」の包み紙です。

包み紙は、どこの菓子店でも気合を入れて作っています。その結果、殆どが芸術性を持っています。この「包み紙」も、デザイン性、色使い等において逸品だったのです。

勿論、「団扇の張り替え」なんぞは一般的でない作業です。筆者も、人生初の挑戦でした。しかし、作業自体は極めて楽しいものでした。それは丁度、以前やったことのある「屏風(びょうぶ)」の張り替えに似ていました。


今朝も園芸作業を楽しみます。早朝の涼しい時間帯は極めて爽快でです。とはいうものの、猫の額ほどの畑ながら、農作業には、それなりの手間を要します。

今日の課題は、予(かね)てから決めていました。「スイカ(西瓜)」の「収穫」です。大玉1個、小玉6個を収穫しました。はじめてにしては、見事な結果です。と自負するところです。

実は、収穫のタイミングを、何でも知っているWEBに、事前にお訊きしていました。それを参考にしました。
① 果実近辺の「巻ヒゲ」が枯れてから。
② 受粉後45~50日ほど(小玉は45日、大玉は50日)が適期。尤も、受粉の日付の記憶は全く記憶になく、どれが「大玉」か「小玉」かも完全に失念してもいます。
③ 叩いて、「ドンドン・ボンボン」と低く、ズシリとした鈍い音を発している。・・・コンコンは十分に熟れていない証。・・・これは解りやすい目安でした。

いよいよ、実際、「割って」の「様子見」です。まずは小玉スイカに手をかけます。単なる「スイカ」ながらも、「割る」ことには「大決断」を要します。ビビリながらの大決断です。そして、緊張の瞬間です。

結果は、やや「熟れすぎ」の感はあるものの、見事な「赤」と食感です。つい、「万歳三唱」を発します。


ついでに「枝豆(えだまめ)」の収穫です。それぞれに、20個ほどの鞘(さや)がついていて、マメにも実が入っています。尤も、全体量は、ほんの少量でした。

しかし、「タネ蒔き」からスタートして育てたものです。その思いには一入(ひとしお)のものがあります。

勿論、収穫の前に、工作室のストーブで「湯」を沸かしておきます。やはり、茹(ゆ)でたては「フッ」とした特別の風味を醸(かも)し出します。

スイカ同様、湯がいたエダマメをご近所にお分けします。「来年は、今年の10倍つくりましょう。」の要望をいただきます。

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2025/08/17(日) 10:36
日中は相変わらず暑いです。しかし、朝夕にはヒヤリとしたものがあります。夜明けが日に日に遅くなってきました。一時(いっとき)3:40頃だった日の出が5:00頃にもなっています。

そして、「ねぶた」の「七日日(なぬかび)」も瞬(またた)く間に終わりました。季節が一目散に冬に向かっています。


今朝は「木工」を楽しみます。いつものことながら、「工作室」は乱雑でした。そして、何処に何があるかを殆(ほとんど)ど失念しています。既に好い加減な年齢です。当然のことながら、記憶力は加速度的に減退しているのです。

設定した課題は、「貯金箱づくり」です。「貯金箱」はこれまで数個つくっています。手元に残っているのは「螺鈿(らでん)仕上げ」の1個だけです。それは、「一旦入れたものは取り出せない」の構造です。

それに反して、今回は、「出し入れ自由バージョン」に挑戦です。これには若干の「パズル(puzzle)」的要素を織(お)り込もうとします。把手(とって)もつけました。実は、仕上がり状態が意外に大きく、重量があります。持ち難(に)くかったのです。

「把手の紐」には、「緑」に染めた「麻縄紐(ひも)」を採用します。見たことの無い「緑の紐」です。その意外性を楽しみたかったのです。「染料」は、先日使った「凧絵具(たこえのぐ)」です。

本体の材は「欅(けやき)」です。「頑丈(がんじょう)」で、「木目(もくめ)」が「クリア」だったことによります。「木彫オイル」を2度ほど塗って完成です。

しかし、出来は不満足です。これは、「腕」もさることながら、「工具」の準備不足にもよるようです。特に「焼鏝(やきごて)」は、どこを探しても見つけることが出来ませんでした。


明日は「盆の13日」です。墓参のため、遠方から一家がお見えになりました。久しぶりに賑(にぎ)やかな一時(ひととき)を迎えました。
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2025/08/12(火) 15:06