昨夕、これまでの「おひな様」を片付けました。今日から「兜(かぶと)」になりました。或(ある)いは、「端午の節句(たんごのせっく)」まで飾ることになるのかも知れません。


「春の兆(きざ)し」を漂(ただよ)わせる昨今です。あれだけの大雪と厳冬が刻々と変化することは信じ難いことです。とはいうものの、この「春の兆(きざ)し」は、やがて、春、夏、秋を経(へ)、再び厳冬に向かうことを思わせもします。

「石坂まさを」作詞の「必殺シリーズ」、「春とおもえば 夏が来て 夏とおもえば 秋が来て 所詮(しょせん)最後は 寒い冬」を連想させるのです。

とはいうものの、つい、「春の兆(きざ)し」に誘発され、書斎に「緑」を取り入れたくなります。結局、「黒松」、「梅」、「万年青(おもと)」、「小枝」等を運び入れました。

とはいうものの、狭い書斎です。何(いず)れもほんの数年経たばかりの「幼木」です。「黒松」は、種から育てたものです。「万年青」は140年ほど前から母屋(おもや)の庭にあった「子孫」です。

「小枝」は、今冬の雪で折れたものです。「葉芽」ながら、「芽吹(めぶ)き」の気配を見せていたのです。何の枝か解らないまま、家に持ち込み、「薬の空き瓶」に「挿(さ)」しました。

その結果、突然、20数鉢の「緑」が眼前に出現しました。そして、ほんの一角ながら、「緑」が部屋を占めます。


尤(もっと)も、予報では、今晩の奥州北端は暴風雪になるのだそうです。「春の兆(きざ)し」の中とはいうものの、「行きつ戻りつ」の「春」です。

春よ来い、早く来い。

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2026/03/07(土) 13:13
今冬は、例年にない大雪でした。その雪が我が家にも及びました。屋根の一部が壊れています。これは、雪が氷化して重量を増したことによるもののようです。

考えられる他の理由は、家の老朽化です。何せ、築140年ほどにもなっている「あばら家」なのです。

今日、庭に出て、大雪の足跡を覗(うかが)ってみました。庭の「門」が倒れています。「物置(ものおき)」の「明り取り」の「ガラス」が壊れています。

石灯籠(いしどうろう)の傘が落ちています。「サツキ」、「イチイ(一位)」、「紅葉(もみじ)」等の庭木は、1mほどの重い雪に押し潰(つぶ)されたままです。惨憺(さんたん)たるものでした。

全体的雰囲気(ふんいき)は、「藤村(島崎 藤村・しまざき とうそん)」の、『・・・あたゝかき光はあれど 野に滿つる香(かをり)も知らず・・・』の世界です。奥州北端は、まだ寒いのです。


今日は3月3日です。「ひな祭り」の日です。我が家も、先日から「おひな様」を飾ってきました。尤も、「お内裏雛(だいり)さま」と「お雛(ひな)さま」の二体だけです。

実は、場所が狭く、他の「右大臣、左大臣」、「五人囃子(ごにんばやし)」、「官女たち」等は「押し入れ」の中でお休みいただいています。

「コンガ」は「笛太鼓」のつもりです。来年こそは、全部の「人形」を飾るつもりです。記憶では、100体以上はあった筈です。

とはいうものの、添付画面の「椿(つばき)」は庭から摘(つ)んだものです。「松」は「種」から育てました。コンガ(打楽器・太鼓)も自作です。因(ちな)みに、その「皮」は、ケープタウン(南ア南端)から取り寄せました。

「拭き漆(ふきうるし)」の「欅(けやき)の台」は数年前につくったものです。等々、何(いず)れも思い入れのあるものばかりです。更に、今日のお昼の「散(ち)らし寿司(ずし)」です。「サトウハチロウ」の「うれしいひなまつり」を聞きながらいただきました。


春になったら、「あれをしよう。これをしよう。」と、雪が降る前から思いを巡(めぐらせ)ていました。その一つが「種蒔き(たねまき)」でした。その「種」を秋から集めてきました。

尤(もっと)も、肝心(かんじん)の、「種を植える」畑はほんの「猫の額」です。結局、「種」の殆(ほとん)どは、例年のように、ご近所の皆様に、無理やり(むりやり)戴(いただ)いてもらうことになります。


春よ来い、早く来い。

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2026/03/03(火) 13:18
昨夕は遅い帰宅でした。リフレッシュ(refresh)のため、朝、一時間ほども、ボケーッと温泉に浸かりました。彼方(かなた)の山々を窺(うかが)うことのできる地元の温泉で、です。

あれほどあった雪の山がここ数日で消え去ろうとしています。驚くばかりの雪融けのスピードです。「擬態語」的には「ガクン、ガクン」と、です。とはいうものの、吹く風は依然として冷たいです。

しかし、昼からの強い日差しに誘われて外に出ます。雪融け後の園芸コーナーは、やはり散々(さんざん)たるものでした。多くの枝は付け根から折れ、石灯籠(いしどうろう)の傘は落ちています。

蹲(つくばい)の蓋(ふた)はバラバラになり、昨夏つくった井筒(いづつ)の傘は壊れています。大きい植木鉢は寝っ転がっています。また、「線路の枕木(まくらぎ・畑の枠(わく)」は「しっちゃかめっちゃか」の体(てい)たらくです。

まるで、寺山修司(筆者の高校先輩)が残した『村境の春や錆びたる捨て車輪ふるさとまとめて花一匁(いちもんめ)』のようです。

健在だったのは「松」の他、「万年青(おもと)」、「 苺の苗(イチゴのなえ)」等の「しなやか」な草の類(たぐい)です。「松」は「種」から育てたものです。数年前、「一粒3~4円」で静岡県から求めたものです。愛着一入(ひとしお)のものがありました。健在だったことにホッとしていること頻(しき)りです。


春よ来い、早く来い。

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2026/03/02(月) 16:25
昨夜半は大雨でした。それに加えて今日の「春風」です。雪融けが一段と進みました。とはいうものの、屋根の下はまだ1mほどの雪です。

いつまでも続くと思われた厳冬でした。しかし、いつの間にか、「植木鉢」を覆(おお)っていた雪の大方(おおかた)が消えかかっています。駐車場の隅の畑は「ネギ(葱)」が息吹(いぶ)こうとしています。やはり、3月です。


今夕(3月1日)は「卒業を祝う会」に呼ばれています。簡単な挨拶を乞(こ)われています。然(しか)し、既に好い加減な歳(とし)です。念のため、その「レジュメ(RESUME)」を作ることにしました。


「筋力」が衰えています。冬季間の運動不足の所以(ゆえん)です。特に、「大腿四頭筋、ハムストリング」が顕著です。年甲斐(としがい)もなく、鍛え直しを考えているところです。


春よ来い、早く来い、です。

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2026/03/01(日) 11:10
ここ数日の最高気温が6℃ほどにもなりました。更に「春風」が手伝い、日に日に雪融けが進んでいます。

それでも春を待ちきれず、書斎に「緑」を持ち込みました。「梅」、「松」、「椿」の「小枝(さえだ)」です。

「松」は10年ほど前に「種」から育てた数十鉢のうちのひとつです。「梅」は、30年来育ててきた数鉢の古木のひとつです。「椿」は狭庭(さにわ)の「生垣(いけがき)」から摘みました。

何(いず)れにも「思い入れ」頻(しき)りです。

春よ来い、早く来い、です。

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2026/02/26(木) 14:47
「雨水(うすい)」は既に迎え済みです。奥州最北端も、2mほどあった雪が1m以下になっています。つい先日まで重機を駆使した除雪作業は、今は夢のようです。

「イソップ物語?」の「北風と太陽」を思い出しています。このストーリーは、「北風」と「太陽」が、旅人の外套を脱がせる力比べです。

北風が強い風で吹き飛ばそうとしますが旅人は、逆に外套をしっかりと押さえます。他方、太陽が暖かい日差しを照らすと外套を脱いでしまいます。という逸話です。

この「北風と太陽」が「重機と春の息吹」と重複してくるのです。尤(もっと)も、「雪融け」のエネルギーは、単に「春の暖かさ」だけではなく、「春風」も作用しているようです。

その気配に「後押し」され、「性懲り(しょうこり)」もなく、触手が「あれこれ」に及びます。その一つが「貯金箱づくり」です。

半年前に手がけた「貯金箱」です。木工ボンドで「接(は)」いだコーナーの一部が「剥(は)がれて」います。他に「塗(ぬ)」りや「螺鈿(らでん)」にも不満足感があったのです。

「コーナー」には「楔(くさび)」を打とうとしています。「塗(ぬ)」りは数回の「拭き漆」を施そうと考えています。「螺鈿(らでん)」は数ヵ所の追加を考えたいところです。

今回の最大の課題は「金継ぎ」です。これは、先般の奥州北端の大地震(12月8日)で被害に合った「茶碗蒸しの器」の修復です。因(ちな)みに、我が家の被害はその一個だけでした。

破片は「11片」に及んでいます。それらを「金継ぎ」で修復する企てです。「破片」の接着剤は「漆」です。

「漆」の乾く条件は「高温多湿」です。しかし、このところは「低温乾燥」です。今は、テッシュペーパーに「水」を含ませ、ストーブの前に置く等、「高温多湿」の条件を満たそうとしているところです。


春の気配が、「春になったら、あれをしよう、これもしよう」の思いを促(うなが)しています。ワクワクしています。

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2026/02/24(火) 09:50