このところの奥州北端は、終日の曇天です。早朝も細(こま)かい霧雨でした。しかし、日中(にっちゅう)には時折、陽光が射します。作業小屋には「サラサラ」とした風が入り「風鈴」を誘います。ベスト以上の作業環境です。

その中、ラジヲでは『エアコンを必ず使って下さい。』と「ヒスティリック」に訴えています。少し「ムッ」とします。
実は、我が家には「エアコン」が無いのです。あると言えば「風鈴」と「庭の戸」を広げる程度です。

「エアコンを使え」と大上段に言われてても無理なのです。また、この「上から目線」の「物言い」は、首都圏のみを対象としたものです。「ムッとせざるべけや」なのです。

テレビで発信している「酷暑日」が市民権を得ています。これもまた、首都圏本位の目線で生まれた「新語」のようです。奥州北端には関係の無い世界なのです。

単に、「風鈴」がありさえすれば良いだけなのです。


今日もまた「木工作業」を楽しみます。課題はこのところ続けてきた「弁当箱づくり」です。
「2段重ね弁当箱」を「12セットほど」をつくろうとしています。
これまで、「糊漆(のりうるし)」での「隙間埋め」等、部材の組み合わせに時間を要してきました。

「12セットほど」となると、「箱」としては「24個ほど」です。目の前は「箱だらけ」です。

取り敢(あ)えず、状況確認のために1個だけ「仕上げる」ことにしました。

当初、短時間にできるものと思っていました。しかし、「目地合わせ」やコーナーの調整等に、意外に多くの時間を要します。

使った工具は「ベルトサンダー」です。この扱いには微妙な手加減を要します。「削り過ぎに要注意」なのです。

また、久しぶりに「手鉋(てかんな・替え刃鉋)」も使いました。

老いた身の「お遊び」です。「間違い」や「頓珍漢」、「意外な結果」等の続出です。

それでも楽しい時間でした。ま、気長に楽しむつもりです。

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2026/07/27(月) 04:07
夏至を迎えてから一ヶ月ほどが経(た)ちました。天体のメカニズムの如何のほどは解りませんが、畑を含めて植木鉢、そして、多少ながらもそれに係る筆者もまた同時に、豊穣(ほうじょう)の瞬間を迎えさせて戴いております。

この頃、薄明(うすあか)るくなるのは4:00頃です。それでも起床時刻は、夜明けの時刻とは無縁に、冬の除雪の頃の起床時刻のままです。起床の時刻が体に染みついてしまっているのです。

今朝も3:00前の起床でした。起きて書斎に入ると、「イブモンタン」の「1962年日本公演」の様子がテレビに流れていました。

「イブモンタン」のステージのテレビ放映は50年前にもありました。その放送のあった翌朝、今は亡きお袋様が、『昨晩のイブモンタンは良かったですね。』と話しかけてくれたことを記憶しています。

しかし、当時の筆者はその番組を観てはいませんでした。その番組が50年経(へ)た今朝(けさ)(2026/7/21)3時半に放映されていたのです。

やはり、歌唱力は勿論(もちろん)、洒脱(しゃだつ)、洗練の域、贅肉を削除した振り付け、隠れた品性等を思わせる見事な舞台でした。因(ちな)みに、「イブモンタン」はシタリア生まれのシャンソン歌手だった筈(はず)です。


工作室では「弁当箱づくり」の続きを楽しみます。今はまだ「粗削(あらけず)り」の段階です。しかし、何となく「先行(さきゆ)き」が見えてきています。

20段ほどをつくりました。「弁当箱」の構造は、一段でも5段でも対応できる構造です。何となくワクワクしてきます。

最終段階の「塗装」は「漆(うるし)」の予定です。「拭き漆(ふきうるし)」です。これは、「漆を塗った後に拭(ふ)き取る」ことを繰り返す「塗り方」です。

「色合い」は、以前つくったサンプルのように、「内側は赤」、「外側は黒」が良さそうです。

この「塗」には結構な時間を要します。今年の「夏中の朝」は「拭き漆」に終始しそうです。

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2026/07/22(水) 06:25
蜻蛉(とんぼ)が大発生しています。よく解りませんが、今般の雨と気温の高さの影響なのかも知れません。


先般から「弁当箱」をつくっているところです。その「サンプル」は、普段、昼食の、「親子丼」、「かつ丼」、「天丼」、「うな丼」等で愛用している「弁当箱」です。

素材は「青森ヒバ」です。先般、22個ほど分のパーツをつくりました。コツコツとつくりました。パーツ数は、100以上あったようです。スタート時点でのパーツの「組み立て」には「マスキングテープ」と「木工用ボンド」を使いました。

とはいうものの、食器に「ボンド」を使うのは歓迎するところではないことから、最終段階では「漆(うるし)」を使うことになります。

組立時の「配慮」は、組み立て後に「ボンド」が露出しない工夫です。そのため、筆者の場合の組み立ては「キッチリ」とではなく、敢(あ)えて「隙間(すきま)」ができるように組み立てます。将来、その「隙間」に「糊漆(のりうるし)」を「注入」し、組み立ての強化とともにボンドを表面に出ないようにする工夫の一つです。

因みに、筆者の「糊漆」は「生漆(きうるし) 」+「やまと糊」+「とのこ」等を捏(こ)ね合わせたものです。


「合歓(ねむ)」が満開です。「しのぶもじずり」が咲いています。「捩花(ねじばな)」です。百人一首の『陸奥(みちのく)のしのぶもぢずり誰ゆゑ(え)に 乱れそめにしわれならなくに(源融(みなもとのとおる))』が詠った「もじずり」です。

歌の意味は、「もぢずりの乱れ模様のように、あなたのせいで私の心も乱れ始めました。私のせいではないのに。」のようです。

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2026/07/19(日) 06:31
世界中が暑いようです。奥州北端もまた然(しか)りです。今日の最高気温は32℃ほどだったそうです。明日はもっと高くなるとの予報です。「北の街(きたのまち)」では珍しいことです。

しかし、体調は頗(すこぶ)る快調です。工作室では今日も「弁当箱づくり」を楽しみます。「二段重ね弁当箱」をつくるつもりです。

「二段重ね」とはいうものの、単なる「箱」を2個積み重ねるだけです。何とかなりそうでした。

とはいうものの、「二段」と「一段」とは若干(じゃっかん)ながらも異なる世界があります。加えて、「つくる側」の事情もあります。

既に「好い加減」な歳です。「想像力」、「構築力」、「注意力」他「運動神経」等の「能力」等々はそれなりに衰(おとろ)えています。

しかし、この作業の目的は「期待する結果」に至らしめることではなく、本来は、「やってみる」ことに意味があります。結果の「出来」等はどうでもいいのです。

欲を言えば、仮に「失敗」したとしても、その失敗のメカニズムを「認識」することにあります。仮に失敗したとしても、「頭を掻(か)け」ば良いだけなのです。

今回も、やはり「チョンボ」がありました。それも、「まさか」と思われるポイントでです。即、「頭」を描きます。

戸を開け放ち「風鈴の音」を楽しみながらの作業です。快(こころよ)い瞬間を満喫しています。


長時間に及ぶ雨の後、再び降りました。その恩恵をいただいたようで、「ダイコン」が益々(ますます)旺盛(おうせい)です。「良き哉(よきかな)」です。
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2026/07/17(金) 15:10
ほんの「猫の額(ひたい)ほど」のエリア(area)ですが、畑作を楽しんでいます。狭(せま)い畑での、素人のするお恥ずかしい畑作行為です。

しかし、このたびの「雨」は待ちに待った天の恵みでした。狭い畑にも降ってくれたのです。

雨の前に蒔(ま)いたダイコンの種がこの雨で「芽吹き」ました。ダイコンを育てるのは人生初です。つい、感激の拍手喝采を送りました。

話は飛びますが、その「雨」の中、天気予報は、『北に梅雨は無いのですが、この雨は、梅雨前線の影響です。』、と訳の分からないことを言っていました。

地球規模で、これまでと異なる天候を迎えている中です。放送局さんにも意識改革が必要なのかも知れません。


いつの間にか「好い加減な歳」を迎えていました。多くを語った同期の中には、「西方に逝(い)った者」、「入院中の者」、「運転免許返上者」、「動くことが大儀になった者」等々が多くいます。必然的に、彼らと出会う機会は稀(まれ)になり、お付き合いは日に日に疎(うと)くなっています。

しかし、季節は、それらの事情とは無関係に巡(めぐ) っています。『人はいさ心も知らずふるさとは花ぞ昔の香に匂(にお)いける(紀貫之・きのつらゆき)』(人の心の移り変わりとは異なり、花だけは昔のままだ)。この「花」は「梅」のようです。

『行き暮れて木の下かげを宿とせば花や今宵のあるじならまし(平忠度・たいらのただのり)』(源氏に追われた忠度が状況を詠ったもののようです)。 この「花」は「桜」のようです。

『さざ波や滋賀の都は荒れにしを昔ながらのやまざくらかな』(志賀の都は荒れていても、山桜は昔と同じく咲いている)。この歌は、忠度が藤原俊成に託し、後に「拾遺集(しゅういしゅう)」に載った歌です。

何(いず)れも、人とは異なる自然の不変性を詠(うた)ったもののようです。「梅や桜」は「春」ですが、今の我が家の「春に追い立てられた花(K.Tの番外地)」は、「ハマナス」ではないものの、夏の「花」に溢(あふ)れています。

尤(もっと)も、筆者の知る今の季節の「花」の名前は、せいぜい「合歓」、「紫陽花」、「露草」程度です。合歓(ネム)」は「眠(ねむ)る」に由来しているようです。夕刻になると「葉」が萎(しぼ)むからのようです。

「紫陽花(アジサイ)」は「白楽天」の歌を倭人が誤訳したことと関係があると聞いたことがあります。「七変化(しちへんげ)」、「八仙花(はっせんか)」の名前もあります。

「露草」は、濡れた「朝露」がいつの間にか消え失せるように、咲いた花は昼にはいつの間にか萎(しぼ)んでいる、ことに由来するようです。


昼前から工作室に入り、「弁当箱」づくりの続きを楽しみます。今日は、「パーツ(parts)」づくりからです。「二段重ねの弁当箱」をつくることにしました。1個つくるときのパーツ数は13個ほどです。「12個」ほどをつくるつもりです。結構な量のパーツが必要になります。

更に、それぞれの寸法には「相関関係」を持っています。「1mm」の狂いも許せない加工です。まず「丸鋸(まるのこ)」の「角度」の確認です。

今日の作業は、「蓋(ふた)」、「側面」、「底面」の中の、「側面」だけの4面の「パーツ」づくりになりました。

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2026/07/15(水) 05:56
いつの間にか「七夕(たなばた)」が過ぎました。待ちに待った「夏」です。日中は暑いものの、明け方はヒヤリとします。雨の予報です。久しぶりに「水遣(みずやり)」から解放されそうです。


暖かさの所為(せい)か、アクティビティー(activity・能動的)になっているようです。つい、工作室に入りたくなります。

課題を、予(かね)てから手をかけている「弁当箱づくり」にします。尤(もっと)も、今回は、本番ではなく、先ずは「サンプルづくり」です。

納得できる出来塩梅(あんばい)であれば、20個でも100個でも、考えることなしに瞬間的に作ることが可能になります。

今日のテーマは、「身と蓋」の「マッチング」の模索です。因(ちな)みに「身」というのは「器の本体」のことです。結局、「蓋(ふた)」に「窪(くぼ)み」をつけて「身」との安定度を演出するプログラムにしました。

「窪み」は「ルーター」で削ることにしました。「ルーター台」は、先日出しています。今日の作業は、そのチェックからです。

先ず、既に「ルーター台」に装着している「ビット」を取り外します。取り外(はず)す過程で、昔、同じ過程で学習したストッパーやアダプター等の仕組みや作業等、当時の様子が蘇(よみがえ)ってきました。

今はどうか解りませんが、当時、ルータービットは日本製、それを締め付けるアダプターはアメリカ製だったと記憶しています。その寸法もまたミリメートルとインチでした。その寸法の「ズレ」は「1mmの数十分の1」ほどです。

昔はこの解決を「マスキングテープ」に頼っていました。今回の「弁当箱づくり」にも「マスキングテープ」を使うことにしました。現代の工具や部品のマッチングはどうなっているかは解りませんが、もはや、新規の機器購入をする歳ではなくなっているのです。


「キヌサヤ」が次々に「サヤ」をつけています。ご近所にお分けしています。しかし、収穫作業は大仕事です。

「合歓(ねむ)」が「淡いピンク色」の花をつけ始めました。


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2026/07/09(木) 10:41