「カホンづくり」をテーマに、「蟻組(ありぐみ)」に挑戦しているところです。課題は、単に、「蟻組ビット」での「溝掘(みぞほり)」です。

しかし、実際には、さまざまな「憂(うれえ)」が伴います。そのひとつが、「ビットの安全性」です。「ビット」の役割は、「刃のついた軸」を回転させ、加工物を削り取ることです。その際、「軸の強度」が問われます。そのため、ある程度、「丸鋸(まるのこ)」で削除した後に「ビット」を使います。

話は飛びますが、「寸法」の単位には、「インチ」と「ミリ」があります。「1/4インチ」は「6.35mm」です。「6mm」の「コレットチャック」に「1/4インチ」の軸は挿入できないようになっています。半日ほどの格闘で、ようやく、「アダプター」を探し当てました。

当面の作業目的は、2つの「等脚台形」をつくることのようです。何とかつくってみました。しかし、「何かが変」です。天文学的な隙間(すきま)があるのです。その他、どうやら、理論的な間違いもありそうです。今晩、考えることになります。

「蟻組」の「ジグ(jig)」は、世界中で販売されているようです。それも数万円で、です。結構な価格です。それは、素人の稚拙な技でやれるものではないからなのでしょう。或いは、この際、専用の「ジグ」を入手すべきなのかも知れません。

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2022/09/07(水) 16:01
「カホンづくり」を主テーマにして半年ほど経ちます。これまで26個ほどつくったようです。飽きもせず続けてきたのには、それなりの理由がありそうです。

その中には、毎日が日曜日であることがあります。そして、木工作業が、お勤め時にはやりたくても出来なかった永年の憧れであったからなのでしょう。特に、「カホンづくり」は、「楽器」としての魅力も然ることながら、先人の歩んだ木工技術に触れる機会でもあります。

今日からは、「蟻組(ありぐみ)」です。以前、齧(かじ)ろうとしたことはありまが、即、断念した記憶があります。実は、「蟻組」の理屈は考えても手に負えないものでした。3次元的思考回路が伴うからです。今回は、いわば、初めての試みです。五里霧中の中、兎も角、やってみることにしました。今日はまず、イントロダクション(introduction)です。

「蟻組」は、「あられ組」とともに、筆者のような木工初心者には憧れの世界でした。長い間、イメージしてきた難問課題のひとつでした。因みに、「あられ組」の語源には、いくつかのルーツ(roots)があるようです。「ひな祭り」の「雛霰(ひなあられ)」、空から落ちてくる、「あられ・霰粒状の凹凸形」、「賽(さい・サイコロ)」、或いは、「市松(いちまつ)模様(碁盤目状の格子を色違いに並べた模様?)」等です。

他方、「蟻組」は、その形が「蟻の頭部」に似ていることからの命名のようです。しかし、これは、日本での名前のようです。海外の多くは、この形を「ダブテール(dove tail)」としています。これは、「鳩の尻尾」に似ていることからのようです。

問題は、「仕口(しぐち)」の加工です。現代の文明下では、「トリマー」や「ルーター」に、V字型のビット(bit)を装填していることが一般的なようです。そして、専用の「ジグ(jig)」も出回っています。工作室の隅を漁(あさ)ると、「ビット」だけは残っています。

次は作図です。ダイソーで求めた分度器、コンパス(ディバイダー)等が大活躍です。内容は、台形を組み合わせるだけです。しかし、「上底、下底」、そして「高さ」の関係等には、深淵さを窺わせます。

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2022/09/06(火) 14:46
「カホンづくり」を通して、「コーナージョイント」のお勉強をしているところです。今日の課題は、名前はよく解らないのですが「包接(つつみはぎ)」です。おそらく、「相決(あいじゃくり)」の一種のようです。

これについては、長い間、イメージしてきました。しかし、至難でした。どうやら、老骨には、立体的構図のイメージは無理なのかも知れません。特に、「相決」のイメージには、不思議な次元がありそうでした。

結局、解決に至る道筋は、単に、実際にやってみることです。仮に失敗したとしても、その失敗が解決に導いてくれるからです。

未経験の世界です。憂いのひとつは「工具の使い方」でした。この歳です。「怪我」の無い、安全確保が最優先です。果たして、丸鋸(まるのこ)と定規(じょうぎ)での加工が可能かどうかが不安でした。不測の状況を生じさせないように、十分な時間をかけ、複眼的視野で思いを巡らせます。多くの瞑想時間を要します。

しかし、「案ずるよりも産むが易し」です。結果は、期待していた以上のものです。尤も、やや?「隙間」はあります。しかし、この程度は、「木屎(こくそ)」に手助けしてもらいます。因みに、「木屎」は、「木の微粉末」のことです。中学高校では教えない日本文化のひとつです。

今回の材料は「山桜」です。鉋(かんな)をかけた後の木肌は、「花」同様、やはり、淡い「桜色」です。将来の「塗装」のため、端材(はざい)でつくったサンフルに「木彫オイル」を塗ってみます。結果は、「控え目だった淡い桜色」は失せて、やや、「濃い色」に変化します。少し、悩むことになります。

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2022/09/02(金) 15:23
いつの間にか、今日は8月31日です。明日からは「秋」です。極寒の折、待望した緑の季節が矢のように過ぎてしまいました。

「カホンづくり」を通して、「コーナージョイント」のお勉強をしているところです。今日の課題は、昨日に続いての「あられ組み」です。何度か試みた課題です。「トリマー」に「ストレートビット」を装填し、次々に等間隔で「溝」をつくるだけの簡単な作業です。

しかし、「硬い桜」は初めてのことです。YouTubeで検索すると、『「ビット」にかかる「負荷」の軽減には、事前に、「カットする部分」を「丸鋸」等で「削除」し、その後、「ビット」を当てる。』とありました。

昨日、そのご指導に従ってやってみます。結果は、見事に失敗です。組み合わせ部分に隙間を生じてしまいます。

「埋木(うめき)」で凌ぎます。これは、別材で隙間を埋める手段です。恥ずかしいながらも、『誤りを正すに憚(はばか)ること勿(なか)れ』を「正義」にしたのです。とはいうものの、この「埋木」の痕跡は、一見、気付かないものでもあります。

老いた身には、メジャーと鉛筆を使った、削除部分の「墨付け」は、難度が高過ぎたのでしょう。

今日は、「留め接ぎ」の追加もします。

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2022/08/31(水) 14:04

「カホンづくり」を通して、「コーナージョイント」のお勉強をしているところです。「コーナージョイント」は、「洋の東西」を問わず、多くの先人によって見出されてきた世界です。

しかし、半生をお勤めに費やした者にとっては初めての試みです。残された時間を、貪(むさぼ)るように楽しんでいるところです。

今日の課題は「組み接ぎ」です。実は、当初、「あられ組 (フィンガージョイント)」を目指したのですが、華奢な「トリマー」で硬い材(桜)を加工するには忍びなく、「丸鋸(まるのこ)」を使った簡単な「組み接ぎ」にしたのです。

最も難しかった工程は「墨付け」です。これは、「刃」をあてる場所への「印づけ」のことです。「トリマー」の場合は、ジグ(jig)により、誤差「紙一枚」程度で収まりますが、「丸鋸」の場合の「墨付け」は難度の高いものです。

結果的に、数か所に「隙間」が生じます。不満足極まりないところです。しかし、「埋材」でカバーします。

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2022/08/27(土) 07:30
「カホン」をつくっているところです。一般的な「カホン」の形は「箱型」です。材料は、「コンパネとベニヤ板」です。振動元は、スネアドラムの「スナッピー」とギターの「弦」です。

しかし、初めての試みです。「形や大きさ」と、「音色」との関係がわかりません。取り敢えずつくってみました。本来の大きさは「スツール(stool)」大のようです。しかし、試作としては結構な大きさです。「ミニバージョン」が良さそうでした。当初の目的は、形、大きさ、縦横等の寸法による「音色」の違いの確認でした。結局、それぞれ、それなりの「音」を確認することができました。

次の確認は、「箱」の「構造」でした。「カホン」づくりを通して、これまでやったことのない様々なパターンを試すことです。「芋接ぎ」、「留め接ぎ」、「あられ組」、「ダボ接ぎ」、「平打ち付けつぎ」、「相欠きつぎ」等のお勉強です。因みに、一般的な「カホン」は、「片胴付き大入れつぎ」のようです。

今回は、「留め接ぎ」と「ダボ接ぎ」の組み合わせです。「留め接ぎ」は、コーナーの両者を45°にカットし、両者を合わせて直角にする方法です。「ダボ接ぎ」は、繋ぐ両者に穴をあけて「繋材(つなぎざい)」の「ダボ」を刺し込む方法です。

今回は、その「ダボ」を45°に刺し込むやり方です。「治具(jig)」は数日前につくっています。今日は、その「出来塩梅(あんばい)」の確認です。

いくつかのトラブルがあったものの、何とか、期待道理の結果を見ます。トラブルのひとつは、「穴あけ」の際の「ビットの出口で生じるバリ」です。もうひとつは「ダボ切り用」の「鋸」を探せなかったことです。本来は、「アサリ無し」の「鋸」をつかうつもりだったのです。「アサリ」による瑕(キズ)は、サンドペーパーでの修復になります。



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2022/08/21(日) 18:23