「カホンづくり」を主テーマにして半年ほど経ちます。これまで26個ほどつくったようです。飽きもせず続けてきたのには、それなりの理由がありそうです。

その中には、毎日が日曜日であることがあります。そして、木工作業が、お勤め時にはやりたくても出来なかった永年の憧れであったからなのでしょう。特に、「カホンづくり」は、「楽器」としての魅力も然ることながら、先人の歩んだ木工技術に触れる機会でもあります。

今日からは、「蟻組(ありぐみ)」です。以前、齧(かじ)ろうとしたことはありまが、即、断念した記憶があります。実は、「蟻組」の理屈は考えても手に負えないものでした。3次元的思考回路が伴うからです。今回は、いわば、初めての試みです。五里霧中の中、兎も角、やってみることにしました。今日はまず、イントロダクション(introduction)です。

「蟻組」は、「あられ組」とともに、筆者のような木工初心者には憧れの世界でした。長い間、イメージしてきた難問課題のひとつでした。因みに、「あられ組」の語源には、いくつかのルーツ(roots)があるようです。「ひな祭り」の「雛霰(ひなあられ)」、空から落ちてくる、「あられ・霰粒状の凹凸形」、「賽(さい・サイコロ)」、或いは、「市松(いちまつ)模様(碁盤目状の格子を色違いに並べた模様?)」等です。

他方、「蟻組」は、その形が「蟻の頭部」に似ていることからの命名のようです。しかし、これは、日本での名前のようです。海外の多くは、この形を「ダブテール(dove tail)」としています。これは、「鳩の尻尾」に似ていることからのようです。

問題は、「仕口(しぐち)」の加工です。現代の文明下では、「トリマー」や「ルーター」に、V字型のビット(bit)を装填していることが一般的なようです。そして、専用の「ジグ(jig)」も出回っています。工作室の隅を漁(あさ)ると、「ビット」だけは残っています。

次は作図です。ダイソーで求めた分度器、コンパス(ディバイダー)等が大活躍です。内容は、台形を組み合わせるだけです。しかし、「上底、下底」、そして「高さ」の関係等には、深淵さを窺わせます。

20220906-144721.jpg20220906-144746.jpg
2022/09/06(火) 14:46