「園芸事情」・・・イントロダクション

曇天(どんてん)ですが暖かい日です。午前中は庭の整理です。葉が緑の草花の鉢(はち)がまだ庭に出ています。シンビジューム、デンドロビゥム、アロエ、コケ(苔)、パセリ等です。

耐寒温度は、シンビが5~6℃、デンドロが7~8℃と聞いています。アロエは乾燥には強いのですが低温には弱いです。尤(もっと)も、鍛(きた)えられることで、更に低い気温にも対応するようです。

バセリは今春、種から育てたものです。刺身(さしみ)のツマ(妻)等に使われるハーブです。しかし、実際には食べることは殆どなく、専(もっぱ)ら観賞用です。青々とした緑が綺麗過ぎるのです。

これらを室内に入れることにしました。収納先は工房の温室です。ガラス張りですが、そのガラスにはヒバの微粉末が付着しています。内部がぼやけています。

外して水洗いしました。2年ぶりのガラス磨きです。やってみると意外に簡単な作業です。これから励行することになりそうです。1週間に1度ほどの水洗いでいつもクリアーになる筈です。

一通り、庭の整頓が終わってから、愈々(いよいよ)雪囲い(ゆきがこい)になります。もう暫(しば)らくはあちらこちらの整理になります。

例年、霙(みぞれ)の降る中の雪囲いです。また、昨年は30cmも積もった中の作業でした。そのイントロダクションがまだまだ続きそうです。今年はルンルン気分でやりたいところです。


「工房事情」・・・コーチスクリュー

「糸ノコ盤」の台をつくっています。大まかな部材づくりは昨日終えています。昨日チェンソーでカットした切り口が少しボロボロです。

スライド丸鋸(まるのこ)でカットし直しました。ほんの2~3mmです。やはりスベスベします。そして、簡単な面取りです。

単純な構造で満足する類(たぐい)です。しかし、ポイントは押さえるべきのようです。まずは両脚と幕板との固定です。その方法に「ホゾ組み」も考えたのですが、結局は金属を使うことにしました。

手持ちにL字金具があります。しかし、それぞれの板の厚さはすべて3寸5分です。普通のビスでは間に合わないようです。今は、さまざまな止め具が市販されています。クギ、ビス、ボルト等です。つい先日、「コーチスクリュー」のことを聞きました。まだ使ったことの無いものです。

HCを探索してみました。目的の「コーチスクリュー」は、頭が六角形で、先端が尖(とが)っている太いビスです。単管のクランプを締め付けるラチェットレンチで対応します。

しかし、その頭の大きさはさまざまです。手持ちのラチェットが対応可能かどうかが不安でしたが、目見当で選びました。


厚い材の場合には、そのまま揉(も)むこともあるようです。しかし、非力な筆者は、スクリューよりもやや細いビットで下穴をあけました。ドリルは、インパクトではなくパワフルなもの使いました。

1面に2箇所のスクリューを揉みました。ラチェットでギリギリ締め付けると、両者の材はビダッと寄り合います。ネジ(螺旋)の優れている点です。

初めて使った「コーチスクリュー」でした。結構満足するものです。今後使う頻度が増しそうです。因みに、「ZU 12×388」が1本97円です。

結果的には、台として使うには勿体無い出来になりました。テーブルやベンチにしても良さそうです。

偶然にも、夕刻、Y製材所に伺った折、同じ厚さ3寸5分の青森ヒバでテーブルをつくっていました。木口面、柾目面の加工が見事です。壮観でした。

お伺いしたのは材料調達のためです。先日O社長から依頼された「お盆」に手をかけることにしました。お盆、とはいっても単なる板です。しかし、鉋(かんな)がけからのスタートです。また、依頼された以上は、何とか持ち易い構造を考えたいところです。

明日からの気温は、ガクンと、10℃ほども下がるようです。少し気合が入りそうです。

2010/11/22(月) 17:27

「越冬事情」・・・柴の整理

朝はやや寒いものの小春日和(こはるびより)です。終日、庭に居ました。午前中は植木鉢の整理と薪(まき)づくりです。

ストーブ用の薪(まき)に、さまざまな種類を準備しています。割り箸(はし)ほどの太さ、10円玉の太さのもの、手首の太さ、直径10cmほどのもの、20cm、30cm、・・・等です。

直径30cm以上のものは縦割りの必要があります。ストーブに入らないこともありますが木の乾燥を促すためです。ところが、木の種類や乾燥状態等によって、鉞(まさかり)をもってしても割れないものもあります。

この場合はチェンソーに頼ることになります。一旦2分割することで、あとは鉞でも割れることが多いです。

箸や小指ほどの太さのものを柴(しば)というようです。伐(き)ったばかりの生木(なまき)でも2週間ほどで乾燥します。ストーブの焚きはじめは、一握りの鉋屑(かんなくず)の上にほんの少しの柴を乗せ、その上に太い木を2本重ねます。マッチ1本で燃えます。

柴は、30cmほどに切って少しずつの束(たば)にしておきます。この整理に結構な時間を要します。小春日和の準備のときは、猛吹雪の厳寒時をイメージしながら作業することになります。




「工房事情」・・・幕板?

午後は台づくりです。これは昨日入房した「糸ノコ盤」の台です。材料に迷いましたが、結局、青森ヒバになりました。10年ほど前からある厚さ3寸5分の板です。人力でやっと持ち上がる重量です。

即、加工作業です。手持ちの丸鋸(まるのこ)では間に合わない厚さです。カットはチェンソーが活躍しました。腐りの大まかな削除もチェンソーでブラッシング(横滑りさせる方法)します。その後、薄く電気鉋をかけます。

この工程が終わると、これまでの風貌とは全く違うものになります。いつものことですが、清潔なツヨプセンの香りと艶(あで)やかさに感激する一瞬です。

この台は、座敷用ではなく工房用です。多少の瑕(きず)等の枝葉末節は無視します。しかし、肝心のポイントは押さえる必要があります。少なくともビダッとした安定は譲れないところです。そして、構造は可能な限り単純にしたいところです。

台の高さを1尺1~2寸に考えています。これは一般的な座卓と同じ高さです。この安定度を満足させる脚の材と幕板?も厚さ3寸5分の青森ヒバです。今回はやや変則的な幕板になりそうです。

・・・よく解りませんが、幕板(まくいた)の定義は、脚と脚を繋ぐ板のようです。拙い想像力を巡(めぐ)らせてみると、どうやら、舞台の下手から上手に張られた幕のようにも思えます。上手と下手が両足に見えなくもないのです。




チェンソー、電気鉋、グラインダー、ベルトサンダー等は結構な重量です。更に、数十年も自然乾燥してはいるものの、材料もまた結構な重さです。ウェイトトレーニングの連続でした。このような作業のとき、いつも、大工さんの腕っ節の強さを納得させられます。

今日は大雑把(おおざっぱ)な部材づくりだけです。しかし、それらを積み木のように組み立ててみると、それこそビダッと安定しています。このままでも使えそうですが、やがてキャスターを取り付ける際には、脚と幕板との固定は必要なようです。

今のところ、天板は固定しなくても大丈夫そうです。以前、天板が固定されていないテーブルをみたことがあります。重量のある天板の場合には許されるようです。少し考えることにします。

2010/11/21(日) 17:27

曇(くも)り空からスタートしたものの昼前からは青空です。予報通りです。早朝からハードな一日でした。

今日のメインテーマは初穂箱(はつほばこ)の回収です。樹齢800年の赤松に置いている賽銭箱(さいせんばこ)があります。例年、雪に埋まる前に下山(げざん)させています。

K社長、F社長、K氏、S氏そして筆者の5人が参加しました。久しぶりに急な勾配(こうばい)を登りました。「ほたる湖」側の登山口は登りかけが急です。筆者はワタワタと登ります。ところが、すぐ立ち止まって体操することになります。暫らくは山を眺めて再スタートです。

出発時は先頭だったものが、間もなく最後尾に甘んじる結果です。このルートを毎日歩いている方もいます。驚くばかりです。

山道を歩く基本がありそうです。歩き慣れている皆さんのスピードはゆっくりですがコンスタントです。結果的には早いスピードになっています。不思議です。


登って後方を振り返ると折り重なる山並みの下にキラキラと光る青い湖面が綺麗です。白鳥より一回り小さい、全身が白い鳥が映えています。白鷺(しらさぎ)のようです。

道路端に紫色のカリッとしたキノコが生(は)えていました。S氏が発見しました。ムラサキシメジでした。群生する、と聞いて言います。近くを窺ったのですが、結局1本だけでした。

半年ぶりに初穂箱(賽銭箱)と対面しました。殆(ほとん)ど痛み(破損)がなく、しっかりしています。北の秀木の青森ヒバに漆を塗っています。流石(さすが)なものです。

この赤松には、子供から年配までの、さまざまなジャンルの皆さんが訪れています。空手を修行している方もお出でになっているそうです。聞くと、高森山の麓(ふもと)の巨木から「気」をもらっているのだそうです。800年という樹齢には少なからずの神秘性が潜んでいそうです。



肝心?の中身の確認を今晩することになりました。中身の扱いは、皆さんに感謝しながら、赤松保護に係わる経費の一部に充当させることにしています。因(ちな)みに、昨年は赤字でした。期待するところです。

下山後は看板の回収作業です。ホタル生息地に咲いているミズアオイ、コナギ等の看板です。20枚ほどあったようです。管理事務所に収納しました。大きい看板はシートで包むことにしました。


午後、たくさんの方々がお見えになりました。達人のI氏とW氏がおいでの折、例の「糸ノコ盤」が届きました。即、梱包(こんぽう)をときました。基本的な扱いをI氏にコーチしていただきながら試運転です。やはりこれまでのものよりは作業能率があがります。依頼されている課題を何とか克服できそうです。明日じっくりと確認することにします。

S氏からは炭の情報をいただきました。安価です。軽トラの手配もできました。月曜日が行動日です。T氏から、またまたたくさんのキノコをいただきました。依頼されている作品の準備ができています。明日上京するそうです。Z氏とともに今晩再び合流することになります。

2010/11/20(土) 18:28

多少の雲はあったものの、顕著な寒さではなく穏やかな日です。

朝から工房生活を楽しむことになりました。工作作業に要する時間は、睡眠時間や体調にも左右されるようです。

しかし、1年近くも日課となっている「箸置きづくり」には、費やす時間が計算できるようになっています。今日は予定通りの時間でした。

当面の課題が別にあります。200点ほどの下拵えは既に終えています。今日は第一歩からのスタートになりました。まず、鉋(かんな)がけです。プレナー(自動鉋)に通すだけの簡単な作業です。

3尺もの30枚ほどにかけました。無節(むふし)の板を扱うことで、プレナーにかかるストレスが殆ど無いことが嬉しいです。他と別格の、ヤクモノ(役物?)とよばれる優秀な材です。

ところが、立ったままの姿勢が続くことが難点です。3分ほどで、壊れている腰が訴えてきます。だらしの無いことです。

鉋がけが終わってからは幅(はば)の合わせです。製材している木でも、幅には微妙な違いはあるものです。いつものように、ゴーンと逞(たくま)しい音をたてるテーブルソーのお世話になりました。

次は、部材の長さに合わせてのカットです。その前の段階で確認しておくことがあります。元末と表裏です。元(もと)は根元側、末(すえ)は天(梢)側です。そして表は木の外側で裏は中心部側をさすようです。

これらを小さくカットする前に確認しておくことで、あとが楽になります。この工程を省略すると、30枚だけを確認すればいいところを250枚も確認する羽目(はめ)になります。貴重な時間が無駄になります。

しかし、無節の柾目(まさめ)は、それらの判断のつかないことがあります。元末の判断は、指で擦(こす)ったときの摩擦感を頼りにする方も居るようです。

感触がスルスルであるか抵抗があるかで見極めるのです。スルスルは元から末に向かってい、ゴソゴソは末から元への方向のようです。しかし、この方法でKUROOBIが識別するには10年ほどは早そうです。


また、柾目材の表裏についての一般論は、見た目の綺麗な側が表である、と聞いたことがあります。しかし、プレナーを通した後では両面が綺麗に見えます。

結局、今日の30枚は、妥協の入った判断になりました。その結果をもとに木口(こぐち)に鉛筆で印(しるし)をつけます。

そしてカットです。1度カットする毎に新しい木口に印をつけます。切り終えた数はほんの250ほどです。これがやがて「糸ノコ部門」に回ることになります。

夕刻、その「糸ノコ」の発送の通知がメールで届きました。実は、これまで使ってきたものが力不足のようでした。パワフルと思(おぼ)しきものを入手することにしていました。

しかし、先日、達人のI氏から薦(すす)められたMメーカーではない、Rです。丁度、今日の昼過ぎにI氏ご夫妻がお見えになりました。そのくだりを説明したところ、『自分の眼で実際に確認しているのはMです。Rも良いのかも知れませんが確認はしていません。』、と言います。

また、夕刻おいでになったZ氏も『そのメーカーは2流だ』、と断言します。少し(だいぶ)不安になってきているところです。明日には届くようです。勿論(もちろん)可愛がってやるつもりです。


午後、K社長とS氏がおいでになりました。冬に備えてのさまざまな課題の確認です。明日の作業内容が決まりました。まず「賽銭箱(さいせんばこ)」の回収です。裏山の「赤松」に置いています。

健康体であれば片道7分ほどのところですが、筆者には5回ほどの休息を含めて20分ほどの登山になります。鍛えられることになります。

そして「ほたる湖」に設置している20枚ほどの看板の回収です。ミズアオイ、オモダカ、コナギ・・・等の看板です。土を落として管理事務所に収納します。

雨天は延期ですが、予報の表示では、明日は雲とお日様マークです。やや確定的です。オニギリを準備することになります。


Aホテルから焼印のデーターが届きました。製作工程を効率的な軌道に乗せることが愈々(いよいよ)迫られることになりました。

是非、皆さんに喜んでいただける作品をお届けしたいところです。ま、多少の障害はガッツと工夫で解決できる筈です。乞(こ)うご期待、です。



2010/11/19(金) 19:43

今日は紺碧の空です。海も山もキラキラ輝いていました。外出した昼の電光掲示板では13℃です。暖かく感じます。

昨日、建設会社のO社長から看板修復の依頼がありました。『緊急、ということでもありません。』、と言われてはいましたが、近くの小学校の金看板です。

子供たちの心情を思うと、鷹揚(おうよう)な対応は不謹慎のようです。朝一番の着手になりました。

トラックにバリバリとやられています。修復箇所は4箇所のようです。その中で最も気合を要するところが1箇所あります。この部分への対応を、壊れている部分を削除して、別の木で穴埋めすることにしました。

使ったツールはトリマーです。これには簡単な下準備が伴います。勇み足をしないように、です。枠(わく)となる板をクランプで固定するだけです。ストレートビットで縁(ふち)だけをなぞりました。中央部分は、鑿(のみ)を使う手作業です。しばらく研(と)いでいないことの反省をすることになりました。

それでも、平鑿を金槌(かなづち)でカーンと叩くと期待する部分が削除されます。彫刻のようなものです。平面の精度は手(指)の感触が教えてくれます。細工師になった錯覚をすることが嬉しいです。

埋め木は昨晩、仕度をしています。乾燥しているスギ(杉)材です。製材所のY社長に相談したところ、『これをどうぞ。サービスです。』、と、1間(いっけん)ものを選んでくださいました。使う長さはほんの1尺弱だったのですが・・・。


埋め材の高さ(厚さ)をやや大きくするのが一般的のようです。あとで鉋(かんな)やサンダー等で調整をした方が、出来が良くなるようです。

ホゾに対しての埋材の幅(大きさ)には配慮が必要です。ややきつめのピッタリが目標です。当然のことですが、埋材が小さければ隙間(すきま)が目立ちます。

逆に、大きい埋め木を無理やり嵌めこむと看板全体が割れる心配があります。10年間風雪に曝(さら)されたスギ板です。既に割れの入っているところもあります。気を使うところでした。しかし、この作業は意外に短時間に終えることができました。相当な気合が入っていたのかも知れません。

埋め木をしなくても良い割れには接着剤を活躍させました。勿論クランプで締めつけます。これらは看板の裏面です。あとで金具を取り付けることで強度には問題は無さそうです。

表面にも瑕(きず)があります。この対応には迷いました。瑕を切取って埋め木をすれば、その部分だけが目立ち過ぎるようです。結局、使ったのはスギの「大鋸屑(おがくず)」です。接着剤と捏(こ)ねて瑕に埋めるだけです。ま、何とかなったようです。

いつの間にか手が汚れています。初めのうちは木が綿化したものと思っていました。違っています。10年間に付着した汚れです。濡れ雑巾を使って、助手が1時間がかりで綺麗にしました。

これにも多少の技術が伴います。雑巾はすぐに真っ黒になります。いつも新しい部分で拭き取らなければ綺麗になった部分がまた黒くなるのです。


話は飛びますが、昔、祖父のお気に入りの灯篭がありました。銅製です。ある日、その灯篭の掃除を若い衆に言いつけました。祖父が中座している間に終わりました。

錆(さび)が落とされてピカピカになっていました。銅はその緑青(ろくしょう)を楽しむものです。普段温厚な祖父が激怒したそうです。母がいつもそのことに触れて笑いこけていました。

しかし、今回の看板は単なる汚れです。とはいうものの、beforeとはガラリと変化したことに驚く方も出てきそうです。忌憚の無い反応を探ることにします。

午後、O社長がお出でになりました。「出来ましたよ」、というと『もうですか』と驚きます。早速持ち帰りました。おそらく今晩あたり、校門にセットされることになりそうです。空白時間が1日で済むようです。


午後は糸鋸(いとのこ)を使う材の鉋(かんな)がけです。ヒバの微粉末を思いっきり吸ったようです。少しゼイゼイしています。中途半端な覚悟ですが、加工は明日からになりそうです。

実は、少しパワフル?なツールを考えていたところ、昨朝早く、達人のI氏から情報をいただきました。工具の調達方法についてです。WEBのアクセス先を教えてくださいました。

早速手配しました。ところが、一向に連絡がありませんでした。先ほど再度連絡をとったところ、当方のメールアドレスに脱字があったことが判明しました。

胡麻煎餅(ごませんべい)やタバコの灰等で、キーボードのUの字が反応しなかったようなのです。恥ずかしくも情けない話です。しかし、近いうちに届くことになりました。当面している課題が一歩解決されそうです。


昼前、いーちゃんから『3週間は逢えなくなります。』の電話がありました。東京にお住まいのT氏にも連絡したそうです。いまごろ闘っている筈です。ご成功をお祈りするだけです。

2010/11/18(木) 18:36

朝から真っ青な空です。日中の気温は10℃前後と高くはないものの、暖かく感じます。それにはいくつかの理由がありそうです。

昨日と一昨日の低い気温を体が覚えている所為(せい)、青空が暖かさを連想させること、或いは庭仕事で動いた事、等です。

午前中は小春日和に誘われて庭仕事です。具体的には薪(まき)運びです。あちらこちらから調達した木をタイヤショベルの車庫や庭の入り口に仮積みしていました。タイヤショベルは別の駐車場に一時退避させ、車は旅館の駐車場に置かせてもらっています。

また、庭の入り口が薪で埋まっていることで、お出でになる皆さんが、その足場のよくない小山を越えてくる有様です。それらの不都合から、整理を断行しました。

例によって「ネコ車」をチャーターしました。積んで薪置き場に移動する繰り返しです。2時間を要しました。中腰が不得意です。6回ほどはお茶を飲みながら休息をとらざるを得ないところでした。

しかし、beforeの段階で雑然としていた状態が、afterではカラリと変化します。その晴れやかさと充実感が嬉しいです。


植木鉢の一部を大きい木の根元に移動しました。雪囲い(ゆきがこい)のイントロダクションです。庭のアプローチを楽しむために春にセットしたものです。

しかし、実際には殆(ほとん)ど手をかけていませんでした。結果的には、本来とは異なる雑草の繁殖地になっています。

本来は、手入れのできない鉢や植え込みは育てるべきではないのです。しかし、一際(ひときわ)目を引くものがあります。「コケ」です。元気そうな濃い緑です。室内に取り込んで、この冬あらためて楽しみたいところです。


今春、ヒラタケと同時期に植菌したナメコの気配がまだです。今その木にエノキダケが姿を見せています。スーパーでみるモヤシ状のものとは全く風貌が違っています。

天然のものは猛毒?のニガクリダケに似ています。両者にはいくつかの識別方法があるようです。傘の裏が異なります。エノキダケは白く、ニガクリダケは黒いです。

また、成長したエノキダケのスネ(脛)は次第に黒くなります。専門家のT氏は『間違うことはない。ニガクリダケは齧(かじ)ると苦(にが)い。』、と言います。


厄介なのは、エノキダケが寒さで発生するのに対して、ニガクリダケは季節を問わないことです。姿が似ていることにあわせて、例年事故になる所以のようです。

エノキダケが終わってからナメコが出るのかも知れません。或いは、菌の販売所でラベルを取り違えたことも考えられます。もう少し様子を見ることにします。

隅に置いている木にムキダケが生(な)っています。今朝気付きました。先般の主役になったキノコです。植えた記憶が無いのに、です。マツタケ同様、やはり今年はキノコが豊作なのかも知れません。


イカリソウ(碇草)が黄色く紅葉しています。秋が深まることと冬の訪れは同じ意味のようです。時代劇の主題歌で聞いた記憶があります。『♪春が過ぎて夏がきて、そしてすぐ秋になりまた冬がくる』だったようです。自然の摂理をあらためて思う季節が秋のようです。


午後、建設会社のO社長がおいでになりました。看板の修理です。車がぶつかって破損したそうです。本体を生かして壊れた箇所を埋める作業です。

実は、O社長からは12月4日のお祝いで使う「お盆(のようなトレイ)」も依頼されています。木工にかかわるさまざまな課題が頻出しています。賑(にぎ)やかになってきました。有難いことです。

2010/11/17(水) 17:37