「越冬事情」・・・柴の整理朝はやや寒いものの小春日和(こはるびより)です。終日、庭に居ました。午前中は植木鉢の整理と薪(まき)づくりです。
ストーブ用の薪(まき)に、さまざまな種類を準備しています。割り箸(はし)ほどの太さ、10円玉の太さのもの、手首の太さ、直径10cmほどのもの、20cm、30cm、・・・等です。
直径30cm以上のものは縦割りの必要があります。ストーブに入らないこともありますが木の乾燥を促すためです。ところが、木の種類や乾燥状態等によって、鉞(まさかり)をもってしても割れないものもあります。
この場合はチェンソーに頼ることになります。一旦2分割することで、あとは鉞でも割れることが多いです。
箸や小指ほどの太さのものを柴(しば)というようです。伐(き)ったばかりの生木(なまき)でも2週間ほどで乾燥します。ストーブの焚きはじめは、一握りの鉋屑(かんなくず)の上にほんの少しの柴を乗せ、その上に太い木を2本重ねます。マッチ1本で燃えます。
柴は、30cmほどに切って少しずつの束(たば)にしておきます。この整理に結構な時間を要します。小春日和の準備のときは、猛吹雪の厳寒時をイメージしながら作業することになります。
「工房事情」・・・幕板?午後は台づくりです。これは昨日入房した「糸ノコ盤」の台です。材料に迷いましたが、結局、青森ヒバになりました。10年ほど前からある厚さ3寸5分の板です。人力でやっと持ち上がる重量です。
即、加工作業です。手持ちの丸鋸(まるのこ)では間に合わない厚さです。カットはチェンソーが活躍しました。腐りの大まかな削除もチェンソーでブラッシング(横滑りさせる方法)します。その後、薄く電気鉋をかけます。
この工程が終わると、これまでの風貌とは全く違うものになります。いつものことですが、清潔なツヨプセンの香りと艶(あで)やかさに感激する一瞬です。
この台は、座敷用ではなく工房用です。多少の瑕(きず)等の枝葉末節は無視します。しかし、肝心のポイントは押さえる必要があります。少なくともビダッとした安定は譲れないところです。そして、構造は可能な限り単純にしたいところです。
台の高さを1尺1~2寸に考えています。これは一般的な座卓と同じ高さです。この安定度を満足させる脚の材と幕板?も厚さ3寸5分の青森ヒバです。今回はやや変則的な幕板になりそうです。
・・・よく解りませんが、幕板(まくいた)の定義は、脚と脚を繋ぐ板のようです。拙い想像力を巡(めぐ)らせてみると、どうやら、舞台の下手から上手に張られた幕のようにも思えます。上手と下手が両足に見えなくもないのです。
チェンソー、電気鉋、グラインダー、ベルトサンダー等は結構な重量です。更に、数十年も自然乾燥してはいるものの、材料もまた結構な重さです。ウェイトトレーニングの連続でした。このような作業のとき、いつも、大工さんの腕っ節の強さを納得させられます。
今日は大雑把(おおざっぱ)な部材づくりだけです。しかし、それらを積み木のように組み立ててみると、それこそビダッと安定しています。このままでも使えそうですが、やがてキャスターを取り付ける際には、脚と幕板との固定は必要なようです。
今のところ、天板は固定しなくても大丈夫そうです。以前、天板が固定されていないテーブルをみたことがあります。重量のある天板の場合には許されるようです。少し考えることにします。