寒暖の差の極めて顕著な昨今です。今日も「工作室」に籠ります。課題は「ボンゴづくり」です。作ろうと思い立ってから既に一ヶ月以上も経っています。それにも拘わらず、未だ完成に至っていない有様に、やや、「だらし無さ」を覚えたりもします。

とはいうものの、今回当面している作品づくりは、完成を急ぐものではなく、本来は、作業自体を楽しむことを目的とした課題です。、寧(むし)ろ、遅々とした作業の進捗こそが望むところなのです。その代わり、作業の手順や行きつく結果のイメージづくり等は、食事中、「あーでもない、こうでもない」等と、いつも考えています。それもまた楽しい瞬間なのです。或いは、そのことが老化防止に作用するのではないか、などと思ったりもしているのです。

今日の作業のテーマも「ボンゴづくり」です。今日の工程(加工段階)作業は、今回だけで5~6回ほども繰り返しています。簡単な作業の筈でした。しかし、今日は大きな失敗を犯します。実は、本来、「taper(テーパー)づけ」は工程の最後で行うものでした。それを最初にやってしまったのです。

そのため、上辺下辺の「角度出し」が不正確なものになってしまいました。結果的に、「最初の躓(つまづ)き」が「付け(ツケ)」として最後まで残ることになりました。今日は、この健全化のために要した時間は3時間ほどもでした。しかも、不満足さは依然として残っています。この後始末は、後日の「微調整」での更なる正常化作業に及ばせることになります。

次回の作業は「コンガづくり」の予定です。「コンガ」は「ボンゴ」よりも大きく重量のある打楽器です。本来?の共鳴空間」は、丸木の中を刳り抜いてつくるようです。しかし、今回も、これまで同様、「傅(ふ)」の「貼り合わせ」で対応するつもりです。

20240218-173100.jpg20240218-173119.jpg
2024/02/18(日) 17:30
昨日の最高気温は14°でした。奥州最北端としては初夏の気温です。もしや、と思って庭を覗(うかが)います。やはり、でした。既に「蕗の薹(ふきのとう)」が咲いています。尤も、この暖かさは、明後日には10°以上も下がり、再び厳寒に戻るとのことです。

このところ、「ボンゴづくり」を楽しんでいます。これは、老若男女対象の「地元演奏会」に使う予定です。尤も、この演奏会の参加者には「若」は少なく、殆どの年齢は、筆者以上です。

尤も、楽器としての如何には然程(さほど)の拘(こだわ)りは無く、単に、参加者が楽しんでいただければそれで満足するところのものです。とはいうものの、挑む以上は、それらしいものを作りたいところです。

しかし、所詮は素人作品づくりです。いつもその場その場で抗しきれない課題の出現との出会いがあります。いつも、当面する課題との闘いになります。現在当面する課題は、期待する角度への加工です。

理屈は簡単のようですが、老骨には思わぬ思い違いが付きまとうのです。本来は間違うことのないことを間違うのです。特に、材の上下や表裏の思い違いです。

これらに関わる経験は小学生徒の頃からあります。例えば、「1+1=1」や、「0×1=1」等と、肝心のところで間違っていたのです。そしてそのミスは60年以上を経ても付きまとっているのです。

20240215-164642.jpg20240215-164304.jpg20240215-164323.jpg
2024/02/15(木) 16:41

今日も、雪は無いものの寒い日です。薪ストーブをガンガン焚き、工作室に籠(こも)ります。

このところ手をつけている「ボンゴづくり」の続きです。作業時間は一日2時間ほどです。その所為もあってか、多少なりとも老化進捗へのブレーキになっているような気がしてきます。

「ボンゴ」をつくるのは初めてのことです。しかし、「胴づくり」は、以前やったことのある「桶(おけ)づくり」に似ているようです。

これまで、大雑把ながら、いくつかのサンプルをつくってきました。何となく納得するまで至りました。

今日は、部材細部の加工にも及びます。「ヘッド(皮)」を締め付けるための工夫です。具体的には、「傅(ふ)・・・桶の胴部分」の上下の簡単な加工です。「皮」の締め付けには、「紐(ひも)」か「ターンバックル」を使うつもりです。そのための仕掛けのつもりです。使ったツールは「スライド丸鋸」です。

作業中、「デジタル分度器」が届きます。これは、「16角形」をつくるために「丸鋸の刃」を「11.25°」に設定する必要があったのです。我が工作室では初のお目見えの文明の利器です。

つい、一昨日に発注したばかりです。先日の「皮」は中国とアフリカから届きました。不思議な次元に迷い込んでいる気がしています。

20240212-113717.jpg20240212-113734.jpg20240212-113749.jpg20240212-113812.jpg
2024/02/12(月) 11:33
一昨日に一輪咲いた書斎の「梅」が、突然、10輪ほどになっています。今日は日曜日です。「趣味の園芸」を観ながら、間もなくやってくる「苗植え」に思いを馳せています。

他方、「ボンゴづくり」もまた試行錯誤の最中です。先日、「勾配(taper)づけ」に挑みました。何とかなったものの、今日もその続きです。実は、「勾配(taper)つき」の部材づくりに「丸鋸(まるのこ)」を使っていますが、微妙な傾きで引くための簡単な「定規(じょうぎ)」がありそうです。

紙を裁って確かめることにします。パズル(puzzle)です。普段やり慣れない作業です。何よりも顕著に進捗している最中の老化です。意外に多くの時間を要します。

20240204-095403.jpg20240204-101852.jpg20240204-101909.jpg
2024/02/04(日) 09:48
60年ほど前に中学校で習った「2月」は「和風月名」で「如月」でした。煌々(こうこう)と冴える月は寒さの極みの表現のようです。今日も、そのように寒い日でした。

しかし、西行の、『花のもとにて・・・その如月の望月の頃』の「花」は「桜」です。ところが、「如月」では桜は咲かないのです。

「如月」は、現行の新暦では2月下旬から4月上旬のようです。桜が咲くまでは数ヶ月もあるのです。不思議に思い続けてきた命題でした。

同様に、「梅」も然(しか)りです。正月飾の「松竹梅」は、松は不老長寿、竹は子孫繁栄、そして春一番に咲く梅は健康長寿に由来しているようです。それに肖(あやか)りたく、狭庭に数鉢の「梅」を置いています。先日、その一鉢を書斎に持ち込みました。今朝、その一輪が突然咲いています。道真(みちざね)の「東風(こち)・春風」が吹いていないのに、です。

昨年、料亭女将(おかみ)のご配慮をいただき「花見の宴」を設けました。昨春の花は早く、4月14日の開催でした。事情が許せば、その宴を今春も持ちたいと思っているところです。女将(おかみ)は『「生前葬」を兼ねれば宜しいのでは。』と宣(のたま)っていました。

20240204-132938.jpg
2024/02/02(金) 16:33
今日から2月です。今朝はうっすらした雪です。しかし、気温は厳しく、日中といえども最高気温は氷点下です。それでも、やがての春を窺わせてもくれます。

つい能動的になり、工作室に入りあれこれを試してみたくなります。このところ、「ボンゴ(らしきもの)」をつくろうとしています。「ボンゴ(らしきもの)」というのは、「ボンゴ」をはじめ「コンガ」、「タンバリン」、「太鼓」等です。

今日の課題は、勾配(taper)の設け方の確認です。実は、一般的な「ボンゴ」は、ヘッド(上部の皮面)が裾(すそ)よりも広くなっています。その傾きを出すための確認です。まず、前回確認した高さ14cmの12角柱の部材をつくります。部材の縦(仕上がりの高さ)、1片の幅、厚さの寸法は、140mm ×40mm×6mmほどです。その後、12枚個々の板の両脇を15°に加工します。

上辺と下辺の差を2mmほどにしてみます。その後、前回確認のように、貼り合わせ側を下にし、表側にマスキングテープを貼ります。それを立体化するとパッとテーパー付の12角柱が出現します。感動の一瞬です。これでまた一歩の前進を果たします。

次回は今一歩、本物に近づけたいところです。まず、使う部材の調達です。今日は、厚さ6mmほどの端材を使いましたが、実際には、コンガには1寸ほど、ボンゴには5分(15mm)ほど、タンバリンには12mmほどは欲しいところです。

20240201-153328.jpg20240201-153352.jpg20240201-153413.jpg
2024/02/01(木) 15:18