60年ほど前に中学校で習った「2月」は「和風月名」で「如月」でした。煌々(こうこう)と冴える月は寒さの極みの表現のようです。今日も、そのように寒い日でした。

しかし、西行の、『花のもとにて・・・その如月の望月の頃』の「花」は「桜」です。ところが、「如月」では桜は咲かないのです。

「如月」は、現行の新暦では2月下旬から4月上旬のようです。桜が咲くまでは数ヶ月もあるのです。不思議に思い続けてきた命題でした。

同様に、「梅」も然(しか)りです。正月飾の「松竹梅」は、松は不老長寿、竹は子孫繁栄、そして春一番に咲く梅は健康長寿に由来しているようです。それに肖(あやか)りたく、狭庭に数鉢の「梅」を置いています。先日、その一鉢を書斎に持ち込みました。今朝、その一輪が突然咲いています。道真(みちざね)の「東風(こち)・春風」が吹いていないのに、です。

昨年、料亭女将(おかみ)のご配慮をいただき「花見の宴」を設けました。昨春の花は早く、4月14日の開催でした。事情が許せば、その宴を今春も持ちたいと思っているところです。女将(おかみ)は『「生前葬」を兼ねれば宜しいのでは。』と宣(のたま)っていました。

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2024/02/02(金) 16:33