今週の奥州最北端は好天が続くそうです。その情報に誘われ、朝、駐車場のお掃除を思い立ちます。作業内容は、「雪囲い」の解除や散在している「鉢」の整理整頓やら水遣り等です。

昨晩秋に戻そうとするこのリセット作業は明日以降もしばらく続くことになります。勿論、好天を見つけての断続的作業になります。その只管(ひたすら)の作業が、春を招き入れる動力のような気がするのです。作業中、行き交う皆さんが『いよいよ、ですね。』と、異口同音に声をかけてくれます。いよいよ、春が現実味を帯びてきます。


他方、このところの「ボンゴ」と「コンガ」づくりもまた、多少ながら前進します。「ボンゴ」と「コンガ」というのは、「太鼓(たいこ)」のことです。「ボンゴ」と「コンガ」の違いのひとつは、その大きさにあるようです。

小さいものが「ボンゴ」で、高音を発します。他方、樽(たる)のように大きいのが「コンガ」で、低音を出します。

この「ボンゴ」、「コンガ」は昔から見慣れている打楽器でした。しかし、これまで、身近には無く、この際、自力でつくることを思い立ちました。しかし、構造等や作り方については全くの素人です。頼りとなるのは、単に「試行錯誤」だけでした。

最も曖昧糢糊(あいまいもこ)なのは「皮貼り」です。「皮貼り」は「針金のリング」を媒体にするようですが、その理屈が解らなかったのです。結局、1個のサンプルづくりのためにサイズの異なるリングを10個ほどもつくることになりました。

これに関わる作業過程の中で最も厄介なのが「針金のカット」です。ペンチ等を使うのですが、既に良い加減の年齢です。驚くほど「握力」が衰えているのです。


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2024/03/25(月) 15:59
今日は土曜日です。午前中は、恒例の食料品買い出しのお供です。気温は低いものの、車窓からの景色は一変しています。雑木に緑は無く、木肌は冬の白さのままです。しかし、つい先日まで道路岸に固執していた雪は皆無になっています。

天気予報の時間に紹介している奥州北端の「桜前線」は、つい先日まで4月20日でした。それが、今日は4月15日に変化しています。一目散に春に向かっているようです。道路岸の木々も、早晩、緑になることを欲しているようです。


今日の「ボンゴ・コンガ」は「塗り作業」です。「胴」の塗りです。南ア(南アフリカ)で使われている一般的な色彩は、明るい黄、青等の原色が多いようです。しかし、当地は、ユーラシア東端の島国、それも奥州北端の地です。南アとは異なる風土があります。結局、やや違和感はあるものの、そして、批判のあることを覚悟で「漆塗り」を考えました。

「漆」には「生漆」と「色漆」があります。「生漆(きうるし)」は、採取した状態の、染料を混ぜていないもので、色彩はコーヒー色をしています。他方、「色漆」は、「生漆」に赤や黒、緑等の「色」を混ぜたものです。今回は、「生漆」を使かった「拭漆」にしてみます。

「拭漆(ふきうるし)」は、塗った「生漆」を拭き取る方法です。漆は拭き取っても微々たる漆の膜を残します。その工程を数回繰り返すと、膜が積み重なり、堅ろうで美しいものになります。特に、「欅(けやき)」とは相性のいい塗装方法です。

「漆」は以前使っています。工作室を物色するとあれこれ出てきました。そして一昨日、「拭漆」の1回目を施しました。しかし、「漆の乾燥」には、「高温多湿」を要します。ところが、当地のこの寒さと乾燥です。2日経ても乾かず、まだベタベタ状態です。

因みに、塗った漆の乾燥程度は触って判断します。乾いていればサラサラ、そうでなければペタッペタッ感があります。3回ほどの「拭き漆」を考えています。塗り終えるには2週間以上を要しそうです。


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2024/03/24(日) 11:35
今朝も雪です。やはり、雪はactivityを鈍くさせるようです。今日も家に籠り、あれこれに思いを馳せます。

朝、首都圏で地震がありました。震度3~4ほどだったようです。これについて朝から数時間を要し説明がありました。その内容は、警察官の巡回による情報収集、けが人の様子、東北新幹線はじめ電車や空港の運行状況等です。更に内閣総理大臣のコメントも報道されました。

他方、先般未明、奥州最北端に発生した震度4ほどの地震の取り扱いは全く異なっていました。地震があったことの報道は12時間ほども経ってからのようでした。それも、ほんの申し訳程度の一瞬で、『朝、東北北部で地震がありました。』で終えます。

この取り扱いの違いは、首都圏と郡部の違いにあったのかも知れません。それは、人口密度の違いなのでしょう。しかし、政治力の違いの反映もあるようです。以前、首都圏から来青(青森に来た)した友人の開口一番は、『顕著に、政治の恩恵に浴していない地ですね。』でした。


僅(わず)かの時間ながら、今日も「ボンゴ・コンガづくり」を楽しみます。今日の課題は「紐(ひも)の扱い」の工夫です。実は、現在「サンプルづくり」に使っているのは優秀な「ビニール紐」です。しかし、結びにくいのが難です。

それを「さつま編み」で処理しようとしてみます。「さつま編み」は、以前、学習しようとしたことがあります。それを実践しようとしたのです。

しかし、やろうとしてもできません。やはり、殆ど記憶を失っています。その記憶を1時間ほど辿(たど)ることからのスタートです。

一般的に、このような類(たぐい)の正解は美しく、誤答であれば醜(みにく)いです。今日の結果は、醜(みにく)いながらも、何とかそれらしいものに辿り着きます。そして、やや、涼しいものになります。


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2024/03/21(木) 15:22
今朝も雪です。「春の雪」です。それは、冬期間籠(こも)っていた反動を招きます。春の声でたくさんのあれこれが台頭(たいとう)し出すのです。「雪囲い外し」、「庭の復活」、「工作室」はじめ「物置等」の掃除、「畑の復活」、「薪(まき)割り」、並行して「苗づくり」、「木工」、「漆工」等々です。


朝、「マイカード取得」についての説明会に参加します。実は、このところ、通院の事務室から『カードが無ければ、保険が効かなくなりますよ。』と脅され続けていたのです。止む無く、その取得説明会に参加せざるを得なくなったのです。

しかし、いざ外に出ると、さまざまな矛盾等に出会います。まず、会場の看板が不思議でした。10:00からの案内が1:00~18:00とあります。1:00が理解できませんでした。単に、10:00を1:00に書き間違ったのか、10:00を1:00をに書き間違ったのか、或いは、真夜中から夕刻まで、ということか、等に悩みます。

会場の係員に訊くと、『あっ9:00を1:00に書き間違いました。』と言い、書き直します。だとすると、13:00と表現すべきのようです。対応する係員は6名ほどでした。彼らは、お役所から委託された皆さんだったようです。その誰の配慮もなかったのが残念です。

奥州最北端のレベルです。然(さ)もありなん、と我慢します。しかし、会場内での説明はそれ以上に頓珍漢です。数人のスタッフによる入れ替わり立ち代わりの説明でした。それも、皆さんが、スタートから最後まで『て、に、お、は』の使い方に問題がありました。日本語になっていないのです。

更に、不要と思われる事柄については6~7回も繰り返します。逆に、肝心な情報については十分な説明には及ばないのです。結局、「緑の封筒が送られてきます。」だけが記憶に残るだけでした。、説明能力の無い皆さんばかりだったのです。

退室の折、『マイカードを取得しなければどうなるのですか。』と訊くと、係員のキャップらしき方が『国の方針はまだ決まっていません。』とのことです。今時の「国会議員さん」の在り方が奥州最北端まで及んでいるようです。


そのイライラの中、「ボンゴ・コンガづくり」に挑みます。今日の課題は「紐貼(ひもは)り」です。それにも「憂い」はつきまといます。貼りの程度の如何が「音色のトーン」に関わるようなのです。そして、造形の美にも反映しそうです。

しかし、「紐(ひも)の結び方」は、学校では習わなかった世界です。自身の現在の能力は、今もって、「縦結び」に甘んじる程度です。そのため、今回の作品づくりには一ヶ月ほど前からその練習をしてきました。それでも2日間ほどのブランクで見事に忘れてしまいます。後期高齢者の所以(ゆえん)なのでしょう。

まず、適当な「紐(ひも)」の「太さ」や「色彩」に迷います。単なる「紐貼り」とはいうものの、ズブの素人には難題です。実は、「紐の太さ」は、「胴」と「リングのフィット」他、多岐に影響します。そして「色彩」は「ボンゴ」全体のニュアンスに及びます。

「ボンゴ」は南ア(南アフリカ)の民族楽器といわれています。そのため、一般的には、「南ア的色彩」が使われているようです。その「色使い」を優先するか、「奥州最北端的色使い」にするか等、さまざまな迷いとの出会いがあります。その迷いと決断が作り手の楽しみでもあるのです。

更に、紐の「入手先」もあります。「紐」は、ホームセンターで扱っています。しかし、色彩も太さも期待するものが無いのです。しかも、「切り売り(1m90円ほど?)」です。8個ほどのボンゴとなると、それなりの長さを要します。ホームセンター以外の入手先を考えることになります。

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2024/03/20(水) 16:36

「桜前線」が紹介される季節になりました。最近のそれによると、首都圏の開花はそろそろのようです。そして奥州最北端は4月20日です。

とはいうものの、当地のこのところは雪がチラついています。そして気温は、昨日は13℃ほど、今日は3℃ほどと高低の差が顕著です。「早春賦」の歌詞のように、まだまだ「春は名のみ」です。

木工作業の課題は「ボンゴ・コンガづくり」です。ここ数日の主題は、「リング」の「位置」と「締め付け加減」の確認です。この如何が「音色のトーン」に関わるようなのです。さまざまな直径の「リング」を試作中です。「リング」は直径4mmの針金でつくります。両端の固定のため「溶接機」を用います。現在、大活躍中です。この扱いの上達もまた、「失敗を重ねる」ことにありそうです。

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2024/03/19(火) 10:08
つい先日まで、最高気温が氷点下だったものがいつの間にかプラスに変じています。駐車場も庭も雪は皆無です。それでも、依然として寒い日は続いています。

このところの工房の課題もまた、依然として「ボンゴ・コンガづくり」に甘んじています。この課題に一ヶ月ほども要しています。しかし、遅々ながらも進捗はしているようです。今日は愈々「皮貼り」に至ろうとしています。尤も、正確には、ほんの、その「準備」というところですが・・・。

一般的に、「皮」の「固定」と「貼り」は、「3本の輪」に委ねられているようです。しかし、それぞれの「輪」の大小関係には微妙なものがありそうです。その加減は、老骨の乏しい想像力に任せるだけでは無理のようです。

頼りになるのは「試行錯誤(しこうさくご)」です。これは、兎に角やってみて、成功であればそれで良し、ダメであれは別の方法を試すことです。その過程で偶然成功した情報を採用する、という考え方です。「泥臭(どろくさ)い」ながらも、最も確実な方法の一つと言えるようです。丁度、数学の因数分解、acx²+(ad+bc)x+bd=(ax+b)(cx+d)のa、b、c、dを探すことに似ています。

「輪」には、直径4mmの「針金」を使いました。両端の繋(つな)ぎは「溶接」しました。実は、この「溶接作業」は、80年近くの人生で初めて垣間(かいま)見る世界でした。しかし、結果は、「一回だけの試行」で「成功」します。「案ずるより産むが易(やす)し」というか、「初めてのおつかい」のようなものです。そしてそれは、これまでの人生で出会った、あれこれの「青山」にも似ているようです。

この「輪」に「布」を巻き付けます。その上に「皮貼り」のための「紐(ひも)」を施します。「紐の編み方」は事前に練習しています。これも簡単な作業です。しかし、満足する「皮貼り」が可能かどうかは別問題です。どうやら、「輪の大小の加減」が関係しているようなのです。

満足する結果に至るまでは、またまた「試行錯誤」の世界に嵌(は)まることを余儀なくさせられそうです。ま、この歳には良い「時間つぶし」なのかも知れません。



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2024/03/17(日) 06:29