このところの課題は「工作室の掃除」です。長い間、当面していた課題でありながら、手を掛けることのできなかった課題でした。それにようやく手を掛けます。この気力の充実は、或いは、初夏の力がなせたものだったのかも知れません。

唐突に、中学校時分の考査を思い出します。一学期の中間考査だったようです。社会科のM先生の問題に次のようなものがありました。『人が住み易い気温は何度か。』でした。つい「ムッ」とし、その解答欄に、「愚問なり」と書いてしまった記憶があります。

特に北国の春は、厳寒の洗礼を受け続けた直後です。夏になっても、体は寒さへの「防御規制」を覚えているのです。同じ気温であっても、季節によって、或いは、年齢等、個々の事情によって違いがある筈だ、と思ったからです。

正解は『18℃』でした。尤も、今思うと、その出題は、単に文部省の指導に従ったものだったのかも知れません。60年以上も前のことです。解答の「愚問」は、「若気の至り」がなせたのでしょうが、今もなお、汗顔すること頻(しき)りです。

長い前置きでしたが、奥州最北端の今日の最高気温は29℃ほどだったようです。「工作室の掃除」には、最適な気温でした。掃除の主な内容は、まず、プレナー・ベルトサンダー・溶接機・ボール盤等大型機器の整理整頓です。

次に、ビット等の細々(こまごま)した工具、資材等の整理整頓です。並行して、引っ切り無しに箒(ほうき)と塵取(ちりと)りを使います。集まるゴミは、大鋸屑(おがくず・のこくず)が主(おも)です。それらを、即、「薪(まき)ストーブ」に入れます。

そして、そのエネルギーで、「煮しめ」をつくったり「餅」を焼いたりなんぞします。心地のよい「29℃」を満喫します。


このところの草取りで庭は一変し、隅(すみ)の「山椒(さんしょう)」が露(あら)わになっています。つい、摘(つ)みます。「実」は、「佃煮(つくだに)にし、「葉」は1週間ほどの乾燥後、フードプロセッサーで「粉」にするつもりです。今日採ったのは全体の1/10ほどです。或いは、この心地よい環境で、再度の「摘み取り」をすることになるかも知れません。

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2024/07/04(木) 15:50
「打楽器」をつくっているところです。実は、「演奏会」開催の計画があります。その中に、参加者全員が参加するコーナーも設けようとしています。その楽器に、比較的簡単?そうな「打楽器」を選択しようとしています。そのための「楽器づくり」です。100個ほどをつくる予定です。

これまでつくったのは、カホン(Cajón)、コンガ(Conga)、ジャンベ(jembe)、イプ(Ipu・Gourd)等です。尤も、それぞれに、「・・・らしきもの」を付記すべき、のようですが・・・。

今後の課題の一つに、「イプ(Ipu)」のシェーカー(Shaker)づくり、があります。このヒントは、Yご夫妻からいただいた「ハワイ土産(みやげ)」でした。シェイカー(Shaker)は、物を振ってリズムを刻む楽器です。そして、イプ(Ipu)は、ハワイ語で、「瓢箪(ひょうたん)」のようです。

まず、「イプ」の種蒔きからのスタートでした。57粒の種を蒔いたのが5月13日でした。その中で育ったのは12苗です。発芽率は、わずか20%ほどでした。その12苗を地植えしたのが6月6日です。発芽率は低かったものの、一旦発芽したものは、皆、スクスク育ち、今は、主茎の先端の蔓(つる)が網(あみ)に絡(から)もうとしています。

しかし、肝心の「ひようたん」の多くは、孫蔓に生(な)る、とのことです。この後の作業は、主軸を摘心して、子蔓(こづる)、孫蔓(まごづる)の発育を促すことになります。

やがて、生(な)った瓢箪の内部の綿や種を取り除き、数ヶ月を要しての乾燥です。実際の「イプづくり」のスタートはその後です。この工程は、丁度、「万里の長城」を辿(たど)る過程に似ているようです。因みに、「万里の長城」の距離は、ロンドン東京間の2倍以上もあるようです。

尤(もっと)も、既に「お仕事」を引退させていただいている身です。この程度であれば、なんとかなりそうだ、とも思ってもしまいます。困ったことです。


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2024/07/02(火) 08:41
今日から「半夏生」のようです。この「言葉」は高校時代(60年ほど昔)に聞いたことがあります。しかし、その意味はよく解らないものでした。今日、改めてWEBにお訊ねしようとします。

すると、「一年を1日とすると、正月から今日までが午前で、半夏生からは午後だ。」の説明がありました。今日は7月1日です。6月21日の夏至から数えて11日目(6月21日を1日目として)です。今日から「七夕」までが「半夏生」となりそうです。

他の説明に、『花が咲き、実をつけ始めるのは半夏生からだ。』もあったようです。更に転じて、『これまでの仕事は昨日で一段落した。今日からは、新しい課題に臨むための新しい体制のセッティングだ?』の意味もあるのだそうです。その言い伝えに倣(なら)い、我が工作室でも、「第一工作室」の「大清掃」を決断します。

実は、この工作室は母屋に併設され、数十年も愛用している工作室です。そして、「薪(まき)ストーブ」があることから、「厳寒期」でも籠(こも)って作業できる部屋です。とはいうものの、その実態は、あれこれが散乱し、歩くこともままならない現状です。

折角迎えた「半夏生」です。この機を、創作意欲の生まれる、そしてフットワークのいい工作室への変換の「一大イノベーション(innovation)」のきっかけにしたいところです。

単なる掃除です。然(さ)りながら、老いた身には「勝ち過ぎる」課題のようでもあります。とはいうものの、「一日一歩、三日で三歩」のマーチの後押しもあります。取り敢えず、「作業プログラムの構築」からのスタートです。
2024/07/01(月) 17:24
明日からは7月です。その時を得、植えた苗のあれこれが結実を始めています。キュウリ (胡瓜)、ナス(茄子)、ピーマン(甘唐辛子?)、トマト(赤茄子?)等々です。

植えたのは5月10日でした。それから7週間経ての快挙です。感激すること頻(しき)りです。自動的に、昼のメニューは「冷やし中華」となります。

そして、当然、「おやつ」は「笹巻」の「草餅」です。先日収穫した「笹」と「よもぎ(蓬)」の出番です。「餡入り」と「餡無し」をつくります。尤も、期待していた「餅(もち)」は、「餅搗機(もちつきき)」の加減がよくなく、十分に「搗(つ)」かれていないものでした。

それでも、「蓬(よもぎ)」の風味と「笹のみどり」が、見事にカバーしています。良き哉、です。


他方、工房では、「ふすべボンゴ?」の「把手(とって)取り付け」です。実は、昨日の時点での「さつま編み」が「綺麗な編み」になっていなかったのです。今日は、その「仕切り直し」です。

しかし、今日の結果もまた、これまで同様の次元に終始します。いつの日か、溢(あふ)れる気力のもと、涼(すず)やかな頭脳で、意気揚々と挑む再々々挑戦の結果に期待することになります。

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2024/06/30(日) 15:18
今日は土曜日です。車で20分ほどのスーパーで一週間分の食料調達をする日です。帰路の山道で「よもぎ(蓬)」を摘みます。「笹」は先般入手しています。いよいよ、年に一度の「草餅づくり」です。

工房では「ふすべボンゴ?」づくりです。「ふすべ」は、「夕顔」等の実でつくった器です。それを、「ボンゴ」のような打楽器として使おうとする企てです。

短時間で終える筈の課題でした。それが、手をかけてから1週間を経て、漸くゴールが見える進捗(しんちょく)状況です。長期間に至った理由のひとつは「漆(うるし)」を使ったことにありそうです。

使った場所は「サウンドホール(sound hole)」の縁(ふち)です。全体から見ればほんの一部です。実は、表面全体の「茶色」との対比のため、縁(ふち)を「カッ」とした「赤」にしたかったのです。

しかし、このところの晴天続きです。低い湿度で「漆の乾き」が遅くなったようなのです。とはいうものの、厳しい納入期限のある作品ではなし、単に、「足踏み(停滞) 時間」が長くなっただけのことです。「乾くに要する時間」を多くすればいいだけなのです。

満を持し、今日はいよいよ「把手(とって・handle)」の取り付けです。「麻縄」の「把手」にします。昔、漁師さんから分けていただいたものです。そして、「結び方」は「さつま編み」です。

「さつま編み」をshort splice (ショートスプライス)というようです。これは、ロープの両端の編みをバラリと解(ほど)き、解いた両者同士を編み直し、全体を「輪っか状」にする方法です。「splice」の意味は「ロープ継ぎ」のようです。因みに、「さつま編み」の語源のひとつに、「中国から薩摩(鹿児島西部)に伝わった文化」があるようです。

以前、これを編んだことがあります。しかし、久しぶりに挑む「さつま編み」です。記憶を辿(たど)り、そして、試行錯誤を繰り返します。それでも、「綺麗な編み」に至ることはできませんでした。その「醜さ」の表れは、即(すなわ)ち、どこかに間違いや矛盾がある証(あかし)でもありそうです。

この不満足の解消は、追々(おいおい)の再々挑戦に委ねることになります。


喫緊(きっきん)の課題、と位置付けた「草取り」は、同居人のリーダーのもと、早速(さっそく)昨日から始まりました。とはいうものの、手をかけていなかった庭です。昨日の努力の痕跡は、庭の1/5程度に微(かす)かに窺(うかが)えるだけです。

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2024/06/29(土) 16:57
日に日に、日の出時刻が遅くなっています。一日1分ほどの遅れは、やがて冬ともなれば、今より3時間ほども遅い日の出になります。夏は、まさしく冬へのイントロ(introduction)です。

今朝の起床も未明でした。薄暗い中、母屋の「第一工作室」に灯りをつけ、今日の作業のスタンバイ (standby)です。

このところ、「ふすべボンゴ?」をつくろうとしています。「ふすべ」は、「夕顔」や「瓢箪(ひょうたん)」等の大きい「実」でつくった「入れ物」のことです。我が家では、長い間、「炭斗(すみとり)」に使ってきています。

尤も、これまで、その「ふすべ」を叩いたことはなく、どのような「音色」を発するかを試したことはありませんでした。その好奇心も手伝っての今回の「試み」でした。

実は、このところ、「打楽器(らしきもの)」を作ろうとしています。これは、ご年配方を対象とした「演奏会用」のつもりです。100個は準備したいところでした。

今日は、「塗装の続き」です。前回は「内壁」の塗装でした。今日は、「外面」と「縁(ふち)」への「塗り」に挑みます。単なる「塗装」です。しかし、事前には、細々(こまごま)した諸準備が伴います。

インパクトドライバー、ドリルの刃、紐(ひも)、サンドペーパー、鋏(はさみ)、マスキングテープ、ウェス、ゴム手袋、マスク、アクリルスプレー(赤・茶)、朱漆、筆、テレピン油、拭紙、容器、霧吹き、S字フック、箒(ほうき)、塵取り、等々です。尤も、「忘れ物」にはいつも悩まされてもいるところです。

次回の作業予定は「把手(とって)」の取り付けです。「麻縄」を使うつもりです。今日、そのための準備をします。


数種類の「遅咲き」の「さつき」が咲いています。普段、手をかけていない庭に、です。鬱蒼(うっそう)とした庭の一隅に、です。人知れず咲いています。庭の草取りは、必ずや、是非是非、ごく近い折、手をかけざるを得ない、喫緊の課題です。

60年ほど昔、高校の漢文で習った、「豈(あに)せざるべけんや?」の域です。

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2024/06/28(金) 06:43