
曇りから雨になる予報でしたが、終日の明るい日です。今日は、昨日の文化の日の振り替え休日です。
朝、友人のZ氏が、『今日は休みだった。』と頭をかきながらお見えになります。お休みであることを忘れ、いつも通りに出勤した帰りです。他人事ではなく、かくいう自身もまた、だいぶ前から曜日の観念は衰えています。
今日も工房作業を楽しみます。ここしばらく、北の秀木、「青森ヒバ」を使った「枕」をつくっています。凹凸のある枕です。昨日から今日にかけては、大雑把な加工をバンドソーで行い、その後、ベルトサンダーで整える作業です。
バンドソーは最近使い始めたものです。まだ真っ直ぐ挽(ひ)くまでには至っていなく、専(もっぱ)ら、曲挽きの段階です。話は飛びますが、直線に挽けない理由は、定規(じょうぎ)の設定にあります。昨日、W氏からヒントをいただきます。

ベルトサンダー同様、単純作業です。意外に短時間に終えます。しかし、流石(さすが)にベルトサンダーのときは庭に出ます。
工房での作業は、家中に微粉末の洗礼をもたらすのです。火山灰のように何日も時間をかけて沈殿します。
そして、今日のサンドペーパーには憂(うれ)いも潜んでいます。作業手順の問題です。実は、鉋(かんな)やビット等の刃物を使った作業は、サンダーがけの後にはすべきではない、という基本ルールがあるようです。I氏がよくお話しすることです。
サンドペーパーは、thundpaperではなく、sandpaperのようです。雷(かみなり)の紙ではなく、砂の紙です。したがって、サンドペーパーをかけた後の木地は、細かい砂を含んでいることがあります。これに刃物をあてることを禁じたルールのようです。
実は、今回の「面取り」はサンダーがけ後の手順です。また、他にも頓珍漢な順序があっています。もしも次回があるとすれば、作業手順のプログラムを構築し直す必要がありそうです。

簡単な組み立ての筈でしたが、実際はてんやわんや、です。実は、「蟻組み」のオスとメスとの嵌(は)め込みに苦労します。オスメスの寸法に遊びが無く、余りにもピッタリだったことによるようです。
玄能等を使うのは不適当です。挿入方向を誤ることが多く、無理な力が加わっていることに気づかないことが多いのです。要は、スーッとした感覚で嵌め込みたいところです。
それなりの腕力や体重があれば理想的のようです。しかし、今回は、それでも間に合わなく、万力を思い出します。
組立後、再びベルトサンダーにかけます。目違い(段差)の修正と付着した糊(のり)の除去のためです。1回目は80番ほどを使い、その後、240番に変えます。この段階で、一大変身を遂げます。