
今日は文化の日です。昔のことですが、毎年この日に大きい大会が行われていました。奥州最北端から南下する途中の八郎潟あたりで、いつも雪が舞っていたことを思い出します。
それに比べて、今日は穏やかな日です。小春日和とはいかないものの能動的になります。すかさず、工房活動を楽しみます。テーマは、このところの「枕づくり」です。
やや?執拗(しつよう)に過ぎていそうです。しかし、最も政治の恩恵に浴していない、といわれる奥州最北端県としては、北の秀木の発信は試みるべきのようなのです。
これまでいくつかをつくっています。それぞれに、やや、一長一短がありそうです。敢えて、何れかを選択するとなると、「蟻組」の単純バージョンです。年末までに数点をつくることにします。
作品をつくるときの基本的ステータス(事情)には2つありそうです。ひとつは、所要時間の縛りです。そしてもうひとつは、それに関係なく、納得する作品をつくることです。

今回は展示会用のものではなく、一般的な需要への対応です。制作時間との相談になります。
課題であったビットの出口のギザギザ(バリ・burr)や割れは、初めに出口にビットをあてておくことで、ある程度は解決します。しかし、「当て木」することで、成功率はもっと高まるようです。
作品づくりに勝敗があるとすれば、事前のひと手間をかける精神的余裕の有無が勝敗を決めるようでもあります。他に、作業手順にも関係しているようです。勘違い、機器の誤差、作業時間、等を最小限に抑える手順がありそうなのです。

更には、冶具(jig)の活用です。猿でも道具を使うそうです。1つ2つであれば兎も角、形状の同じものをたくさんつくるときのjigの有無は、人をして人足らしめるか否かを分かつ試金石のようでもあります。
午後、W氏がお見えになります。工房仲間です。たくさんの丹精の野菜をいただきます。また、先般お願いしたエンジュ(槐・延寿)を製材してきてくれます。
他に、バンドソーとテーブルソーの調整もしてくれます。これまで永遠の課題とされていたバンドソーの調整は、定規の調整にあったようです。目の前が少し明るくなります。