先週の時点での予報では、今週は連日の雪でした。しかし、雪は皆無です。しかし、今朝、出かけるとき、車のフロントガラスが真っ白になっています。霜です。

削り取ると雪のようです。気温は1~2℃です。放射冷却のようです。やはり、日中は8~9℃にもなります。空は、一日中、真っ青に輝いています。


昨晩の「収穫祭」を大盛会のうちに終えます。「収穫祭」とはいうものの、クリスマスや忘年会を兼ねた慰労懇親会です。楽しい一夕を過ごします。和やかな中に、腹をかかえて笑う場面が連続します。

参加者は、同じ町の皆さんです。しかし、はじめてお会いする方が半数弱もいます。この機に、できるだけお話しする機会をつくります。世の中の広さと狭さを認識させられます。


恒例のジャンケン大会も大盛況です。これは、ジャンケンで勝った順に好きなものを選ぶ、という趣向です。

結構なご年配のご婦人が、気合い入れているのが嬉しいです。Y社長からの要請で準備した景品もまた好評です。

作品をつくった当事者としては、優先権を得た皆さんが何を選択するかに興味があります。それぞれにはそれぞれの価値観のあることを見せつけられます。勉強になる瞬間です。ジャンケン大会後、『孫用につくってください。』、のオーダーもいただきます。


今日は、「煙突掃除」を中心に工房内の掃除です。つい先般に行ったばかりの「煙突掃除」ですが、吸い込みが衰えてきています。変だな、と思いながら煙突を叩くと、カンカンとした金属音ではなく、ドンドンという鈍い音です。

相当な煤(すす)が溜まっているようです。実際には、タール化したカルメラのようなものが内壁にこびりついているのです。今時、その存在は自信の無いところですが、昔、ザラメと重曹(じゅうそう)でつくった記憶のあるものです。


原因に、最近、薪(まき)に、「松」を多く使っていることが考えられます。松は大量に煤(すす)を発生させるのです。ま、燃え難くなったら、その都度(つど)掃除しさえすれば良いだけのことなのですが・・・。


夕刻、「岩木山」の陰に沈む夕日を見せつけられます。津軽のど真ん中の山が、海を隔てて見えています。富岳三十六景の三保松原のようです。

何方かから、『去年の今頃は猛吹雪でしたね。』と話しかけられます。突然降り出した雪が止むことがなかったことだけは残っていますが、曖昧になっている記憶です。

遅かれ早かれやってくる雪ですが、未練がましくも、もう少しの時間が欲しいところです。

2013/12/04(水) 17:55

朝の一時は雨です。その表現に、大中小があるとすれば、やや強い中雨です。しかし、この表現には、やや、無理がありそうです。大雨、小雨はありますが、中雨という表現は一般的でないようなのです。

日中は「木枯らし(こがらし)」です。これも、やや苦しい表現のようです。本来は、秋の末から冬の初めに吹く風のようです。

気象庁的定義では11月いっぱいの風を指すようです。冬至にはまだ3週間ほどありますが、立冬は既に過ぎています。昨日から、れっきとした師走に入っているのです。


「鍋敷き(なべしき)」をつくっているところです。以前からつくりたかったこともありますが、先般入房した「ビスケットジョイナー」の小手調べのためでもあります。これは、「額」のコーナーのツールとして考えているものです。


とはいうものの、「鍋敷き」は明日の「収穫祭」の景品に使うつもりでいます。仕上げを迫られてもいます。

作業内容は、食(は)み出たカンザシの削除、面取り、木地調整、塗り、包装等です。簡単な内容ですが、その作業には、作品に対する慈(いつく)しみをどれだけ注ぐかが問われているようです。


昼、W氏がお見えになります。工房仲間です。明日の「収穫祭」の景品に力作をお持ちしてくれます。ペーパーウェイト、ロールティッシュケース、ゴミ箱、パズル、ひょうたん、石鹸箱、玩具等と多様です。有難いことです。

「収穫祭」の参集者にはご年配の方が多いです。田畑やボランティア活動等に関係する皆さんです。その1年間の慰労会でもあります。今回の景品にはそのステータスもあります。


しかし、憂いもあります。参加者のジェネレーションと、その年齢を無視した多岐に及ぶ作品との関係です。

ま、ご本人に適さなければ子供さん、それでも不適当であれば孫さんに可愛がっていただきたいところです。来週にはホームへの慰問があります。そのプレゼントもこれから考えることになります。


W氏からは、工房内の道具や機器のメンテナンスもいただきます。ボール盤、アジャスタブルフェンス、集塵機等です。ボール盤の角度調整については目から鱗(うろこ)です。殆(ほとん)どは、粗末な手入れが故障の原因だったようです。

2013/12/02(月) 18:09

昨日の気温より、今日は微(かす)かに高いようです。微かに、のレベルは1~2℃程度です。非常に小さい値ですが、結構大きい意味があります。

物理的には、氷点前後の1℃の違いは雨雪を液体と固体の何れかに分かつ値です。とはいうものの、臨済宗の一休和尚に言わせれば、『雨あられ 雪や氷と隔(へだ)つれど とくれば同じ谷川の水』です。何れも同次元のようでもあります。

しかし、奥州最北端の冬の冷たさには特別の厳しさがあります。僅(わず)か1~2℃の違いは、燃料的には5%の消費の変化をもたらすそうです。つい昨日の沐浴時、燃料会社のS氏にお聞きしたものです。


昨日、「雪囲い」の大方(おおかた)を終えます。気掛かりがひとつ失せたことで、突然、創作意欲が高揚してくるようです。いつものことですが、掃除同様、不思議なメカニズムです。


話は飛びますが、ピアノやバイオリン等を扱う演奏家や音楽家の多くは、炊事洗濯等の家事は出来るだけしない、ということを聞いたことがあります。

家事にエネルギーを費やすことで、肝心?の音楽活動のためのエネルギーが失せるのだそうです。


邪道とは思うものの、このことは、雪囲いと木工作業との関係に似ているようでもあります。工房では「鍋敷き」をつくっています。やや所帯じみてはいるものの、意気揚々の感があります。

本来は、明後日の「収穫祭」の景品づくりのためですが、実は、「ビスケットジョイナー」の練習のためでもあります。いわば研修会のようなものです。

6角形への加工はスライド丸鋸(まるのこ)に委(ゆだ)ねます。作業時間はほぼ一瞬です。ビスケットを嵌(は)め込む溝掘りは「ジョイナー」が担当します。これも、加工材を固定する簡単な仕掛けをすることで、ほぼ一瞬です。

時間を要するのは組み立てです。単に組み立てるだけです。しかし、実際には、食み出た糊の処理、ビスケットを深く挿し込む配慮等、結構な舞台裏があります。7枚を組み立てるには1時間以上も要してしまいます。

組み立てたものを薪ストーブの近くで乾かします。やがて、糊が透明化した後、ビスケットの食み出た部分を丸鋸で切り落とします。そして面取りに進みます。塗装は、簡単なオイルフィニッシュを考えています。


いつものことですが、今回も、残された時間が少なくなっているのです。材は、変哲の無いミズナラとエンジュです。何れも、椅子をつくったときの端材(はざい)です。一般的な、有史から伝わる「鍋敷き」です。

しかし、今回のビスケットジョイナーを使った、6角形バージョンは、何方(どなた)もつくってはいないようです。完全なオリジナルバージョンのようです。ひっそりと、奥州最北端から発信することになります。

何方もつくっていない、ということは、根本的なナンセンスさがあることも考えられます。取り敢えず、可愛がって使うことにします。作品の良し悪しは、しばらく使った後に、或いは、数年の時を経た後に判断すべきもののようでもあるのです。


明日から暖かくなるそうです。理由は、日本海側の気圧が高く、太平洋側の高い、西高東低だからです。東の低気圧が南からの温かい空気を誘うのだそうです。理屈は兎も角、ま、暖かさを歓迎することは吝(やぶさ)かでは無いものです。

2013/12/01(日) 15:06

朝は、昨日と同じような薄(うっす)らとした雪です。しかし、今日は昨日よりも寒いようです。10:00近くになっても、昨日のように融けないのです。或いは、気温は同じ程度であっても、今日は陽光が無いからなのかも知れません。

来週からは暖かくなるとのことです。雪だ、雪だ、と伝えられていますが、結局は年の瀬までは降らないようです。やや拍子抜けはしますが、ま、良し、とするところです。

雪まではまだ間がありそうです。しかし、昨日、途中で終わったイチイの「雪囲い」は済ませることにします。張り方は、単に、板の両端を縄で結わえるだけです。風で飛ばされないための配慮です。

付随して、徒長枝(とちょうし)の剪定(せんてい)もあります。ヒョイヒョイと上に伸びている枝です。数年も手をかけていなかったことで、断面が10円玉大の枝が20~30本もあります。それらを鋏(はさ)んで庭に落としてやります。

気温は3℃ほどですが、地上数メートルです。風が殊更(ことさら)に冷たく感じます。体の芯から冷やされます。しかし、これで、庭は一段落です。久しぶりに工房作業を楽しめそうです。


今回の課題に「鍋敷き(なべしき)」を設定します。これまで数種類のパターンをつくっています。

しかし、今回は、つくることは目的とはしていますが、それ以上に、「ビスケットジョイナー」の小手調べもあります。

作業の前に、簡単な図を描いて角度の確認をしたくなります。自信が無いのです。数年前には考えられなかったことです。イメージするだけで作業ができたものが、今は、紙と鉛筆が必要になっているのです。



以前、3角形、4角形、5角形、6角形、8角形等を確認しています。何れにも大ロマンが秘められていますが、今回は6角形を基本にするつもりです。

関係する角度は60°と120°のようです。あとは簡単(?)な筈です。スライド丸鋸(まるのこ)で「角度切り」をするだけです。

しかし、実際にはさまざまな決断が伴います。どの部分にビスケットを挿し込むかを、ビスケットの大きさと合わせ面との関係を調査します。また、実際に、ジョイナーを安定させるための環境づくりもあります。

進む方向にトラブルが無いことを確認しさえすれば、実際の作業が一瞬で終えることができるのがこの種の特徴ようです。

2013/11/30(土) 17:51

今朝は薄っすらとした雪です。路面は地温で融けていますが、屋根には1cmほどの積雪です。後で、製材所のY社長から聞いたところ、明け方の3:00頃に降ったとのことです。

その雪は、9:00頃の陽光で一瞬にして融け去ります。軒先からは、融けた雪が雨状になって滴(したた)り落ちます。結局、今日も庭仕事です。庭仕事というものには、これで終了ということは無いのです。

まず、大きい鉢の収納です。そして、薪小屋の入り口づくり、更に、イチイ(一位)の雪囲いです。大きい鉢は、他の鉢同様、縁の下に移動して終わりです。

薪小屋の入り口は、ここ数年無かったものです。大きい木の下にあることから、雪で埋まることがなかったのです。

しかし、雪吹は別です。折角乾燥している薪(まき)や芝(しば)の隙間に粉雪が入り込みます。今年こそは戸をつけることにします。それも、極、簡単なものです。「掛け莚(かけむしろ)」程度のものを考えています。


「掛け莚」というのは、土間(どま)等の出入り口に、戸の替わりに吊るす莚(むしろ)のことです。

昔、裕福でない家の戸にあった、と聞いたことがあります。今回は薪小屋です。しかも、立派な?トタン屋根です。簡単な処理であっても、薪小屋としては十分過ぎる次元なのです。

問題はイチイの雪囲いです。状況確認のために上に登ってみます。優秀な青森ヒバの屋根板ですが、やはり腐っています。もう、十年以上も活躍してくれていたのです。お礼すること頻りです。

即、替わりの板を探すことになります。Y製材所を訪ねると、丁度、適材があります。7分ほどもある「貫(ぬき)」の4mものです。20枚ほどいただいてきます。即、それを屋根に上げます。

実は、その頃は、頻りな霙(みぞれ)です。作業は明日にしても、スタンバイさえしておけば何とかなりそうだったのです。作業、とはいっても、単に、板が風で飛ばないように、両端を縄で結わえるだけです。

しかし、この一年で枝が相当伸びています。剪定(せんてい)も必要なようです。あと数日、小春日和の欲しいところです。


昼前、I氏がお見えになります。彼自身の作品のために、さまざまな機器を使います。やはり、他の方が機器を使うのを見るのは勉強になります。特に、「手押し鉋(かんな)」の扱いは素晴らしいです。

この手押し鉋については、これまで何回も指導を受けてはいます。しかし、いざ使う段になると、しっくりいかないところがあったのです。実は、ここ数年、「工房事情」を連載していますが、これまで一度も本格的な指導を受けたことが無かったのです。

その意味では、機会を見つけて、一から修行したいとも考えています。来春になれば68歳です。しかし、もう少し勉強しても良さそうなのです。

I氏から焼酎(しょうちゅう)をいただきます。九州種子島のものです。種子島のサトウキビはいただいたことはありますが焼酎は初めてです。美味しいとのことです。実は、K社長へです。12月3日の収穫祭にあげるものです。


或いは、明日こそ、まとまった雪になるかも知れません。

2013/11/29(金) 16:51

このところ、天気予報に敏感になっています。実は、「雪囲い」がまだ済んでいないのです。

しかし、いつも、降るぞ、降るぞ、とは言われても振られっぱなしです。その信用度は低くなっています。その延長上の今回の予報です。今日は、午後に、雨から雪に変わるということでした。そして、明日以降の毎日が雪マークです。それでも半信半疑です。

しかし、今日は、九州福岡でも降ったそうです。やはり、その気になってしまいます。本来は、降る直前の「雪囲い」に拘(こだわ)りたいところですが、いつ降られても良いように準備しても間違いではないようです。

午前中、即、行動開始です。時々強い雨になります。勿論?その時には休憩をとります。我が家の庭は、大きい4~5本には手をかけませんが、他の10本ほどは囲ってやります。結構なエネルギーを要します。

午後になって何とか終えます。その後、後片付けです。実は、千切れたヨシズが無数に散在しています。それらを丁寧に拾ってやります。また、渡石(わたりいし)に土が乗っています。小雨の中、水道からのホースで洗ってやります。


これで雪囲いの90%は完了したことになります。まだ1本残っています。実は、最も大きいイチイ(一位)がまだです。奥州最北端です。2mほども積もる雪です。そのままでは中央部分が陥没してしまいます。

そのため、単管で囲い、屋根に厚手の板を渡しています。その板のセッティングがまだ残っているのです。薪小屋の屋根から移動しての作業です。内容的には簡単です。本格的な雪の前の麗らかな日を待つことになります。

一段落後、手を掛けた様子を自己分析します。今年はまあまあの出来です。たかが雪囲いとはいうものの、その年年(としどし)の出来があるのです。柱で組んだ円錐の大きさや姿、ヨシズの傾き加減、そして縄の張り方や結び方等です。

満足して家に入った瞬間、ザラザラと音をたてて霰(あられ)が降ってきます。今年も滑りこみセーフのようです。

フキノトウが、来春咲くための準備をしています。

夕刻、工房に入って「収穫祭」の準備です。今年も、お出でになる皆さんへのプレゼントを考えています。実際の作品づくりはまだですが、今日は、「匂い袋」を準備します。端材の、「青森ヒバ」の小片です。

それを小さいメッシュに入れる作業です。これは、玄関、箪笥(たんす)、手洗い所、浴槽、車の運転席、バック、書斎等で楽しむためのものです。120~130袋は出来たようです。しかし、袋の口の閉じ方に迷っています。やはり、赤いリボンあたりが良いのかも知れません。

「収穫祭」には特別のプレゼントも準備します。それらは、ジャンケン大会の、一部の方への景品になります。この「匂い袋」は、参加者全員用として考えています。12月3日の予定です。特別?のプレゼントづくりは、明日あたりからになりそうです。

2013/11/28(木) 17:11