ここしばらく、顕著な雪は無く、穏やかな朝を迎えていました。今日もそうだろう、と勝手に思っていたところ、見事に裏切られます。尤も、10cmほどです。今日は日曜日です。朝の車の往来は殆ど無いことから、沐浴後の除雪です。


このところ、3Dづくりに嵌っています。昨日、パーツの組立てを終えます。今朝は、その後始末と状況確認です。まず、マスキングテープの後始末です。単に剥ぎ取るだけですが、数が数です。所要時間は結構なものです。そして、使ったテープの多さを見せつけられます。

次に、組み立てがプログラム通りになっているかの確認です。実は、今回は、時計まわりにマツ、ケヤキ、ナラの順に配置したつもりです。そして、3片の関係は、コ・オーディネーションになるように、それぞれが同等に、木口(こぐち)と木端面とが出会うようにしています。


また、マツの木目は、マツを上に置いたとき、右上がりになるようにしています。よく解りませんが、3Dの演出には、それらの一貫性が必要のようなのです。それらのチェックです。

このことについては、極力意識したつもりです。どう考えても、間違うことは無いものです。その意味では、チェックの必要も無いものです。

しかし、実際には、ほんの2個だけですが、頓珍漢(とんちんかん)があります。わずか2個と雖(いえど)も、自信喪失に陥る瞬間です。と同時に、傲慢さを指摘される瞬間です。

そのことを、お見えになる皆さんに訴えます。すると、期せずして皆さんが、『そうなるのが自然です。』と言います。齢を重ねれば、前後左右上下表裏等の、本来は間違う筈の無い次元を間違うようになる、と言っているのです。

それでも、今回の勘違いは、2/180=1/90の割合です。約1%です。その程度であれば、或いは、許容範囲であるのかも知れません。だとすれば、深刻に考えなくても良さそうです。



肝心の、全体の様子は、まあまあのようです。昼前においでになったK社長は『なんだこの凹凸は。』と言ってくれます。「騙し絵(だましえ)」としての役割は演じていそうなのです。

最終的には、カッティングボードオイルを塗ることになりそうです。その時には、もっと明確になりそうです。とはいうものの、個々には様々な事情を孕(はら)んでいます。

今後は、それらの事情を背負いながらゴールを目指すことになります。或いは、岡本かの子の『・・・いよよ華やぐ・・・』は、この次元なのかも知れません。

2014/01/19(日) 14:50

今冬一番の冷え込みです。朝、市内中心部に向かったときはマイナス7~8℃です。2時間ほど用事を足して帰宅するときは、マイナス3~4℃です。路面の殆(ほと)んどは乾いています。しかし、一部、水分のあるところは凍っています。


今日も工房作業を楽しみます。作業のテーマは六角形の組立です。バリの削除は工房で済ませています。単に、糊付け(のりづけ)だけがテーマです。埃(ほこり)や汚れの心配が無いことから、作業の場所を座敷にします。

正確な数は失念していますが、スタート時点のパーツ数は、カラマツ、ケヤキ、ナラのそれぞれ、200弱だったようです。結局、200弱の六角形ができる筈です。昨日まで、その半数近くを組立てています。数日も要して、その有様です。


如何に手間がかかるにしても、少し、だらしないようです。今日は、少し、本気になります。フィニッシュは、いつもの就寝の時刻です。遅きに失するものの、500片以上の全てを組み立て終えます。

これからは、この正?六角形を単位としての組立てです。勿論、そこには、山も川も潜んでいそうです。予想される最大の要素は、塗布した「糊の厚さ」です。糊は、塗り残しの無いように、そして、可能な限り薄くしています。しかし、どうしても厚さの不均衡が生じています。


その不均衡が、六角形の各頂点の120°を正確なものにしていないことが考えられるのです。

この解決方法は、おそらく、ひとつひとつの帳尻合わせのようです。所謂(いわゆる)、「現場合わせ(gauging)」です。いい加減のようですが、結構、レベルの高いスキルのようです。

ここまでに至る経過を振り返るとき、極めて心細いものがあります。しかし、現実に、ここまでは至っています。これからも何とかなる筈です。

2014/01/18(土) 20:57

昨晩、バンクーバーアイランドのナナイモ(Nanaimo)近辺が放映されました。懐かしさとともに、あれこれ複雑な思いが過(よぎ)ります。

実は、19年前の今日は、今は亡きK氏とともにカナダから帰国した日です。地震は、夕刻、空港に降りて知ります。飛行中には伝えられなかったのです。

昨日から今日にかけて、不思議な縁(えにし)を感じています。忘れられない日です。あらためてご冥福をお祈りします。


さて、沢山の課題が山積する中、今日も正六角形づくりです。3片の菱形(ひしがた)を組み合わせるだけですが、途方もなく長丁場(ながちょうば)です。しかし、1つ仕上がると、課題もまた1つ消えます。当たり前のことですが、確実に消えるのです。


そこに、一方が増え、他方が減少する様子を横目で見る楽しみが生じます。コツコツと作業を続けている人だけが味わうことの出来る楽しみです。上手く表現できませんが、雪片づけや掃除に似ています。

今日は、組み立ての他に、糊(のり)の能力の確認もします。実は、糊は、木端面(木を縦に割ったときの面)同士を貼りあわせることで力を発揮するといわれています。しかし、今回の六角形は、3片の菱形の木口面と木端面とを貼り合わせています。その接着力がどれほどのものかを確認する必要があったのです。

先日、その試験用をつくっています。木口面同士、木端面同士、木口面と木端面とが接するようにしています。台に段差を設け、その上に六角形を乗せます。それを割れやすい角度で、金槌(かなづち)で叩きます。

2~3回では割れません。割れない、というよりも壊れない、の表現が正しいようです。数回の後に壊れます。その内容は、糊付けした面ではなく、別の場所で離れているのです。木口と木端面、また木端面同士も、です。恐るべき糊の威力です。


破壊による証明です。少し乱暴で、また、矛盾のありそうなプログラムです。しかし、これで気掛かりが見事に払拭(ふっしょく)されます。実は、能力の如何によっては「カンザシ(ビスケット)」の挿入も覚悟していたのです。

話は飛びますが、この確認は世界各国から要請されているものではなく、単に、老骨が自身の納得のためにしていることです。そのレベルてあっても、体を張っています。

他方、世界のT大学が、この程度の清潔さを持っていないことは寂しい限りです。薬は六角形どころではないのです。尤も、今の世の中は、そのようなレベルが普通なのかも知れませんが・・・。


19年前の今頃、奥州最北端は大雪でした。しかし、ここ数日、タイヤショベルはお休み状態です。しかし、満天に瞬(またた)く星です。今晩の冷え込みには気合いが入りそうです。

2014/01/17(金) 18:33

気温計は見ていませんが、体感的には今冬一番の寒さです。昨晩から今朝にかけて降った雪は、除雪の必要の無い程度です。ほんの2~3センチです。


朝から工房作業を楽しみます。まず「3D」づくりの続きです。作業効率の宜しくない、手間のかかるプログラムです。それでも断行を決めたのです。

数日も費やしていながら、達成度はまだ20%ほどです。しかし、今日は2時間ほどで20個以上も組み立てます。これまでの反復作業で、それなりのコツを体得したのでしょう。


午後、W氏がお見えになります。工房仲間です。実は、今回、「霰(あられ)組み」で箱をつくることになりました。W氏がこの「霰組み」が得意なことから、彼にジグ(jig・冶具)づくりを依頼したのです。

最近の情報を交換した後、即、行動開始です。本来はパワフルなルーターを使いたいところでしたが、ビットの都合上、トリマーになります。

材料は、ストッパー用として数片の木材、そして、スライド板としてMDFです。これは、細かくした木を再編集したものです。


ツールは、ドライバー、丸鋸です。他に、ビス、両面テープ、メジャー等です。何れも簡単なものばかりです。

バタバタとした作業でしたが、ほぼ95%の完成です。仕上がった結果は、トリマーテーブルにスライド板を取り付けただけのものです。丁度、丸鋸(まるのこ)盤用のジグのようなものです。

しかし、「霰組み」のために何をすべきかを理解していなければ、とてもここまで辿りつくことは出来なかったようです。答えの解っている人には簡単で、知らない人には手も足も出ない世界です。特に、想像だけでここまで辿りつくには老化し過ぎているのです。


昨日の日記のテーマは、やや、シリアスに過ぎたようです。一人で楽しむ木工と違っています。社会生活にはさまざまな要素が絡み合っているからでしょう。

昨日の「・・・酸ヶ湯の3m以上の雪・・・」について、先ほど、T氏から連絡があります。昨日した渋谷の他に、今日は、彼の関係するたくさんの皆さんに状況を説明したそうです。そうそうたる、政財界の皆さんにです。

皆さんが等しく理解するところだったそうです。しかし、(N放送局の姿勢の)矯正(意識改革)には、直接関係する地元の皆さんの問題意識が原動力になるのではないか、という意見があります。奥州最北端の住民には新年会が優先です。とても無理な次元です。


2014/01/16(木) 18:21

例年と比べて顕著に少ない雪です。穏やかな正月です。

昨日、T氏から電話があります。首都圏で、第一線で活躍されている方です。

カリカリしています。そのテーマは、貧困な放送倫理とともに、当県、当市のふがいなさに対しての憂いです。

N放送局の全国版で、『A市の酸ヶ湯(すかゆ)では積雪3m30cmです。』の原稿とともに、雪に埋まっている車がビデオで報じられていることについてです。

『嘘ではないが、これはトリックだ。あたかもA市が3m以上もの積雪である。の意味にうけとられる。』と彼は言います。『「酸ヶ湯」について知る人は殆ど居ない。多くの人たちは、この情報で、A市全体が大変な豪雪地帯と認識するのです。この放送のテクニックは、敢えて、一般的でない情報を流すことで、ニュースとしての価値を高めようとするものです。邪道です。』と語ります。

スキーのゲレンデ情報でもないのに、何故、各地の天気概況で、八甲田山の積雪を紹介するか、です。そこに矛盾があるのです。T氏は、『このような誇張を目的とした、倫理の伴わない報道に対して、何故、市や県の関係者は怒らないのか。』というもどかしさを訴えているのです。

当地は、先般の新幹線の乗り入れで、従来走っていたJRは撤退です。必然的に、訪れる旅行客数も顕著に減少します。更に、早晩、殆どの旅行客は、海を越える新幹線とともに通り過ぎていくシナリオは明らかです。

仮に、大阪、東京2000万人中のほんの2~3人が奥州最北端に行ってみたい、と思ったとしても、当地には極めて有難いことです。それが、この「・・・3m以上の・・・」の情報で、二の足を踏んだとなると大変なことです。このことを知事、市長、観光関係者、一般市民が認識しているか、とT氏は問うているのです。


そして、そのことについて、しっかりとN放送局に申し入れをすべきではないか、という考え方です。現に、首都圏の皆さんの会話には『A市は大変なところですね。(とても行くべきではないところですね。)』が出るそうです。

T氏は、相当に辟易(へきえき)するとともにムッとしていたようです。そして、東京在住であっても、昨日、「酸ヶ湯」の何たるかについて、渋谷の放送局に訴えたそうです。

恐れるものの無い、日本を代表するN放送局であっても、視聴率だけを目的とする番組を意識せざるを得ないのでしょう。思い出せば、当地の気象について、首都圏のデーターを報じていたのもN放送局だったようです。それも長い間に渡って、です。基本的な何かを見失っているようなのです。


今日の工房作業のメニューに「煙突掃除」も入れます。吸い込みが、いつもより早いサイクルで弱くなっています。実は、このところ、先般剪定したマツ(松)を燃やしていたのです。燃えは良いのですが、煤(すす)が多く出るのです。

看板用の材料を見つけます。厚さ1寸5分のケヤキ(欅)です。少し立派過ぎるようですが、適当なものは他に無さそうです。ジグソーで形を整えます。この後、グラインダーをかけるつもりです。微粉末を生じることから、その場所に庭を考えています。作業の続きは、天気待ちです。

夕刻、自宅前の除雪です。八甲田山の3m30cmには及ばない、ほんの5cmほどの積雪です。可愛いレベルです。



2014/01/15(水) 17:06

冬至は12月に迎えています。やはり、日の出が早くなっています。しかし、曇天の日には、その顕著さは乏しいです。

今朝も寒い曇天です。しかし、昼前に青空になります。能動的になり、庭に手をかけます。単に、歩くに足る最小限の幅を確保するだけです。久しぶりに陽光を浴びます。


今日も工房に入ります。昨日下拵え(したごしらえ)をした、3片の「菱形」での「六角形」づくりです。筆で糊(のり)を付け、それを合わせてゴム輪で締め付ける作業です。

昨日、数個をつくっています。今日は、その続きです。今日はマスキングテープを登場させます。実は、昨日の方法では、ゴム輪を回す作業にぎこちなさがあるのです。非力にはゴムが強すぎるのです。このマスキングテープのひと手間で、全体の作業能率は格段に良くなります。

とはいうものの、午前中を費やしてほんの20個ほどです。昨日つくったものと合わせて、全体の15%を終えただけです。しかも、昨日同様、3片を合わせた中心に、針の孔ほどの空間が生じているものもあります。少し心細くなります。


その意味では、このプログラムは、単に結果だけを求めるためだけのものでは無さそうです。

昨日の日記でも触れましたが、余りにも時間がかかり過ぎるのです。おそらくこれは、敢えてコツコツとした作業を楽しむことを目的としたプログラムのようです。

効率を求めるのであれば、当初試した方法です。これは、ワードやエクセルで例えれば、「置換」に似た「一括変換」のような方法です。しかし、ここまで辿(たど)りついたからには、残り85%をも楽しまざるを得ない気になってしまいます。


午後、車で出かけます。主題は、12mm軸で12mm刃の、ルーター用ストレートビットです。10年ほど前の奥州最北端では、大工さん相手の専門店はあったようですが、ホームセンターでは殆ど見かけないものでした。

そのため、通販で取り寄せていたのです。しかし、最近になってようやく出回るようになってきています。探索することにします。まず、市内最大と思われるSホームセンターを覗きます。「ルータービット」のコーナーはありますが、種類はほんの少しです。無理でした。


次に、別のH店に行きます。トリマー用の6mm軸ですが、期待のビットを探し当てます。しかも、驚くほど安価です。即、2個を求めます。

ところが、後で、この安価の理由が気になります。質を下げたことによるものか、或いは、高い普及率によってコストダウンされたものか、です。

近いうち、それを試すことができそうです。話は飛びますが、プロの大工さんは一流の機器を使います。そして、少しでも切れ味が落ちた、と感じた時点で、新しい刃と交換します。一般的には、まだまだ使えると思われる状態で廃棄するのです。

これは、おそらく、良い仕事をするためのようです。今の我が工房は、何とか用を足すことができれば、それで十分な次元です。極めて優秀なツールでなくても良いのです。逆に、腕を磨くには、満足過ぎる条件を整えない方が良さそうでもあります。

またまた話は飛びますが、G.Kojimaの漫画に、刃のついていない刀で畳を切る練習をする場面がありました。ハンディをつけての稽古で力をつけているのです。それに似てもいそうです。そこまでは大げさでないにしろ、要は、用を足すことができればそれで良いのです。


外出したときの気温は氷点下3~4℃です。海は群青色で、Y島は、いつもよりも近くに見えます。或いは、気温の高低と空気の透明度の如何には比例関係があるのかも知れません。

2014/01/14(火) 17:36