首都圏の雪は、初めの13年ぶりが16年ぶりそして、24年ぶりと刻々と変化し、結局は45年ぶりに落ち着いたようです。

やがてその寒波が北に来る予報を受けて待機していました。しかし、朝の積雪はほんの10cm程度です。それでも、即、タイヤショベルを駆ります。

今日は日曜日です。多くの皆さんが雪片付けをしています。友人もお見えになり、ご近所のS料亭の駐車場にも及びます。


今日の工房作業は掃除から始まります。久しぶりです。単に、工具の整理整頓と作業台や床を掃(は)くだけです。レベル「小」というところです。すっきりしたところで作業開始です。


かねてから課題であった「霰(あられ)組み」の「jig(冶具)」づくりです。先般、W工房がつくったもののコピーです。実は、先般のものは軸径6mm、刃径12mm、刃長20mmでした。基本的にはトリマー用のビットです。やや力不足の感があります。

そして、刃長20mmでの厚い板の加工は少し無理のようです。jigのスライド盤の厚さのためです。そのため、ルーター用の、軸径12mm、刃長63.5mm、刃径12mmを調達します。ついでにスパイラル(spiral・渦巻き)ビットも用意します。超硬です。先般求めた刃長20mmのビットが30本ほど買える価格です。今日は、そのビット用の「ルーター用霰組みjig」の製作です。


これまでのトリマー用のjigが作業を簡単にしてくれます。デリケートな設定があります。可能であれば、誤差を紙の厚さ以下にしたいところです。

試運転は明日のつもりです。不都合があれば、テーブルの定規を調整するだけで解決しそうです。精巧なjigであれば、糊(のり)無しでも酒は洩らないようです。ま、何とかなる筈(はず)です。


日中のチリチリとした細かい雪でまた積もっています。夕刻、再びタイヤショベルを駆ります。東京で30cmも降ったのであれば、雪の本場の当地はこのままでは済まないようです。問題は今晩から明日にかけてです。明朝は5:00起きです。

2014/02/09(日) 18:47

首都圏は13年ぶりの大雪になるようです。その余波が奥州最北端に達するのは今晩のようです。太平洋側に降るようです。昔から、この雪が降ると春になると言われています。或いは、春を予告する「春告雪」なのかも知れません。

因(ちな)みに、「春告鳥」は存在しますが、この「春告雪」は、勝手に筆者がつくった言葉です。2月後半に太平洋側に降る、融け易い「濡れ雪(ぬれゆき)」です。


このところの工房のテーマは「3D」づくりです。正三角形を2片合わせた菱形(ひしがた)3枚で六角形をつくり、それを30枚ほど貼り合わせています。今日は、まず、表裏2面の平面化からです。

ツールは、ディスクグラインダー、回転式サンダー、そして紙鑢(やすり)等です。微粉末を舞い上げることから、作業場所を、当初、庭でするつもりでした。しかし、薪ストーブの誘惑には勝てず、工房内になります。当然ながら、ケヤキ、ナラ、カラマツの微粉末の洗礼を受けます。

あちらこちらの凹凸です。その平面化です。全体を凹(へこ)んだ面に合わせる作業です。結構な時間を要します。いまのところ、360番で仕上げています。その後、縁(ふち)を整えます。実は、直前まで、このボードに枠(わく)をつけることも考えていました。


しかし、今回の試みは様子を探る程度のものです。可能な限りの単純性を求めることにします。結局、丸鋸(まるのこ)でカットするだけです。そして、「坊主面ビット」での「面取り」です。その都度、サンダーをかけます。

そして塗装も、時間のかかる漆ではなく簡単なものにします。先般ご紹介した「HOWARD Cutting Board Oil(カッティングボードオイル)」です。FDA(米国食品医薬品局)の折り紙つきです。

実際に存在するかどうかは解りませんが、時々、映画のCSI(Crime Scene Investigation・科学捜査班)に出てくる言葉です。日本では一般的ではないようですが、酸化防止のためのビタミンEも含んでいます。

未明、冬季五輪開会式を観ます。素人には、よく解らないことがさまざまあります。まず、選手選考の時期です。直前過ぎるようです。12月の怪我で歩くことができない選手がいたそうです。次の候補が居た筈です。残念です。


そして開催地にも疑問があります。世界中で、最もキナ臭い地のひとつが会場です。よく解らない舞台裏です。大会組織委院内から紹介された記者の宿泊先も問題があるようです。

部屋はまだ工事中、テレビ無し、暖房無し、冷蔵庫無し、施錠不能だそうです。ニュースとは次元が違っているようです。

そして、夏季大会同様、初めて聞く国名が多いです。当然ながら、どこにあるのかも解らない国です。他に、人口5万人ほどの国があることをはじめて知ります。

また、やったことも見たことも無い競技や種目もあります。運動嫌いの老人には、ノーマルヒル、スロープスタイル、ウィルアムソン、スプリント、SP等の意味するところは不明です。トニーザイラーの頃とは大分違っているようです。とてもついていけない五輪になりそうです。

2014/02/08(土) 15:17

昼前に出かけたときはマイナス6~7℃です。しかし、路面は融けてアスファルトが露出しています。おそらく、陽光による地熱が作用しているようです。

他方、首都圏や西日本の雪が心配されます。その雪が、東日本の奥州最北端に届くのは明日のようです。そのレベルは大雪です。これまで、大雪の情報では降ってはいなかったようです。しかし、今回は全国版で伝えられた予報です。地方で発信されたものとは違って信用度は高そうです。


工房では「3D」づくりです。昨日5段目を貼り付けています。今日は、縁(ふち)の捌(さば)きです。将来は、直線になる予定です。

一旦、凹部分にパーツを埋めて、後で出っ張った不要部分を削除するつもりです。そして、全体の木地調整です。具体的には、隙間を埋めることと平面化です。


隙間の埋め材は、WEBの指導では木工用接着剤だけです。しかし、接着剤と木の微粉末とを捏(こ)ね合わせて使います。接着剤を流し込んだ後に埋め材を指で押し込んでやります。隙間の程度は微(かす)かなものもありますが、1辺ずつ手をかけます。

平面化は最後です。本来、この工程は必要の無い筈のものですが、実際には驚くほどの凹凸があります。考えられる原因は、丸鋸(まるのこ)の設定のようです。

刃が正確な垂直になっていなかったようです。勿論、事前の確認はしたとしても、紙1枚の狂いが、そのまま結果に反映する世界です。融通のきかないところが歯がゆいです。

この段階で間違いに気づきます。今になっての修正は少し無理です。このまま続行するつもりです。6角形のパーツを貼り合わせる際、表裏を逆にしたのです。全体の模様に一貫性が失われたことになります。あと一歩で完成する直前の間違いです。落胆すること頻(しき)りです。

一般的に、この表裏の間違いは、前後、左右、上下とともに年配者の陥りやすい傾向がありそうです。年相応とすれば納得できそうでもあります。それにしてもだらしのないお話です。




2014/02/07(金) 16:54
昨晩から朝にかけての積雪はほんの6~8cmです。例年の今頃と比べると極めて少ない量です。しかし、寒気は今冬一番です。

一般住民にとっての少雪は歓迎するところです。しかし、除排雪を担当している方々は、この冬のために様々な準備をしてきています。夏のタイヤショベルの手入れ、そして人手の確保等です。降らなければ困ることになります。自然相手の投資には難しいものがあります。

今日の工房作業も、このところのパターンと同じです。「枡(ます)」への「拭漆(ふきうるし)」と「3D」の組み立てです。「拭漆(ふきうるし)」は4~5目になったようです。そろそろ妥協しても良さそうです。


「3D」は5段目を迎えています。今のところ、目指す大きさに、370mm×230mmを考えています。正確ではないものの、「黄金比」に近いバランスのようです。勿論、手直しはいつでも可能です。

午後にかけて再び降ります。今日のタイヤショベルの出動は、午前と午後の2回です。尤も、例年の奥州最北端の雪はこんなレベルでは無いものです。まだまだ序の口です。


PCの加減が思わしくなくなっています。少し困っています。



2014/02/07(金) 08:30

外出した日中はマイナス5℃ほどです。しかし、路面は凍っていないようです。よく解りませんが、或いは、地温が高かったのかも知れません。

地温を表示する地温計は、奥州最北端の当県の道路では見かけないツールです。この存在を知ったのは10年ほど前です。12月の末でした。北海道の、室蘭から札幌に向かう道央道で出会います。感激しました。

初めて走る冬の高速道路です。路面は濡れているようですが、凍結しているかどうかが曖昧でした。そのとき、地温計の2℃を頼りに札幌まで走った記憶があります。他県のサービスを目(ま)の当たりにしたとき、本県に無いことが残念でした。今もです。


今日の工房作業は、朝の1時間ほどです。このところ停滞ぎみの「3D」の貼り付けの続行です。当初は一瞬にして完成するものと認識していました。しかし、それは完全な誤解です。ようやく今になって4段に至る有様です。

遅々としている理由はさまざまです。フィットさせるための微調整に要する時間、糊(のり)の乾く時間、気力を充実させるまでの時間等を要するのです。確実に時間を要する工程です。


時折、真っ青な空になります。実際の気温よりも高く感じます。気温には、物理的気温、体感的気温、環境的気温、意識的気温、体調的気温、そして年齢的気温等、さまざまあるのかも知れません。




2014/02/05(水) 18:55

朝、足の裏にガリッとしたものを感じます。正体は、昨晩撒(ま)いたカント豆(殻つき落花生)です。昨日が節分、そして、今日が立春であることをあらためて思い出す瞬間です。

同時に、春への思いに駆られます。とはいうものの、永遠に続くのではないか、と思わせる寒さです。緑萌える春まで、悶々とした時間を過ごすことになります。

おそらく、吉丸一昌のつくった「早春賦」の2番の、『春と聞かねば知らでありしを 聞けば急(せ)かるる胸の思いを いかにせよとのこの頃か いかにせよとのこの頃か』は、このような心境を表現したものかも知れません。よく代弁してくれています。


今日も工房に入ります。試してみたいあれこれが山積しています。そして、手がけている最中のものもあります。早春賦ではありませんが、「急(せ)く」こと頻(しきり)りです。まず、5合枡(ます)への塗装です。今日は、「拭漆(ふきうるし)」の4回目です。


これは、木地(きじ)に塗った漆を拭き取って乾かす方法です。拭き取っても、薄い膜が残ります。その膜を何層にも重ねて硬化を図ります。

この作業の注意点は、拭き残しをしないことです。この拭き残しには「縮(ちぢみ)」が発生することが多いです。漆の量が多いことから綺麗に乾かない状態です。一旦こうなれば、削り取って塗り直す他は無さそうです。

特に、面と面が出会うコーナーが難しいです。時折お見えになる漆問屋のHが最初にチェックする箇所です。尤も、今回は試作品です。満足する結果に至ったときには、プレゼント用にいくつかつくるつもりです。


次に、ボードづくりです。暫らく休んでいた作業です。少し前進させることにします。内容は、単なる糊付けです。しかし、隙間(すきま)なく貼り付けることは至難です。ベルトサンダーでの微調整が伴います。多少の不満足はあったとしても、精神衛生上、気にしないことにしています。

縦横のバランスに「黄金比」を考えています。昔から、最も安定し、美しい比とされています。古代ギリシアの彫刻家が使ったとされ、ユークリット原論にも記載があるそうです。また、ダビンチや千利休(せんのりきゅう)の世界にも表現されているのだそうです。

これは、線分を aとbに分割するとき、a : b = b : (a + b) が成り立つときのa : bです。1:(x2-x-1=0の正の解)です。これは、1- (x2-x-1=0の正の解)):1とも等しいようです。身の回りでは名刺〈a visiting card)に使われています。そんなことを考えながらでなければ続かない糊付けです。



2014/02/04(火) 16:19