朝、ご連絡をいただき、Y製材所にお邪魔します。

実は、「桧葉(ヒバ)」と「桜(サクラ)」の製材をお願いしていたのです。「ヒバ」は、製材所に保管している乾燥済みを挽(ひ)きました。「役物」です。これは、来年の「ねぶた祭」の記念品の材料で、他から依頼されていたものです。使うのは来年ですが、支度は今からです。

他方、「サクラ」は、山から伐り出したものを、5~6年ほど外で自然乾燥させ、その後、大きく製材して室内で乾燥させていたものです。今回、それを、長さ3尺、厚さ4分と5分に挽(ひ)き直しました。「素直な逸品」です。これは、個人の工作用材料として、生涯の楽しみになります。

「サクラ」は、「ケヤキ」同様、重量のある材です。使うのは初めてだったようです。鉋掛け(かんながけ)と塗装を経て、どのような「風合(ふうあ)い」になるかが楽しみです。家具にしたらどうか、楽器にしたらどうか、と、気が逸(はや)ります。

「杉(スギ)」も頂いてきます。これも「柾目(まさめ)」の「役物」です。「柾目」というのは、「波形(なみがた)」の「板目(いため)」の逆の挽(ひ)き方で、「木目(もくめ)」が縦に並行に通る「透心縦断面」の「材」です。これにも「気が逸り」ます。

「年々に わが悲しみは深くして いよよ華やぐ いのちなりけり」なのでしょうか。

しばらくは、暑さと陽光から退避しての工房生活が続きそうです。扇風機を回し、ラジヲを聴きながらの優雅な時間を堪能できそうです。困るのは、やがて始まる「野球中継」です。

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2022/07/29(金) 10:37
暑いです。今日も、工作室に避難します。

ここ数日、「ヒバの端材」から、「節(ふし)」や「割れ」等の「訳あり部分」を削除しているところです。「端材」の「厚さ」は、殆ど「4分(12mmほど)」ですが、「板幅」はさまざまです。

「訳あり」、の内容はさまざまです。それらを分別すると、「板幅」はいくつかに収束させます。勿論、大雑把なものですが、ある程度の整理は昨日終えています。一段落、といところです。

次の過程は「鉋(かんな)がけ」です。その前に、「木口切(こくちぎり)」の洗礼です。これにはいくつかの意味があるようです。そのひとつが「小石の削除」です。

実は、「板の先端」は、地面に触れる機会が多い箇所です。或いは、「小石」等を咥(くわ)えていることも考えられます。「木口切」は、鉋掛けの際、「小石」を鉋(かんな)の刃に触れさせないための配慮、といわれています。・・・昔、木工指導者のI氏から教わった「世界」です。

この段階でも、多くの「事情」が孕(はら)んでいます。この「事情の削除」は、「鉋掛け」後、その都度、行うことになります。

この材で何をつくるかは未定です。木工の楽しみは、作業工程の中にありますが、何をつくるかを、考えること自体が、最も楽しい瞬間なのかも知れません。



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2022/07/29(金) 09:20
暑い日が続いています。そのお陰(おかげ)からか、庭の「茗荷(みょうが)」が出始めました。夏の風物詩、です。しかし、冬への助走のようでもあります。

避暑とともに、コロナへの配慮で、外に出るのが億劫です。戸も窓も開け、扇風機を回し、ラジヲを聞きながら「工作室」に籠(こも)ります。

課題は、昨日頂いた「ヒバの端材(はざい)」の「分合(ぶあ)わせ?」と「鉋掛(かんなが)け」です。「端材」の中には、「事情のあるもの」もありますが、「端正(たんせい)」なものもあります。「薪(まき)」にするには勿体(もったい)ないのです。

作業は、まず、それぞれの事情の把握し、その事情ごとに分別することから始めます。その後、愈々(いよいよ)、「丸鋸(まるのこ)」の登場です。「丸鋸」の役割は、「割れ」等の、事情のある部分の削除と、「幅合わせ」です。「幅」は、数種類になります。

何回もやったことのある作業です。意外に短時間に終えることができました。結構な量の「端材」とともに、「大鋸屑(おがくず)」が発生します。因みに、これらは、やがて、秋が深くなる頃、工作室の「薪(まき)ストーブ」に収まることになります。

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2022/07/27(水) 17:52
向う一週間は晴れの予報です。そして暑くなるそうです。冬の厳寒時は、「暖かくなったら、仕事が捗(はかど)る。」、と宣(のたま)い、夏の暑い折には「涼しくなったら、仕事が・・・。」と理屈を述べます。その弁解が、切実に理解できます。今朝は、まだ涼しい早朝の草取り、です。尤も、1時間半で2平方メートルほどが精一杯でした。明日からの毎朝の課題になりそうです。

今日も「Y製材所」にお邪魔します。「ヒバの端材(はざい)」を戴くためです。製材所での「端材」の使途予定は、冬季間、浜の作業小屋で焚(た)く「燃料」だそうです。しかし、その殆どは「端材」とは言えない、「端正(たんせい)」なものばかりです。しかも、「板厚4分」に挽(ひ)かれています。「勿体ない限り」なのです。我が工房に持ち込み、「板幅」を均一化することで、多くの細工に使えそうなのです。一部拝領することにします。

尤も、この暑さ、です。今日は「段取り」だけです。「分合わせ」と「鉋掛け」は明日以降です。作業量は多いものの、作業内容は単純そうです。「ベルトソー」は不調ですが、「丸鋸(まるのこ)」、「プレナー(自動鉋)」、「スライド丸鋸」等は快調です。何とかなりそうです。


当地の宿泊施設を利用し、「全国スポーツ交流会」が開催されるそうです。「おもてなし」に、記念の「おみやげ」を作ってきました。その数450だそうです。

今朝、そのリーダーのF女史が、お見えになり、「ようやく完成しました。肩が凝りました。」と、「花笠浴衣(はながさゆかた)」を持ってきてくれました。手の凝ったものでした。

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2022/07/26(火) 12:29
「カホン(cajon)」をつくっているところです。第一作目です。スタート時点での目標は、まず、さまざまな大きさ、形状、材質等をつくり、その「音」を確認することでした。その後、意外に多くの時間を経、何とか、それらしいものに辿りつき、20個ほどができます。

ある程度の結果に出会ったものの、現金にも、更に、それに手をかけたくなるのが人情です。「打面」に、何かを書き込みたくなるのです。実は、つい先日、「レーザー加工機」なるものを導入しました。ここ数日、そのお稽古中でもあったのです。つい、完成?したものに、「賑(にぎ)やか」な「あれこれ」を刻印したくなります。

具体的には「Northern Doze」、「Cajon」、「for・・・(プレゼントする先の名前)」等の「文字の挿入」です。或いは、「桜などの図案」等です。しかし、その本来の目的は、「焼き付け位置」、「大きさ」、「刻印スピードの違いの結果確認」等の、「レーザー加工機」の練習にあります。結果は「不満足」の山積です。丁度、「完成した蛇(へび)の絵」に「足」を付け加えるようなものでした。

しかし、その過程は、「蛇足」であろうが何であろうが、どうでもいいことなのです。「やってみること」が目的なのです。或いは、むしろ、「失敗」することが、「お稽古」の目的でもありそうです。


久しぶりに「Y製材所」にお邪魔します。「ケヤキ(欅)」と「ヒバ」の製材中でした。何れも、普段、お目にかかる機会の少ない「役物(やくもの)」ばかりです。寺院の本堂の新築材です。目の保養をさせていただきました。


他方、庭は、「夏」らしく、歓迎しない「草」が伸び放題です。明日からの早朝は、老骨らしく、「敷物」持参の「草取り」です。


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2022/07/25(月) 14:51
雨が続いています。室内に籠(こも)っている間に、いつの間にか土曜日です。そして、いつの間にか草が蔓延(はびこ)っています。

工作室では、「レーザー加工機」のお勉強です。実は、自作の木工作品に「ワンポイント」を入れる際、これまで、「焼き印」を使っていました。しかし、時流とフットワークを考え、「レーザー加工機」なるものも、その実態を認識する必要があったのです。

先日、入手し、早速、いくつかをつくってみました。先日ご紹介した「北のまどろみ」はそのひとつです。しかし、時間が経つにつれて、原稿を再吟味したくなります。何となく、表現が露骨すぎるようなのです。

よく解らない英語を使って、「Northern Doze」にしてみます。少し雰囲気が変わります。どうやら、「ワンポイント」の魅力の要素には、意味の解らない表現も含まれるのかも知れません。

「Northern Doze」は「北のまどろみ」の英訳のつもりです。しかし、出来上がりを見ると「Northern 」が「Nothern」になっています。慣れないことをやろうとした報いだったのでしょう。

余談ですが、昔、英語の時間、N先生が、教科書を離れ、別の話をしたことがありました。『ある結婚式場の看板に「marrage」と書かれていた。それを見て、「i(アイ・愛)が無い結婚式だ。」と言った人がいた。』というものです。

正しくは「marriage」です。後日考えると、このお話は、「スペリング」を覚えさせるための手段とともに、膠着した授業の雰囲気を転じるための「清涼飲料水」のようなものだったのかも知れません。

因みに、「Doze」は、「まどろみ(微睡み)」のつもりです。「小野小町」の「転寝(うたたね)て・・・」の歌と同様、「うつらうつら・・・」の、「心地の良さ」の意味のつもりで使いました。

原稿は「ペイント」で作成します。よく解らないまま、拡張子を「PNG」にすると、読み込むことができました。

しかし、依然として課題は残ります。刻印に要する時間がかかり過ぎるようです。また、文字ポイントが32までです。大きくする手段を模索することになりそうです。何よりも、「焼き付け」に時間がかかり過ぎることです。

尤も、今回入手したものは「ミニ版」です。能力的には、或いは、この程度なのかも知れません。しばらくは、試行錯誤を楽しむことになります。

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2022/07/23(土) 15:12