朝食後から雨になります。降り出しは強いです。おそらく、台風の影響のようです。あらためて思い出してみると、久しぶりのお湿りです。歓迎するところです。

今日も試合の観戦です。選手は初心者が多いです。新人戦のようです。相手を倒す術を解からないでの、一生懸命な試合です。戦いの原点をそこに見ることができます。感激すること頻(しき)りです。

早い午後に帰宅します。即、工房に入ります。実は、このところ手がけている「ティッシュペーパーケース」づくりの進捗が遅々としています。その理由は、試行錯誤のプロセスが、メビウスの輪のようなのです。


不完全で不満足な箇所は多々あります。しかし、取り敢えず、ゴールを目指すことにします。

まず、底板と蓋(ふた)板づくりです。これは、桶(おけ)づくりで何回も繰り返している工程です。

昔は、えらく苦労した記憶があります。しかし、最近になって、然程(さほど)の難しさは感じなくなっています。それを尺度とすれば、多少なりとも腕は上がっているのかも知れません。

しかし、或いは、潔癖さを失ってきているのかも知れません。あれやこれやの纏(まと)わりつく些細(ささい)?を無視して、組み立ててみます。

平面から立体に変化する瞬間です。ドラマチックです。しかし、この段階は、まだ木地調整前です。食(は)み出た糊があちらこちらに付着もしています。結構、醜い状態です。


それらを処理すると、様相は一変します。作品づくりにいくつかの転機があるとすれば、そのひとつとなる段階です。

ここまでくれば、塗装したくなります。無塗装も、選択肢にはあるのですが、今回は「木固めエース」にします。

いつもは外でする作業です。室内では、シンナーの匂いでクラクラしてしまうのです。しかし、夕刻になっても止まない雨です。換気扇にお願いして工房での作業になります。明朝、サンダーで木地調整することになります。


明日は「老人の日」のようです。この祭日の命名には釈然としないものがあります。しかし、現実には、67歳は老人に分類されるようです。そのことは認めざるを得ないようです。

明後日の取材は、そのことをテーマにしているようです。こうなったら、意気盛ん、を表現したくなります。


2013/09/15(日) 20:18

今日は30℃になる、という、昨日の予報でした。嘘だろう、と思っていました。しかし、本当になります。暑い日です。

朝、試合のご案内をいただきます。会場は市内です。自宅から20分ほどです。お邪魔することにします。試合観戦は疲れます。その理由は、試合をしている選手になって見ているからのようです。

相手に技を掛けられると、それに応じて体を捌(さば)いているのです。逆に、ああやって、こうやって、ここで技を仕掛ける、と想像している自分に気づきます。これでは疲れるのは当たり前です。


試合のご案内をいただいたのは、早い朝食を済ませて工房に入って間もなくです。今日の工房作業は、ほんの小一時間程度になります。それでも楽しい瞬間です。

テーマは、ケースづくりです。昨日、サンプル的なものをつくっています。今日は、精度を高めることがポイントです。そのための方法のひとつとして、jig(冶具)の効果的な使い方があるようです。

そして、ちょっとした作業手順等の見直しです。身辺の掃除とともに、各パーツの整理整頓、共通因数的なものの明確化等、検討の余地はあちらこちらにあるように思えます。



夕刻、マツタケが届きます。形状は、まだ小型で迫力に欠けます。しかし、今季の初ものです。明日、笑っていただくことにします。

明日も試合観戦のつもりです。毎日が月曜日で、毎日が日曜日です。結構なハードスケジュールです。

2013/09/14(土) 20:51

今日も、一昨日、昨日と同じような天候です。昼前に出かけたときの気温も25~26℃です。

しかし、いつの間にか、ヤマシャクヤク(山芍薬)が赤くなっています。葉は、虫で食べられて無残ですが、赤と紫の種は立派に生っています。

朝、キノコについての情報交換をします。K女史は、『まだのようですが、これから行ってみるつもりです。』と言います。

昼前にお邪魔したY製材所では『結構な量が盆前に出た。その後は未だのようです。』と教えてくれます。

顕著な変化ではないものの、季節は、確実に移ろっているようです。秋には秋を楽しむべきなのです。


昨日、W工房バージョンの「ティッシュペーパーケース」をつくってみます。しかし、何となく変です。

中に入っているロール紙の送りが滑らかでないのです。というよりも、途中で千切れてしまいます。

その原因の究明のため、朝、W工房にお邪魔します。彼の作品と比べてみます。その理由は瞬間的に解明します。

問題点は、基本的次元にあったのです。実は、ロール紙の使い方にありました。

普通の使い方の外側からではなく、中心から引っ張り出さなければならなかったのです。つくったものは正解ですが、その使い方を知らなかったことになります。完全な笑い話です。

W氏は、『この種のケースが一般的でないのは、この発想の転換によるようです。』と分析します。その意味では面白い作品です。

おそらくですが、この舞台裏を知る人は多くない筈人です。とりあえず20個ほどはつくることになりそうです。


昼過ぎ、来客があります。A放送局のO氏です。番組制作のためです。承諾については少し考えるつもりです。

その理由は、はたして、我が工房内の活動に、興味を持つ方が存在するのかどうか、を考えてしまうからです。

また、さまざまな柵(しがらみ)も考えるべきようなのです。皆様にご迷惑をおかけするのは、極めて不本意とするところです。


つい先ほどの天気予報では、明日は30℃にもなるとのことです。『♪春は名のみの・・・』の早春賦ではありませんが、秋の真夏日です。

2013/09/13(金) 17:01

昨日とほぼ同じような気温と天候です。残暑が少し厳しいです。まだ、本格的な露は降りていないようです。

実は、昨夕お出でになった友人が、今朝、山に行ってみる、と言っていました。狙いはマツタケです。一般的なキノコは、露が降りるようになってから出る、と聞いたことがあります。結果についての情報はまだです。


今日はルーターを使います。正八角柱をつくるためです。桶(おけ)のようなものです。ルーターを使うのは久しぶりです。まず、大鋸屑(おがくず)を払いのけ、ビットのアダプターを掃除です。

つくろうとしているのはティッシュペーパーのケースです。それも、トイレットペーパー用のロール紙です。一昨日、W工房で見かけたものです。

つくるのは簡単そうに思えました。しかし、実際には、つくってみなければ、そのデリカシーのほどは解からないことが多いです。


話は飛びますが、昔、「小外掛け」の名人といわれる、S・K氏の技を見たことがあります。

小柄なお年寄りですが、全体的に四角い感じです。その彼が、120~130kgの若い指導者を「受け」にして、技の解説をしたことがあります。

1~2歩の動きの中で、120~130kgの若い指導者がビューンと回転します。尤も、実際に、ビューンとした音が出たかどうかの記憶は曖昧ですが、シュパッとした音は聞こえたようでもあります。

何回も何回も繰り返して、足を刈るタイミングを説明してくれます。その時は、いとも簡単に思えたものです。早速、奥州最北端に戻り、その「小外掛け」を試してみます。全く無理でした。

簡単そうに見えたその技は、実際には、何百回試みても出来る技ではなかったのです。修行の程度の次元が全く異なっていたのです。今から40年以上も前のことだったようです。

その「小外掛け」を思い出してのティッシュペーパーケースの試みです。やはり、でした。あちらこちらに不満足を感じます。まず、それぞれの接着部分に空白が出ています。これは、これまで何十回も経験したことですが、今回も同じ結果です。


また、肝心の、ペーパーを引き出す孔の大きさも不適当のようです。途中で千切れてしまうのです。

どうやら小さ過ぎたようです。尤も、この場合は、大きくすれば良いだけのことのようです。明日、試すつもりです。

簡単そうに思えても、実際につくってみて、初めて出会うデリカシーが多いです。単に、机上で想像するだけでは得られない世界との触れ合いです。


夕刻、A報道関係者から取材依頼の連絡があります。少し考えることになりそうです。

2013/09/12(木) 18:47

青い空が透けてみえるほどの薄い雲です。気温は昨日と同じ程度です。日中、工房で体を動かすとき、汗拭きタオルが必要です。

今日のテーマは、細々した確認です。まず、マグネットの取付けです。実は、昨日、W工房から数個のマグネットをいただいてきています。想像した以上に、磁力は強力です。早速、活用を考えてみます。

さまざまな選択肢の中から、掲示用の紙留めをつくることにします。つくる、とはいうものの、単に、木片にマグネットを嵌め込むだけです。嵌めこむ相手は、青森ヒバの芯材です。先般、500個ほどをつくっています。

磁石の直径は、5mmと12mmです。それと同じサイズのビットで穴を掘ります。当初、挿し込む5mmのマグネットに対して、4.5mmのビットを試してみます。やはり、硬い芯材です。無理でした。


穴はやや深めに穿(うが)ちます。その中に木工用接着剤を流してマグネットを嵌めこみます。

1回でパーフェクションです。初めての試みでしたが、意外に簡単な作業です。5分ほどで済みます。

しかし、思わぬ誤算があります。2つを合わせようとすると、反発し合う組み合わせがあります。表裏を意識することなくマグネットを嵌めこんだ所為(せい)です。+と-があったことをその段階で思い出すありさまです。

尤も、単体で使う分には全く問題のないものです。まあまあ、といえばまあまあ、のレベルのようです。とはいうものの、しばらくは様子をみる必要があります。

実は、糊を入れて嵌め込んだ状態に、どれだけの接着力があるかの確認です。50~60年の年輪を刻んだ、少し贅沢なマグネットです。当分は、我が工房内で使うことになります。



次の課題に箱作りを考えています。具体的には、トイレットペーパーを入れるケースです。

まず、ルーターテーブルの準備です。ビットを8角形用に変えてスタンバイするまでに、汗を相当かきます。


夕刻、K社長がお見えになります。やはり、縁側に置いてあるスイカに驚きます。そして年甲斐もなく抱えようとします。無理です。そして、本気で再挑戦します。やはり、無理です。


2013/09/11(水) 17:47

今日も秋晴れです。午後、外出したときは26℃です。動くと汗は出ますが、過ごし易く快適です。


昨日、「パタパタ」をつくります。初めての試みでした。パタパタと音をたてて変化したときには、大騒ぎして、家族にそのことを伝えます。感激すること頻(しき)りです。

今朝、残ったパーツで7段と15段をつくります。注意点は、各パーツ同士を連結するテープの貼り付けです。連結のパターンには一貫性があります。そのパターンに従って数十ヶ所を繰り返すだけですが、屡(しばしば)混乱に陥ります。


話は飛びますが、以前、「サツマ編み」を習ったことがあります。何回も習います。

しかし、すぐに忘れてしまうのです。どうやら、この類(たぐい)の能力に欠落があるのかも知れません。

パタパタは、一般的には5段のようです。今日の15段は、やはり、ドラマチック性が持続します。しかし、或いは、その時間は短い方が、むしろドラマチック性を際立たせるのかも知れません。


午後、W工房にお邪魔します。先週の「夏祭り」に賛助出品した工房です。バージョンアップされた「輪ゴム鉄砲」が数丁あります。3連発銃もあります。来年、再び、活躍しそうです。

W工房の農園からスイカ(西瓜)をいただいてきます。『スイカは、その大きさによって熟れまでの時間が異なる。これは特別大きいです。まだ赤くなっていないかも知れません。』ということでした。


見たことのない大きさです。40kgほどもありそうです。昔の米俵のようです。2人がかりでやっと運びます。しばらくは縁側に置いて鑑賞することになります。


春から夏が一瞬に過ぎ、いつの間にか秋です。タイヤショベルを駆使した厳冬が昨日のようです。

満足している時間というのは、短く感じるものなのかも知れません。もうしばらくは、夏の余韻に浸(ひた)っていたいところです。

2013/09/10(火) 17:05