
ここ数日、愚図ついていましたが、朝食後から暮れるまで真っ青な空が続きます。高い空に秋の訪れを感じもします。しかし、暑いです。
今日は庭仕事です。シダレイシ(糸ひば)、ツツジ、サツキが気になっていたのです。特に古木のシダレイシは数年前からの課題でした。
実は、茂った枝葉で庭が暗くなり、下の低花木の生育に支障を来しています。特にベニシダレ(紅枝垂紅葉)は、本来、早い時季に赤くなる筈の葉が紅葉していない状況です。日光不足の所為(せい)です。
まず、サツキ、ツツジの剪定です。昔はこれを、一枝ずつ手鋏(はさみ)で切り落としていました。途方も無い時間を要したものです。しかし、30年ほど前、文明の利器を手に入れます。
バリカンです。これは散髪用のバリカンと同じ名前です。話は飛びますが、何故、これをバリカンと称しているかが、長い間の疑問でした。
実際に、フランスではトンズーズ、アメリカではヘアクリッパーズと言っているようです。調べてみると、単に、フランスの会社の名前でした。

日本で、今もって、製作会社名のバリカンと称していることに不思議さがあります。
兎も角、手鋏の100倍以上の能力を持っています。8~9本の剪定を、ほぼ一瞬で終えます。
サツキ、ツツジの剪定時期は、一般的には花後(はなご)です。それは7月初旬の頃です。しかし、その時期に剪定すれば、夏後には新しい枝が伸びています。
そこで、もう一度剪定することになります。それは、来年のための花芽を切り取ることになります。
結局、今年は、来年の花付きを心配しながら1回だけの剪定で済ませることになります。とはいうものの、サツキやツツジは、花よりも枝葉を鑑賞するもののようです。それも、幹や枝が透けてみえる程度が良いとされています。難しい世界です。
次はシダレイシです。伐りたい枝は、地上3mほどの数本です。年齢的には少し怖いのですが、梯子(はしご)に登ります。そして手鋸(てのこ)を使います。チェンソーであれば一瞬ですが、安全面に配慮します。
枝を落として地上に戻ると景色が一変しています。これまで見えていなかったイチイが視界に入ってきます。何よりも、陽光が地上にまで届いています。感激します。

剪定に要する時間は然程(さほど)ではないのですが、切り落とした枝葉の後始末に時間がかかります。太い枝はチェンソーが活躍します。小枝の処理が大変です。
植木屋さんにお願いすれば、これらもトラックで運び去ってくれるのですが、我が家では、可能な限り、薪(まき)ストーブの中に入れることにしています。
シダレイシは、伐ったばかりの葉であっても、バチバチ、ボーボーと燃えます。しかし、ストーブ近辺が天文学的に汚れます。ま、その都度、掃けばいいだけなのですが・・・。
残ったのは松です。これも高い木です。冬になる前には剪定したいところです。気力の充実を待つことになります。