
寒いのか、暑いのか、或いは適温なのかが良く解らない日です。朝は、工房に薪(まき)ストーブを焚(た)き、昼は、木工作業で汗をかきます。
ここ数日、「ハシゴダルマ(梯子達磨)」をつくっています。最初は、試行錯誤です。一応の方向性とポイントをつかみます。今日は、ダルマづくりです。一般的なダルマは、円柱に近いもののようです。
これまでは角材をつかっていました。しかし、今日は、円柱型もつくることにします。材料は、つい先日、剪定(せんてい)で出た枝です。シダレイシ(枝垂石)です。別名は、イト(糸)ヒバというようです。
まだ完全な生木(なまき)です。しかし、まだ試作の段階です。十分な筈(はず)です。丸鋸(まるのこ)でカットします。また、枝の形状のままではボール盤は使い難いです。皮を剥(は)ぎ、ベルトサンダーで、ある程度、直角にして穴をあけます。

香りは若干違いますが、断面は青森ヒバに似ています。そして年輪が綺麗です。腕ほどの太さですが、50年以上も経つ枝です。
他に、クリ(栗)と青森ヒバの3種類でダルマをつくることにします。ダルマづくりのポイントのひとつは溝幅にあるようです。これまで3種類のハシゴ(梯子)をつくっていますが、今日のダルマは、12段のハシゴの桟(さん)に合わせます。
3種類の材は、それぞれ重さは異なります。最も重いのは生木のイトヒバです。次にクリ、青森ヒバの順です。しかし、ハシゴを降りる様子は、何れも同様です。そして、降りるときの躊躇(ちゅうちょ)も同様です。
当初、ダルマの重量もポイントのひとつと考えました。しかし、そのことは無関係と考えても良さそうです。尤も、今のところは、です。完全に納得するには、まだまだ時間を要しそうです。

結局、今回は、10個ほどのダルマをつくったことになります。そしてハシゴは3脚です。
まだまだ物足りないのですが、一応、今回で、「ハシゴダルマ」づくりは終えるつもりです。少し頭を冷やした後に再挑戦するつもりではいます。
次回の課題は、「パタパタ」です。これも、「ハシゴダルマ」同様、民芸玩具に属すようです。実は、青森ヒバの端材(はざい)があります。その有効活用でもあります。使うパーツは1種類です。しばらくは丸鋸だけを使うことになりそうです。