
朝食後から雨になります。降り出しは強いです。おそらく、台風の影響のようです。あらためて思い出してみると、久しぶりのお湿りです。歓迎するところです。
今日も試合の観戦です。選手は初心者が多いです。新人戦のようです。相手を倒す術を解からないでの、一生懸命な試合です。戦いの原点をそこに見ることができます。感激すること頻(しき)りです。
早い午後に帰宅します。即、工房に入ります。実は、このところ手がけている「ティッシュペーパーケース」づくりの進捗が遅々としています。その理由は、試行錯誤のプロセスが、メビウスの輪のようなのです。

不完全で不満足な箇所は多々あります。しかし、取り敢えず、ゴールを目指すことにします。
まず、底板と蓋(ふた)板づくりです。これは、桶(おけ)づくりで何回も繰り返している工程です。
昔は、えらく苦労した記憶があります。しかし、最近になって、然程(さほど)の難しさは感じなくなっています。それを尺度とすれば、多少なりとも腕は上がっているのかも知れません。
しかし、或いは、潔癖さを失ってきているのかも知れません。あれやこれやの纏(まと)わりつく些細(ささい)?を無視して、組み立ててみます。
平面から立体に変化する瞬間です。ドラマチックです。しかし、この段階は、まだ木地調整前です。食(は)み出た糊があちらこちらに付着もしています。結構、醜い状態です。

それらを処理すると、様相は一変します。作品づくりにいくつかの転機があるとすれば、そのひとつとなる段階です。
ここまでくれば、塗装したくなります。無塗装も、選択肢にはあるのですが、今回は「木固めエース」にします。
いつもは外でする作業です。室内では、シンナーの匂いでクラクラしてしまうのです。しかし、夕刻になっても止まない雨です。換気扇にお願いして工房での作業になります。明朝、サンダーで木地調整することになります。
明日は「老人の日」のようです。この祭日の命名には釈然としないものがあります。しかし、現実には、67歳は老人に分類されるようです。そのことは認めざるを得ないようです。
明後日の取材は、そのことをテーマにしているようです。こうなったら、意気盛ん、を表現したくなります。