
昨夕、G市にお邪魔します。G市とはいっても、数年前とでは様子が違っています。太宰所縁(ゆかり)のK町に近いところでした。
ナビゲーターを駆使したものの、迷います。ナビの情報どおりの場所近辺は、人気が無く真っ暗です。休耕地の真ん中です。2~3の方に電話で訊いたものの、埒(らち)はあきません。雪吹の中です。少し困ります。
問い対して懇切な情報を得られないのは、このところの隠遁生活の所為(せい)のようです。氷点下3~4℃でした。雪吹の中の高速道路は、やや透(す)けた白いカーテンに向かって進むようなものです。やはり、昨日は遠慮すべきであったのかも知れません。
今日は日曜日です。しかし、日曜日も月曜日も、殆ど状況は同じです。毎日が日曜日であり、そして、毎日が月曜日です。相も変わらず、今日も工房活動を楽しみます。ここ数日、3Dについての確認をしています。
昨日の仮組である程度の様子は浮かんできたようです。今日は、それを本格的に組み立てることにします。理屈は解かったつもりでも、往々にして、実際の組立ての段階でさまざまな問題が起きるものです。

まず、カンザシ(簪)の挿し込みです。実は、糊(のり)は、板面同士では天文学的に強力です。しかし、木口(くごち)面ではその限りではないのです。念のための補強としてひと手間かけることにします。
糊付け後、ベルトサンダーで目地調整です。本来は不必要な工程でしょうが、どんなに正確に組み合わせても、段差が生じることがあるのです。不思議な世界のひとつです。そして、ジョイナーで、カンザシを挿しこむ溝を掘ります。
これは、正三角形の2片に関係します。そして、期待する図形によってその位置は異なります。記憶しておくことに自信を持てないことから、事前に鉛筆で印をつけてジョイナーを当てます。
その後、糊をつけての本格的な組立てです。最近、この大きさの糊付けには「輪ゴム」を使っています。一般的なものよりも相当大きいものです。糊(のり)は、貼り付ける両者をある程度の力で固定することで効くときいたことがあります。極めて重宝しています。
苦闘の末、何とか糊付けを終えます。結果は惨憺(さんたん)たるものです。隙間が生じているのです。18片を合わせた結果です。仕方の無いことなのかも知れません。

さて、やがて「塗装」の工程が待っています。実は、この塗料の世界に皆目素人です。ウレタン系には適さない、アクリルにはどうだ、等、全く不調法な世界です。更に、漆(うるし)を薄めるために油絵具に使うテレピン油です。
兎も角、先般、レストウフィニッシュなるものを入手します。実は、カッティングボード(cutting board)の塗装を考えていたのです。このカッティングボードは、俎(まないた)のようですが、ニュアンスはやや違うようです。カットしたものを載せて、そのまま皿として使うことがあるようです。
その際の食品衛生で定評があるのがHowardのレストウフィニッシュと思っていたのです。しかし、実際には、食器専用として、ブッチャーブロック & カッティングボードオイルなものがあることを知ります。来年、再注文することになりそうです。
また、今年最後の仕事として、焼印が届きます。北海道からです。即、押してみます。やはり似合います。