
風が強い日です。時折の青空です。昼前の一瞬、雪です。日中の雪はそれだけです。それだけであっても、昼のニュースでは『大雪』の予報を流しています。午後、外出したときは2℃~3℃です。
海は波が高く、無数の「ウサギ(兎)」が跳(は)ねています。「ウサギ」というのは白波のことです。今もって自信は無いのですが、やはり、波の高さと風の強さには相関関係があるのかも知れません。
工房では、今日も、「錯覚(さっかく)」の演出の確認です。主に、正三角形と正六角形が基本形になっています。昨日、等脚台形を基本単位としたものをつくってみます。ほんの確認だけてあったので、小さい材で、分(寸法)も不正確なものになりました。
如何に様子を見るだけ、とはいうものの、実際にはさまざまな支障が出てきます。今朝、振出しに戻って、しっかり(?)したものをつくることにします。1寸弱角ほどの材を探します。結果的に、青森ヒバ、ケヤキ、カラマツになります。

「台形」との出会いは50~60年前の学校時代以来です。正しい表現方法は既に忘れていますが、今回つくりたい等脚台形は、「上底」を1としたときの2が、「下底」の長さです。
そして両底角は60°です。この等脚台形3片を合わせた結果、1辺が3の正三角形になります。その正三角形2つで正六角形になります。
話は飛びますが、溶岩の名残(なごり)の岩山や、蜂の巣の六角形は自然の摂理といわれています。大ロマンを秘めていそうです。しかし、これまでの人生では、正方形よりも馴染みが薄かったように思われます。
最少単位の3片を、青森ヒバの白、ケヤキの茶、そして、カラマツの赤にします。その3片でつくられた正三角形を並べて、3D(3次元)を現わそうとしています。謂わば、「いたずら(悪戯)」に近い「遊び」のようなものです。
材の「分合わせ」には、初めに「丸鋸(まるのこ)台」とスライド丸鋸、その後、プレナー(自動カンナ)を使います。本来は、最初に「手押しカンナ」を使うべき、のようですが、ある程度の「矩(かね・直角)」は出ているようだったのです。
それを、スライド丸鋸で、60°の面でカットします。注意点は、60°の角度設定もそうですが、1:2の「上底」と「下底」の正確な関係です。今回は、結構、気合いを入れます。その甲斐(かい)があり、カットしたものを2片、3片、・・・・を合わせると、ピタッと収まります。

さまざまな形をつくりたくなります。実は、これまでの人生の中で初めて出会う世界です。立方体や直方体、そして直角二等辺三角形を中心とした「積木(つみき)」とは少し勝手(かって)が違います。
或いは、この等脚台形だけを基本形とした「積木」もつくっても面白そうです。3Dどころではなくなりそうです。今日は取り敢えず、3(種類)×約20個の60個ほどの等脚台形をつくります。
明日の夕刻、G市にお邪魔することになりそうです。天候が荒れないことを祈っています。