今日は高校総体男子団体戦の日です。朝食後、T市に向かいます。車で1時間ほどの距離です。一般的な見方では、春季大会で優勝した津軽のH校が優勝候補筆頭です。実は、昨年のこの大会で、そのH校と決勝であたり、逆転優勝しています。

「柳の下の泥鰌(どじょう)」は期待すべきではないのですが、期待すること大となるところがインターハイ予選です。何があるか解からない試合でもあります。男子団体戦は予選リーグ戦から始まります。その予選で、H校が敗れます。

有力選手を温存してメンバーから外していた所為(せい)もあったようですが、選手がガチンガチンに緊張していたこともあったようです。その緊張の背景には、おそらく、母校で行われた壮行式の雰囲気や関係者の期待を受け止めたことによる重圧の作用が見え隠れします。


試合するのは高校生です。「優勝だ。優勝だ。」といわれて平常心を保つには幼すぎる年齢なのです。しかし、勝負に臨むときには、ハードな稽古(けいこ)以上に、そのことに対する意識のコントロールが必要だったともいえます。

結局、その結果、2番手、3番手、そして同じブロックのチーム等が突然色めき立ちます。そして、俄然(がぜん)やる気を出します。やはり、高校総体には特別の雰囲気があります。昨日の日記でもご紹介しましたが、不思議な魔物の住む試合です。

準決勝も劇的でした。1:1で迎えた大将戦で相手校の大将が反則を犯します。今年からルール改正された所謂(いわゆる)「金つかみ」です。開始数秒後の反則で一本勝ちとなり、2:1で決勝に進みます。予選リーグでH校が姿を消したことで、この準決勝が事実上の決勝戦でした。結局、決勝を4:1で下し、3年連続のインターハイ出場を決めます。


Y校長に聞くと、闘魂旗(とうこんき)の行方はまだ解らないそうです。これは、団体優勝旗の数を競う学校対抗戦です。他の種目のこれからに注目することになります。今年のインターハイ開催地は千葉の成田と聞いています。車で移動するには、やや遠すぎるようです。検討するところです。


今日は、外出の前に工房に入ります。実は、昨日、新しいベルトサンダーが届きます。これまでのものがトラブり、新調を決意したのです。

今朝、その梱包(こんぽう)を解(ほど)き、様子を確認します。凡そ(おおよそ)の構造はこれまで使っていたものと同じですが、あちらこちらに気遣いを感じます。やはりメーカー品です。明日あたりから活躍していただくことになります。

2014/06/07(土) 18:50

空気が冷たく曇り空の朝です。昨晩と今朝の予報では降らない、ということでした。しかし、午前中は時折のパラパラとした雨です。そして、『北海道以外は梅雨入りです。』と宣言されます。

よく解らないのが北海道です。「北海道には梅雨は存在しない」が常識で前提になっているようです。北海道や小笠原諸島では、気象学的、自然科学的、そして物理的に、梅雨はありえない、と言われていますが、この異常とも思えるフェーン現象です。或いは、北海道でも市民権を持つようになるかも知れません。


久しぶりに工房作業を楽しみます。テーマは「下駄(げた)」です。材料は、昨日、Y製材所からいただいた「青森ヒバ」です。そして、数日前の中清掃で、環境も整っています。コツコツと作業するだけです。作業する側としては最高のコンディションです。


当面の作業内容は、「木口(こぐち)切り」、「鉋(かんな)がけ」、「分揃え(ぶぞろえ)」、「ホゾ加工」等です。最初に「木口(こぐち)切り」です。これは、「木口」のザラザラを滑らかにすることとともに、「木口」が咥えているかも知れない小石等の削除が目的です。今回の「鉋(かんな)がけ」は、「木端面」には手をかけないで「板目面」だけにします。板の脇の面の「木端面」は、歯を組んだ後の幅調整の段階でカットする目論見です。

問題は、「台」と「歯」との接(は)ぎ方です。2年ほど前につくったものは、単純な「大入れ接ぎ」にしています。今回は「蟻組み(ありぐみ)」を考えます。この加工には優秀な「ルーター」の力をお借りします。しかし、問われる精度は、紙一枚分の厚さの世界です。ホゾとホゾ穴のコンビネーションだけは、全て加工する側に委(ゆだ)ねられます。


加工の前に、簡単なジグ(jig・冶具)をつくることにします。雰囲気としては、丸鋸テーブルの定規(じょうぎ)に似たものです。無駄とも思われる若干の「迂回(うかい)」によって、格段に加工し易くなることが多いです。「急がば廻れ」、です。

しかし、ここで勘違いに気づきます。実は、今回つくる数は15足です。そのパーツは、台が30、歯は60です。その歯を30と勘違いしていたのです。この理由は、加齢の所為(せい)では無さそうです。想像力の拙(つたな)さによります。この防御策は、簡単な設計図をつくれば良いだけのようです。しかし、可能な限り、自身の想像力だけを頼りにしたいところです。

結局、不足分の歯は、次回の折の課題に残します。そして、それに伴うホゾとホゾ穴も次回に委ねます。明日は全国予選の日です。出場する選手にとっては、自分の将来を決める試合です。会場は、車で1時間ほどのT市です。事情が許せばお邪魔したいところです。

2014/06/06(金) 18:26

今日も暑い日です。解かり易い表現では「ジワリ」、といったところです。今日の作業の殆(ほと)んどはディスクワークです。同期会の下拵え(したごしらえ)です。ツールは、EXCEL(エクセル)とACCESS(アクセス)です。

予算書作成にエクセルを使います。WEBには簡単なテンプレート(template・ひな形)がありそうなのですが、関連する式は、収入、支出に関わるものだけです。加減乗除の式は手で打ち込んだ方が早いようです。他方、名簿管理にはアクセスです。これがやや厄介です。実は、我が国では、このソフトを使っている方は多くないのです。友人へ送るファイルは、アクセスをエクセルに変換する二度手間を経ることになります。

久しぶりのマイクロソフトです。案内文に始まり、予算・決算、名簿、係り分担、当日の次第、校歌等の資料をまとめてみます。校歌が3番まであったことを発見します。流石に、楽譜はワード(WORD)には入っていなく、デジカメで撮影したものをテキストボックスに貼り付ける方法をとります。


衰えたとはいうものの、まだまだ、昔とった「杵柄(きねづか)」は残っていたようです。久しぶりのディスクワークに、ルンルン気分のうちに、資料の殆どを作り終えます。間もなく、杜甫(とほ)が「曲江(きょっこう)」で詠った『人生七十古来稀なり』の「古希」です。名簿の欄に、住所不詳や逝去が顕著に多くなっているのに気づきます。


朝、友人宅にお邪魔します。早朝にもかかわらず、畑であれこれやっています。暑いとはいうものの、まだ6月に入ったばかりです。テーマはやはり「苗植え」の段階です。目を引いたのは「イチゴ(苺)」の苗です。咲いている花が赤いのです。訊くと『最近出た品種のようです。』と教えてくれます。これからは、世の中の変遷(へんせん)の翻弄(ほんろう)に付き合わざるを得ないようです。

ヤマシャクヤク(山芍薬)は既に花を終え、日に日に種の莢(さや)が大きくなっています。



午後、Y製材所にお邪魔します。工房作業の材料受け取りのためです。テーマは「下駄(げた)」です。実は、2年ほど前につくっています。勿論、サンプル程度のものです。5~6足を作った記憶があります。その中にワイフのものもあります。仕上げの塗りは「木固めエース」だったようですが、2年ほどの経過の後、「青森ヒバ」自体は「飴色(あめいろ)」を呈しています。

その様子を見ての「下駄づくり」の思い立ちです。今回はご婦人用10足ほどを考えています。「中清掃」後の工作室です。お茶をいただきながの、優雅な心境での作業になる筈です。

2014/06/05(木) 19:53

奥州最北端の当地は、今夏最高の暑さのようです。とはいうものの、今日はまだ6月4日です。季節的には、夏ではなく、まだ、初夏に分類されるようです。少し変です。


昼前、市内のHC(ホームセンター)に出かけます。目的は、「メダカ」と「培養土」の入手です。「メダカ」は「蹲(つくばい)」用です。「つくばい」は、「うずくまる。しゃがむ。はいつくばる。」等に関係しているようです。背の低い「手水鉢(ちょうずばち)」のことです。茶室に入る前に手を洗うための「水溜(みずため)」です。


茶室を持たない今では「無用の長物」のようなものです。しかし、その無駄とも思える「石の鉢」は不思議な世界を演出してくれます。おそらく、庭に「石臼(いしうす)」を置くことと同じ次元のようです。

しかし、この扱いには若干のマナーが伴います。単に水をはっただけの「蹲」は蚊(か)の養殖所になってしまうのです。向夏のこれからは、特に、です。そのため、我が家では、「つくばい」の中に「メダカ」を放しています。発生する「ボウフラ」は、メダカの恰好(かっこう)の餌(えさ)になるメカニズムです。


しかし、メダカの冬越しが大変です。毎年、冬の前には裏山のビオトープに放しています。ビオトープはドイツで生まれた言葉のようです。ドイツ語ではBiotop(ビオトープ)、英語ではBiotope(バイオトープ)です。しかし、ビオトープは広く、一旦放したメダカの回収は困難です。結局、春になって調達し直しているのです。3基の蹲に4~5匹ずつ放してやります。秋までお世話をいただくことになります。

他方の「培養土」は苗植え用です。実は、昨日採ったトマトの「脇芽(わきめ)」の他に、今日も新たに追加されています。数にして50本ほどになっています。それらを育てなければならない責任を感じ始めています。そのための「培養土」です。取り敢えず確保したのは10袋です。しかし、この分では足りなくなるようです。大変なことになりそうです。

2014/06/04(水) 17:35

日本最北端の北見や美幌では37℃以上だったそうです。驚きます。他方、そこから車で1時間半ほどの釧路では17℃のようです。その差20℃近くです。理解し難い状況です。奥州最北端も今日は暑いです。縄文弥生の頃の奥州最北端では暖かく、全国に先駆けて稲作が盛んだった、という説があります。この気温が、或いは、本来の気温なのかも知れません。

今年の5月は長く感じました。しかし、6月に入った途端、時間の流れが速く感じられます。1日は認識していましたが、一瞬にして3日になっています。朝のニュース番組で「認知症」を取り上げていました。65歳以上の4人に1人が、認知症及びその予備軍だそうです。ドキッとします。

症状には、物忘れ、約束を忘れる、大声を出す、食事内容を思い出せない、火の消し忘れ、いつも探し物をするようになる、仕事の段取りが悪くなる、新しいことにチャレンジしなくなる、怒りっぽくなる、自分の失敗を人の所為にする、一人になるのが怖くなる、等があるそうです。

自己診断をしてみます。該当するのは物忘れ程度です。しかし、それは、半世紀以上も昔からの傾向です。加齢には関係無さそうです。顕著は、昨日の食事内容を思い出せない、ことです。しかし、単に、思い出すことが大儀なだけなのかも知れません。まだまだ捨てたものでは無さそうです。


昨日、トマトの「脇芽(わきめ)」の「挿し穂」をします。具体的には、培養土を入れたビニールポットに植えるだけです。しかし、念のため、WEBにお訊きしてみます。すると、『水に入れると10日ほどで根が出る。』とあります。今朝、即、ポットを、水をはった「パン箱」にいれます。「腰水」というようです。その置き場所を工房の一角にします。


春になって、あれこれの苗を植えます。植えてから2~3週間は成長の気配を見せていませんでした。最近になって、ようやく変化し始めています。それぞれから、成長しようとする勢いを感じることができます。鉢植えの「パセリ」も濃い緑を誇っています。こうなると、とても摘むことは出来なく、スーパーで買い求めることになりそうです。


工房内に今年も来客です。カラスウリ(烏瓜)が天井を闊歩(かっぽ?)しています。サクリ板の僅かな隙間(すきま)からの侵入です。『窮鳥懐に入れば猟師も殺さず(きゅうちょうふところにいればりょうしもころさず)』です。とても削除できるものではないものです。噂(うわさ)では「夜間だけ開く花」です。「楽しまざるべけんや(楽しまないでいられようか。いや、できない)」、です。

今日の工房作業は大掃除に徹します。実は、ここ最近の工房作業は庭でやっていました。そのツケが出入り口近辺に出ています。筆記用具に始まってさまざまな電動工具等が、脚の踏み場も無いほどの山積み状態です。清掃レベルは大中小の中レベルです。

作業内容は、工具等のそれぞれを所定の置き場所に戻し、大鋸屑(おがくず)等の燃えるものを燃やすだけです。それだけの作業に3時間以上を要します。


昼のニュース番組で、ワールドカップに関係するサッカーを観ます。本番が来週の13日金曜日に対して、インフラ等の準備は3/4ほどだそうです。フォルタレーザ空港は間に合わなく、仮設ターミナルを使うようです。基本的には、リオ五輪に間に合えば良いという考え方のようです。

話は飛びますが、フィリピン等の東南アジアの一般常識の中に「キラキラ(kira-kira)精神」がある、ということを聞いたことがあります。直訳すると「だいたい、おおよそ」という考え方です。

先般のマンディラ元大統領の葬儀でオバマ大統領の手話通訳の例もあります。何方かが、『ジャンティー氏は、南アの文化を世界に発信した貢献者だ。』と言ってもいます。大なり小なり、似たような文化は世界中のどこにでもありそうです。ブラジルの状況について、今更ながら驚くことはない筈なのです。

2014/06/03(火) 16:06

ツツジ(躑躅)が今年の花を終えようとしています。その様子を見てか、1~2輪、サツキ(皐月)が花をつけ始めています。よく解りませんが、ツツジとサツキは同じ仲間のようです。一般的な区分の仕方では、早く咲くのがツツジ、そして、遅く咲くのがサツキとしています。ツツジがまだ余韻を残しているときに開花する様子は、あたかも、リレーのバトンの引き渡しのようです。

今日も暑くなる、という予報でした。作業は涼しい早朝に行います。まず、庭の散水からです。このところ雨が無いので、朝晩の水遣りは欠かせないところです。そして、トマトとナスの「芽搔き」です。苗植え後の初めての「芽搔き」です。


トマトの「芽搔き」は以前からやっています。しかし、キュウリについては、つい先般の「シュミエン(趣味の園芸)」で教わります。説明では、地上30cm以下についたものは、花とともに全て搔き取る、のだそうです。折角咲いた花や芽を摘み取ることは勿体なく思えます。そして、ある意味では極めて乱暴な手術のようなものです。勇気を必要とします。不得意な世界です。

トマトの「脇芽(わきめ)」に関連して、その利用について、先般、T氏が教えてくれます。搔きとった芽を「挿し木(芽)」するのが普通なのだそうです。農家では、最初に購入した苗からの「脇芽」で、次々に増やすのだそうです。結果的に、成長にも収穫にも時間差が生まれることになります。今回はその指導に従い、「脇芽」を「挿し穂(芽)」してみます。とりあえず、1本ずつポットに植えます。


工房では「ギター・スタンド」の完成を目指します。サンプルを含めて、これまで6架をつくっています。現在手掛けているのは7作目です。材料の区分では、イチイ(一位)バージョンの2作目です。とはいうものの、イチイの材料を不足したことで、一部はプラムを使っています。漢字では「李」と表すようです。


数年前まで、近くの庭に植えられていた木です。それをY製材所で製材し、数年間乾燥させていたものです。しかし、部分的には相当の腐りがあり、その使い方を考えてやる必要がありました。今回は、そのワイルド(wild)さを生かせそうだったのです。硬く重い木です。色は、焼く前のステーキに似た薄紅色です。

前作の、全てイチイバージョンと比べてみます。どちらにも捨てがたい魅力があります。今回は、やや、足幅を狭くしています。それによってギターの安定度が増しています。構造的にも材料的にも、おそらく、存在していない筈の「ギター・スタンド」です。風貌や使い勝手もさることながら、オンリーワン(only one?和製英語のようです)の次元が魅力的です。

とはいうものの、完璧な満足を得るまでには、もっともっと多くの試行錯誤が必要のようです。折をみての再挑戦になりそうです。

2014/06/02(月) 16:08