先日、2日ほどシトシトとした春雨(はるさめ)でした。やがて一転しての、「雲一つない」日本晴れです。

この雨と燦々と降る日光は、畑の「耕うん(耘?)」、施肥、支柱や網の設営、種蒔き、苗植え等を終えた直後です。極めてタイムリーな恵みです。天の恵みに感謝するところです。良き哉、です。

因みに、「雲の量が1割程度」は「快晴」、8割以下が「晴れ」、そして9割以上が「曇り」なのだそうです。終日の、雲一つない「日本晴れ」は、見る機会の多くない空です。


数日前から「日本桜草」が咲いています。庭の片隅にあったものを鉢に移し替えたものです。数千種類の桜草の中で、日本を代表する「桜草」です。

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2024/05/19(日) 04:26
今日は、雲一つない日本晴れでした。先日から熊蜂が飛び回っています。小蠅(こばえ)も出始めました。そして、モンシロチョウもアゲハ蝶も姿を見せています。春真っ盛りです。

畑に手をかけている最中です。土を耕し、苦土石灰を鋤き込んだのは3週間ほど前でした。そして、数日前、化成肥料、木灰、堆肥等も鋤(す)き込んでいます。苗植えは、いつでも万全の体勢です。

しかし、肝心の「網張り(あみはり)作業」が残っていました。これは、トマトやキュウリの「枝吊り(えだつり)」や、ヒョウタンの誘引等のための仕掛けです。この作業には「立ち仕事」が伴います。「腰の不具合」の身には、根性を要する作業です。

因みに、「瓢箪の種」は、既に「ポット」に蒔き終えています。20個の鉢に、それぞれ3粒ずつ蒔きました。間引き後は20苗になる予定です。その中には「千成瓢箪の種」も含まれています。数ヶ月後には天文学的な数の瓢箪が生(な)ることになりそうです。

肝心の、当面していた「網張り」は、苦戦の中ながらも、見事な完成を見せました。そして、トマトやキュウリ等の入手した殆(ほとん)どの苗も「植え付け完了」を迎えました。明日からの暫らくの期間の朝晩は、「水遣り」に手を抜けないことになります。春の、めでたしめでたし、の世界に浸っているところです。


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2024/05/15(水) 18:01
朝は寒かったものの、やがて汗ばむほどになりました。刻々と春が深くなっています。その刻々、タイムリー(timely・適時)にすべき課題があります。

そのひとつが「畑づくり」です。実は、駐車場の際(きわ)に「畑」があります。その「猫の額(ひたい)」ほどのエリア(area)に、毎年、あれこれの野菜を植えています。しかし、「苗植えのタイミング」には、微妙なものがあります。早く植えれば、折角植えた苗が、寒さに「やられて」しまいます。逆に、遅ければ、苗自体は専門店でも扱っていなくなり、入手が難しくなるのです。

これまでそのタイミングを覗っていました。満を持し、昨日、「苗」の入手を断行します。入手先は、車で1時間ほどの「S町の道の駅」です。連休は明けていますが土曜日です。やはり、たくさんの人で賑わっていました。しかし、期待していた「接ぎ木苗」は既に無くなっていました。「接ぎ木苗(つぎきなえ)」は丈夫です。値段は高いものの、素人には重宝していたのです。妥協しつつも、普通苗をいくつか求めます。

品目は、毎年植えているキュウリ、ミニトマト、ピーマン、ナスの他、初めて植えるカリフラワー、キク、ナンバン等です。

他に、「ひょうたん(瓢箪)」も求めました。これは「種」でです。因みに、瓢箪の種は、市内のH・Cでは扱っていなのです。今時(いまどき)、瓢箪なんぞを植える人はいなく、需要が無いからなのでしょう。

実は、瓢箪は、食するために育てるのではなく、現在進行中の「カホン」や「ボンゴ」等同様、「打楽器・シェーカー」の材料としたいと思っていたのです。

因みに、瓢箪の一般的な育て方は、ポットで苗を育てから畑に植え替えるようです。ポットには3粒ほどを蒔(ま)き、その中の1本だけを仕立てるようです。しかし、難点があります。発芽に1ヶ月ほども要するのだそうです。

今日、「大瓢箪」50粒、「千成」15粒ほどを水に浸けておきました。ポットに蒔くのは明日の予定です。収穫は9月頃になりそうです。たくさんのマラカス(maracas)をつくるつもりです。


「躑躅(つつじ)」から「時」の「バトン(baton)」を受け取った「イカリソウ(碇草)」やあれこれが次々に咲いてます。


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2024/05/12(日) 15:15
いつもの春のように、寒暖の目まぐるしい日が続いています。

二ヶ月ほど前にスタートした「ボンゴ・ジャンベづくり」は、遅々ながらも、今も、ひっそりととした進捗を続けています。

当面している課題は「ジャンベ」への「加飾(かしょく)」です。空白部分に、何かを描きたくなったのです。恥も外聞も気にしないのはいつものパーンです。仮に、そこに「正義」があるとすれば、『満足に至るルートは、多くの不満足を経ることにある。』の理屈です。

絵柄を、「蒔絵(まきえ)」での「御所車」にしてみます。これまでの学習で、不満足な結果になることは百も承知の上で、です。その不安を背負いながらの作業を楽しみます。実は、以前、「カホン( Cajon)」にも、この「御所車」を描いたことがあったのです。そのときの「御所車」は、「鮑(あわび)貝」を埋め込んだ「螺鈿(らでん)」でした。

「御所車(ごしょぐるま)」の図案への固執は、特に理由のあるものではなく、単に、何となく、惹かれるものがあるからのようです。何となく、昔の日本文化に触れることができるからなのでしょう。

今回の「蒔絵」の作業手順は、まず、全体の様子を「生漆(きうるし)」で「なぞ」ります。その後、漆が乾ききる前に「なぞった漆」に「金粉」を蒔(ま)きます。

そして、金粉の表面が乾いた後に、再び「生漆」で、金粉を定着させます。因みに、「蒔(ま)く」は、「種蒔き」の「蒔く」同様、その意味は「散らし置くこと」です。

しかし、いつものように諸問題との出会いは避けがたいものです。そのひとつは、絵が稚拙なことです。生来(せいらい)、描く能力に恵まれていないのです。

そして、何よりも、「漆の乾き」に膨大な量の時間を要することです。実は、現在手元にある「漆」は、10年ほど前に取り寄せたものです。「乾きに要する時間」は、その鮮度によって異なるようなのです。その意味では「賞味期限」がとうに過ぎているのです。


アフリカ南部の楽器に描く、「蒔絵」の「御所車(ごしょぐるま)」の取り合わせです。違和感の無いものではありません。しかし、それが、何となく、マッチ(match・調和)しているようにも思えるのです。稚拙な絵ながらも、心地よい世界との同調を思わせてくれてもいるのです。


明日から暖かくなるそうです。この機に、いつものお世話になっているS道の駅で「苗」を求めることにします。


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2024/05/11(土) 07:25
今日は雲一つない青空に恵まれます。紺碧の空でした。そして、ご近所の桜の花が風にのってやってきています。つい先日までの最高気温氷点下だったものが、今は、麗(うら)らかな中に散る桜花を見せています。不思議に思える自然の営みです。

しかし、その爛漫(らんまん)は、早晩、過酷な暑さを迎え、やがて厳寒を迎えることも告げていてもいるようです。その憂(うれ)いは、或いは、これからの人生が辿(たど)るルートの暗示のようでもあります。

そして、春爛漫(らんまん)は、遠方からの来客を齎(もたら)してくれました。「Y一家」のご来訪です。一年ぶりの再会です。フットワークの良い壮健な彼らは、首都圏の空気や情報を携(たずさ)えてやってきました。つい甘えて、PCの扱い方を教えていただきます。


一年ぶりの、そして貴重な「春」に誘われ、「物置」に籠(こも)ります。「物置」とはいうものの、極めて快い、「第二工作室」です。課題は、「ジャンベづくり」の続きです。今日は「胴体」への「蒔絵」です。そのintroduction(イントロ)です。

「図案」を「御所車(ごしょぐるま)」にしてみました。大きい絵です。位置関係の把握のために「カーボン紙」のお世話になります。一般的?に、「蒔絵(まきえ)」の手順は、まず、全体の様子を「生漆(きうるし)」で「なぞ」り、漆が乾ききる前に「金粉」を蒔(ま)きます。そして、全体が乾いた頃、再び「生漆」を塗って金粉を定着させます。今日は、その「下拵(したごしら)え」です。「金粉を蒔く」のは明日になります。

ついでに、「弁当箱」の補修にも手をかけます。昔つくった、愛用の「弁当箱」でした。その「漆」が「剥(は)げ」ていたのです。「塗もの」には往々にあるものです。その修正です。「漆」を使う時には、余った漆の有効活用のために、できるだけ、他に塗る対象を準備することを心がけています。「弁当箱」は、そのひとつでした。


外に出た機会に「種蒔き」にも及びます。「赤紫蘇(あかじそ)」と「青じそ」を蒔きます。倹(つま)しいながらも、「赤紫蘇」は梅干し等の「漬物」に、「青じそ」は天婦羅(てんぷら)や刺身(さしみ)の妻(つま)等で大活躍するのです。特に「青紫蘇の天婦羅」は、昭和天皇の大好物、と伺ったことがありました。


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2024/05/02(木) 17:07
朝、HC(ホームセンター)に用事があり、市内に出かけます。その途中、登校中の高校生を見かけます。驚きます。実は、大型連休の最中(さなか)です。学校もまたお休みだとばかり思っていたのです。毎日が日曜日の筆者には、祭日も平日も区別がつかなくなっていたのです。

奥州最北端でも「染井吉野(そめいよしの)」が花を終えました。それでも、山々には「山桜」がその点在を見せ、里には赤っぽい「八重桜」が誇っています。春はまだまだ続くことを見せつけているようです。因みに、「山桜」の定義は、「花」が「葉」と同じ頃につく種類、と言われているようです。


工作室では、今日も「ボンゴ、ジャンベ等」の手直しです。実はある程度の組み立ては終えたつもりですが、肝心の「皮の張り加減」の調整はこれからの課題です。他に、「把手の取り付け」があります。特に、「ジャンベ」は重量があり、「抱いての運搬」が難しかったのです。

「把手の取り付け」方法には、あれこれの選択肢がありそうでした。その中から、「麻縄(あさなわ)」の活用を考えてみました。「ボンゴ等」のそもそものルーツはアフリカです。思い切った決断でした。

具体的な作業は、「ジャンベの胴体」4ヶ所に直径21mmの穴を穿(うが)ち、「麻縄」を通し、その両端を結ぶだけです。

しかし、その「麻縄」は意外にゴツく、一般的な「結び方」は通用しないようでした。それでも、その問題点は、後刻の工夫に委(ゆだ)ねてもよさそうでした。


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2024/05/01(水) 17:28