暑い年でしたが、今日は寒いです。最高気温は25℃、最低気温は15℃です。本来?は、これが例年並みなのでしょう。いつもは裸同然の暮らしですが、今日は半年ぶりにトレーナー(sweat shirt)を着ます。そして、石油ストーブのお世話にもなります。本格的な「冬のイントロダクション」です。
温(あたた)まりたい、の思いがなせるのでしょうか、風呂に浸(つ)かりたくなります。涼しい折の暖かい湯は格別です。今春ご逝去(せいきょ)された、奥州北端つがる市(車力)の歌人、「中村雅之 氏」が次の歌を残していました。
『夜更けの風呂に浸かりハミングす仮装行列眼をとじながら』。
「仮装行列」は「クンパルシータ」のことです。因みに、この日本語訳は、『♪・・・よしこさん・・・。』の落語家林家三平師匠のようです。
『去りにし面影よ今宵もまた胸に迫りて悩ましく狂える我がむくろ 果てなくさまよい歩みゆく頼みなき心に我は泣きぬ 君よ今いずこ街の酒場のもと力つきてたたずむあーひととき 今は望みなきやるせなのこの身せめて今宵踊りあかそう悩み忘れん 涙を隠して微笑み踊ればいとしの面影わが胸に帰る 赤きバラの酒飲みほしかさねて名残の今宵よ歌わん』。舞台とは全く異なる一面です。
筆者もまた、湯に浸かると、つい、「鼻唄(はなうた)」が出てきます。
「秋に追われ」て、畑に手をかけます。今日の作業は「紫蘇(しそ)」の後始末です。「薹(とう)」と「葉」をグループ化します。「葉」の処理は、若干の塩を塗(まぶ)して2回ほど揉(も)み「灰汁(あく)」を出します。3回目になると、その汁は綺麗な赤を呈します。それは「柴漬(しばづけ)」等に採用します。春の小梅と合わせると綺麗な「カリカリ梅」になります。
「貨物列車」は試行錯誤中です。尤も、数学の問題も、答えを出してしまうと、面白味が無くなります。課題は解かないまま、残しておきたいところです。
今秋は「茗荷(みょうが)」が豊作です。樽(たる)に「塩漬け」した残りを「甘酢漬け」、「味噌田楽」、「味噌漬け」等で頂きます。
朝顔やコスモス等が繚乱(りょうらん)です。


