「裏山事情」・・・カワラダケ午前中は時折の小雨です。しかし、昼過ぎから明るい空になります。今日は土曜日です。早朝、友人がお出でになります。彼も仕事が休みの日です。
『山を見てきました。出ていませんでした。』、と手ぶらです。彼の狙(ねら)いはシメジです。マイタケ(舞茸)同様、シメジにも白羽(?葉)と黒羽があるそうです。『早く出るのは白です。そして黒よりも美味です。』、との彼の言です。
『サモダシは未だですがイクジが再び出てきています。』と続けます。イクジは出ては消え、出ては消えることを4回ほど繰り返すようです。まだまだ楽しめるそうです。
いつものように、庭を探索します。まず本命のマイタケの様子です。最近見たのは4~5日前です。その時とは顕著に変化しています。
成長過程の観察時、いつも見ていると、その変化に気付かないものです。赤ん坊もそうです。朝、顔を見て出かけます。そして帰宅後に再会します。その間、12時間ほどが経っています。パッと変化しているものです。
比較するには不謹慎のようですが、キノコも同じです。一旦出始めたものは1日で変化します。それが4~5日です。顕著な変化に見えたようです。『まだまだ大きくなりますよ。鍋(なべ)が良いです。来週あたりやりましょう。』、ということに落ち着きます。

また、切り株についているキノコを見て『カワラダケですよ。』、と訴えます。屋根の瓦(かわら)に似ていることから命名されたそうです。『サルノコシカケ(猿の腰掛)の数倍の抗癌(がん)力があります。』、と解説します。
ナメコの生える切り株です。ここ数年、邪魔者扱いをしていたものです。解からない、ということは悲しいものです。早速(さっそく)薬湯(やくとう)用として活用するつもりでいます。
乾燥させておくだけでいつでも使えるのです。サルノコシカケ、ツチアケビ、キササゲ、ドクダミ、クロモジ、イカリソウ、・・・等と一緒に煎(せん)じることになります。
数十年前の新聞に、『千(?百)草を試みて1薬を知る。』の広告があったようです。この薬湯は先人の勇気の賜(たまもの)として戴いています。
「工房事情」・・・魅力久しぶりに工房作業を楽しみます。旅館やホテルに納品する作品づくりが主です。その他に「螺鈿(らでん)」に手を掛けます。
最近手をつけたのは1週間前です。貝と木地を「糊漆(のりうるし)」で接着させました。その乾きを待っているところでした。
1週間は余りにも短い時間です。やはり、完全にはまだ固まってはいません。しかし、それでも次に進みたくなります。
貝に付着した漆をはじめ、溝から食み出た部分等を削除します。そして、貝の出っ張った凸部分を削ります。しかし、本来?の「嵌入(かんにゅう)」は、貝が凸に出っ張るのが正解のようです。
そして木地と貝との段差に漆を埋めるようです。どんなに頑張っても1日や2日では完成できないところに魅力があります。半年がかりになりそうです。しかし、納得するまで鍛えるつもりでいます。
夕刻、K社長がお出でになります。『11日9:00からの稲刈りです。』、と伝えます。お勤めであることを知っているのに、です。出席できないまでも日程をを教えて下さっているのです。少し複雑です。