
昨早朝からの雨が昼過ぎまで降り続きました。山に残っていた雪が融けて川の水嵩(みずかさ)を増しています。やや寒いものの、ギリギリしたものではありませんでした。
今日は積木(つみき)づくりです。数ヶ月前から依頼されていました。1寸5分の3寸幅の部材が足りませんでした。早速、Y製材所にお邪魔しました。即、対応してくださいました。有難いことです。
工場が綺麗に整頓されています。考えて見れば年末です。あと数日で御用納めなのです。年末年始の休みは結構長くなるようです。「箸置き」、「コースター」等の材料が、休み中に不足すると大変です。予備を確保しました。

さて、箱の身(み)は既にあります。それに収納できるようにタルキ(垂木)と板の寸法を調整します。1mmの値が、横では4mm、縦では16mmの値に増幅されます。プレナー(自動カンナ)の刃の高さ設定がデリケートです。
箱に収納できる寸法とはいうものの、指が入るための余裕は持たせたいところです。隙間(すきま)が無ければ積木を出し難(にく)くなります。
スライド丸鋸(まるのこ)の寸法設定は、実際のタルキの横幅を基準にします。メジャーは微妙な数値に対応し辛い(づら)いのです。2倍の長さにカットする場合は、実際に2個の部材を並べてストッパーを固定します。これまで何回も繰り返した作業です。殆(ほとん)どトラブルなくカットできます。
次は蓋(ふた)づくりです。身の寸法よりも、各辺2mmほどを大きくしました。蓋板(ふたいた)は2枚の板を接(は)ぎます。例によって「相決(あいじゃくり)」です。ルーターにストレートビットをセットします。軸径が6mmです。スパナ操作がテーブルの上からできます。楽です。
しかし、その前に縁(へり)の調整があります。両者を合わせてピタリとフィットさせるには、合わせる両者の面に水平な平面と直角が要求されます。実は、この加工にいつも悩まされていたところです。手カンナでは直角にならないことが多いのです。

先般入室したフラッシュトリムビットの登場です。はじめて使いました。本来の使い方は別にあるようですが、この縁の処理にも打って付けでした。
さて、蓋板の厚さは8mmほどです。4mmほどの相決(あいじゃくり)になります。デリケートな高さ設定です。物指しの目盛りを読み取るのが億劫(おっくう)です。いつものように、今回も「目見当」です。ピタリと1/2ずつ削除できました。
蓋枠(わく)のコーナーを45°ずつ削除する「留め」にしました。将来、カンザシ?(簪)を挿入するつもりです。先般W工房からお借りしたJIGが早速役立ちそうです。
夕刻、番長さんがお見えになりました。「拭き漆」のコップの注文です。探したところ、つくり置きがありませんでした。明日から暫らくの間、再び、漆とのお付き合いです。明日からまたガクンと冷えるようです。気合が入ります。