
氷点近く気温のようですが、暖かさのある寒さです。屋根の雪はダラダラ融けています。路肩の雪はベチャベチャしています。氷点下ではなさそうです。おそらく、日中の気温は1~2℃あたりだったようです。
「ハノイの塔」づくりに時間を要しています。今日は台の手当てからです。まず、全体の形を整えることにしました。今回はきっちりとした直線ではなく、ごく自然の曲線を使うことにしました。
しかし、この自然のカーブを人工的につくることが結構難しいものです。想像力もそうですが、どうしても遠慮してしまうのです。
製材所のY社長は『簡単だ』、とはいうものの、KUROOBIはいつもセンスの無さを痛感させられています。勿論、経験の浅いことにも起因しているようです。それでも何とか完成です。

次は木地調整です。これは塗りを施す前の手当てです。このプラムは老練な古木です。その所為(せい)か、年輪と年輪の間に空白が生じています。虫も関係しているようですが、一種のアマのようです。
本格的な塗りの前に、まずその穴埋めの必要があります。「埋め材」は「砥の粉(とのこ)」と「生漆(きうるし)」を捏(こ)ね合わせたものです。
ゴム手袋を穿(は)き、それを根気強く隙間に埋め込みます。結局、成り行き上、漆が登場してしまいました。久し振りの「漆」です。
この「埋め材」は乾燥すると痩(や)せる傾向があります。明日もう一度この工程を繰り返すことになりそうです。それでなくても、漆の乾燥には時間がかかります。ま、長期戦を覚悟することになりそうです。
次にフロアーの柱づくりです。使う材に迷った挙句、ケヤキ(欅)になりました。フロアーの中心に開けた穴の直径は12mmです。柱の太さは10mm程度がよさそうです。例によって、四角柱の角を次々に削除していくことで円柱が出来ます。

実は、この丸棒はームセンターや100円コーナーで扱っています。機能的にはまったく問題の無いものです。むしろ、100均の方が正確な円柱です。しかし、手作り作品には捨て難い魅力があるものです。仮にそれが歪(ゆが)んでいても、です。不思議な世界です。今回は、頑固に手作りに拘(こだわ)ってみたくなっています。
繰り返しになりますが台もその通りです。合理的には、あえてアマの入った材を使うことはないのです。
しかし、事情のあるものに手当てを加え、鍛え上げる過程を経て、はじめて納得できる作品に至るようでもありそうです。
夕刻、市内のT建設会社の若社長さんがおいでになりました。年末であることをあらためて気付かされます。明後日はY学園の忘年会です。お邪魔するつもりでいます。