
一昨日、猛吹雪に荒れた将軍様でしたが、今日は昼前から真っ青な空です。深い青に降り立ての純白が眩(まぶ)しく映えます。それでも、昨晩からは結構な積雪です。今日もタイヤショベルの活躍です。
今日は終日の工房活動です。昨日から再スタートした「ハノイの塔」です。まず、塔を構成するフロアーへの穴あけからです。ボール盤を使います。円形であることから、ビットの先端が円の中心になることが要求されます。それも、可能な限りの正確さで、です。
この中心を求める方法には歴史があります。黎明期(れいめいき)は教科書通りの方法でした。2つの弦の垂直二等分線の交点が中心です。1つ1つ作図して求めていました。時間は要しますが確実に求めることができます。懐かしい時代です。
しかし、やがて「目見当」の時代が続きます。そして最近はセンターゲージが登場しています。しかし、これには、完璧な円であることが条件です。厳しい世界です。
今つくっている塔は5段です。その7~8セットです。結構な量です。簡単なJIGをつくりました。気は使うものの、没にするものも出る有様です。

次は微調整です。鋭利な刃の丸ノコをつかったものの、やはり刃跡は残っています。ベルトサンダーで微調整します。
その後ボウズ面(丸面)ビットでの面取りです。最終的には360番のサンダーで仕上げました。やはり、赤子の肌のように、吸い付くような滑らかさに変貌します。
次は台づくりです。実は、今回のテーマは「プラム」です。これは、100年以上も昔からK社長の庭にあったものです。それを数ヶ月前に伐(き)りました。
小さい子供には思い出の木の筈です。今回の作品に使うつもりでした。Y製材所に無理をしていただきました。1寸の1m以上の板が10枚ほどもできました。
やはり芯(しん)の周辺に割れができています。そして大分反(そ)ってもいます。プレナーで平面を出し、できるだけ赤味を生かすことにしました。
必然的に、直線主体のキッチリとした方形ではなく、崩れた形になります。そのことで、逆に和み(なご)みが生まれるようでもあります。久しぶりにヒジグソーが活躍しました。
ここまでくれば、いよいよ塗りです。悩んだ挙句(あげく)、「亜麻仁油(あまにゆ)」を試みました。木、本来?の色を表現できそうなのです。やはり、一変します。ケヤキ、エンジュ、青森ヒバ、タモ、そしてプラムです。
いずれもそうですが、特にエンジュが劇的に見事です。反面、困ったのは「プラム」です。これはサクラの仲間のようです。ピンク色に変化します。このままで良いかどうかは今晩考えた結果に委ねることになります。

次回はポールづくりです。材に何を使うかを決断することになります。第一候補はクリ、つぎはプラム等が考えられます。それも、今晩の夢のお告げに従うつもりです。何せ、正確なシナリオの無いプログラムです。
夕刻、福井県のH氏がお出でになりました。いつもお世話になっている漆問屋の方です。例によって、悩み解決の講師になってくださいました。また、興味深い提案もありました。次第にその気になってきます。是非チャレンジしたいところです。
一昨日紛失したデジカメが戻りました。早朝、K社長が届けて下さいました。『すし店のM氏の車から出てきました。』、とのことです。そう言われれば、あの夜、M氏が自宅に送ってくれたのです。
見つかってホッとしています。遅ればせながら、カメラに入力された一昨日の「ほたる湖愛好会慰労会?」の様子を載せることにしました。