顕著な寒さはありませんが、昨日と違って日中は暗いほどの曇天です。雨が無いだけ庭仕事の適日のようです。早朝からの日課(箸置きとコースターづくり)の目処(めど)をつけた後、庭に出ました。
今日は小さい木に手をかけました。サツキ、ツツジ、コザクラ、トクサ、アジサイ等の10本ほどです。小さいとはいってもアジサイは2m半以上に伸びています。
これらを荒縄(あらなわ)でギューッと縛(しば)ってやります。大抵の雪にはこの程度で十分です。本来は山の中で活き続けるものです。しかし、この後、タルキ(垂木)等で補強することになります。
昨冬の雪で生垣(いけがき)のマサキ(正木、柾)がだいぶ痛んでいます。裂けたりグンニャリと曲がっていたりします。遅ればせながらも一部分に手当てをしました。
しかし、工房に面した数メートルが悲惨です。この手当てには気合が入ることになります。勿論、後日の仕切りなおしになります。
マサキはニシキギ(錦木)科のようです。錦にはカラフル(多様な色)の意味があるようです。一見、常緑樹にも見えますが、年に一度、黄色に紅葉した後に葉を落とします。
恥ずかしいことですが、このカラフル、という意味がよく解らないでいます。どう見ても西陣織りのようではないのです。
しかし、丁度今、小さい実が生(な)っています。実の割れたところからは赤(朱色)が覗いています。春に咲いた花が、今、種になっています。あるいは、この状態がカラフル(錦)の意味であるのかも知れません。
フキノトウ(蕗の薹)の蕾(つぼみ)が出始めています。春の雪融け後の風物詩のバッケです。勿論?まだ堅い状態ですが、雪の洗礼を受けて軟らかい花をつけることになります。
殆どの草花は朽ちています。その結果、今を旬(しゅん)とする緑が浮上しています。ワサビ(山葵)が生き生きとしています。やや厚い葉です。
よく解りませんが、ワサビの旬は春と秋のようです。春の山には2種類の葉が見えます。今の秋の葉が一冬、雪の下で越した堅い葉と、雪融け後に芽を出した軟らかい葉です。
よく解りませんが、一般的には、酒粕(さかがす)のワサビ漬けには春に出たばかりの葉を使うようです。今の緑は観賞用としておきます。
スローテンポですが、着々と庭の雪囲いが進行されています。昼前にお出でになったS氏が『俺のところはまだだ』、と言っていました。
殆どの庭では終わっている時期です。雪は突然やってきます。我が家もまだ初期段階であることを忘れ、S氏の庭木を少し心配しています。
夕刻、K社長がお出でになりました。新幹線乗り入れと並行して、新しく生まれた「青い森鉄道」を迎えるセレモニーが、昨日と今日ありました。その仕掛けづくりの大役を終えたことで少しホッとしているようです。
今後の当地の対応についての話題になりました。その中に棟方志功の作品取り扱いがあります。現在、鎌倉に保管されている作品を当地が管理する動きがあります。
800点のようですが、実際には数千点に及ぶようです。三内丸山やネブタが国内レベルであるとすれば、志功は世界のムナカタです。間もなく、大変なことになりそうです。
将来を見通したプログラムづくりが迫られます。優秀な行政も考えておられるのでしょうが、その雰囲気が一般庶民に伝わっていないところが不安です。簡単なプログラムの筈なのですが・・・。
Oご婦人から作品納入の催促をいただきました。以前から依頼されていたものです。恐縮すること頻(しき)りです。明日あたりからは手をかけざるを得ないようです。
明日も今日と同じような天候のようです。いつものことですが、鋸(のこぎり)や鉋(かんな)を駆使しながら、天下国家の趨勢(すうせい)に思いを馳(は)せることになりそうです。
2010/12/05(日)
18:51