昨日から続く雪です。正岡子規ではありませんが、朝は、『いくたびも雪の深さを尋ねけり』です。答えは『だいぶ積もっています』でした。

工房から庭を窺うと、一面がフワフワとした綿帽子をかぶっています。別世界でした。タイヤ交換が遅れています。もちろん、雪の間は外出禁止です。今日も工房生活を満喫することになります。


玩具(おもちゃ)のサンプルをつくっているところです。まずはメカニズムの確認でした。四角や丸を型に嵌(は)めこむ幼児の玩具です。5種類の型をつくりました。何とかなりそうです。

次は作業効率の工夫です。1個をつくるのであれば素朴な力技(ちからわざ)で何とかなります。しかし、まとまった数をつくるとなると現実的ではない世界です。


朝、達人のI氏から電話がありました。その際、トリマーのテンプレートについて訊(き)いて見ました。実は、テンプレートはトリマーの標準装備です。しかし、まだ使ったことがありませんでした。

コーチのためにI氏とW氏がおいでくださいました。そして早速(さっそく)実演です。結論は、正確な型を準備し、その型の縁(ふち)をトリマーでなぞるだけです。

一旦型をつくることで同じ結果になります。丁度、裁縫の際の型紙です。急がば回れ、の考え方です。トリマーに熟達しているW氏の工房には数種類の型が蓄積されているそうです。

なんでもそうですが、経験していない人には曖昧模糊(あいまいもこ)であっても、知っている人には簡単な世界です。尖閣諸島の件に続いて、アメリカを中心とした秘密情報の漏洩(ろうえい)があっています。

その是非には難しいものがありそうですが、無知には悲哀が伴います。しばらくはトリマーと仲良くすることになりそうです。

標準装備のテンプレートを使う場合には、型のサイズと2mmほどの誤差が生じます。これはテンプレートの厚さです。これには、予(あらかじ)め型枠(かたわく)の外周を2mm広げたり狭めたりすることで解決します。

しかし、達人のI氏から、型枠どおりの寸法で仕上がるビットがあることを聞きました。厚さのあるものの切り取りにはフラッシュビットとトップベアリングが適しているそうです。

具体的な加工についても何とか目処(めど)がついてきました。またまた新しい世界を垣間見ることになりそうです。当面する次の課題はそれぞれの具体的サイズの設定です。

加工結果のサイズは、材料の寸法にも関連させるべきです。作業の能率性とともに歩留まり(効率的な材料の使い方)を考える結果です。一般的な板や角材の幅、厚さ、長さ等は一般的な寸法に挽かれます。その寸法を基準にすることで効率性が確保されます。


実は、午後、3人でY製材所の住宅にお邪魔しました。専門家の皆さんが集まっている中、今回チャレンジしている玩具について相談することができました。有難いことです。

I氏からは、『EXCELで良いから、まず設計図づくりからだ』、と言われます。実は、昔は設計図づくりが得意でした。成長(老化)するにつれて机上の準備が億劫(おっくう)になったようです。

結果を早く出したいことが机上の作業を敬遠させているようです。しかし、結果的には遠回りになっているようでもあります。今後の課題のひとつになります。


待望の「焼印」が届きました。北海道にお願いしていたものです。いよいよ現実味を帯びてきています。

明日、関係者がお見えになります。制作上のいくつかの課題があります。最終確認ができそうです。満足する作品を目指すことになります。


明日からはガクンと暖気になるとのことです。車道の雪はすべて姿を消しそうです。行動範囲が拡大されます。

2010/11/30(火) 18:38