首都圏の昨日の最高気温は27℃~30℃だったそうです。他方、奥州北端は寒く、縮(ちぢ)こまっていました。それでも夜間、月を周(まわ)ったオリオンにハラハラ、ドキドキ、安堵(あんど)、ワクワクしていました。4名の乗組員は、「命がけ」の旅だった筈です。
庭に出てみました。雪融け後、初めて散策する「庭」です。豪雪の冬を越した「庭」です。やはり、惨憺(さんたん)たるものがありました。「石灯籠(いしどうろう)」の「傘」が落ちています。「門」が根本から倒れています。枯れた枝葉は地を占めている等々です。然(さ)もありなんでした。
それでも、「一輪草」、「山葵(わさび)」、「アイヌネギ」等は、例年の「春」のように、「事もなげ」にスクスクと勢いよく「葉」を伸ばし、「花」をつけています。
「平忠度(たいらのただのり)」が「藤原俊成」に託(たく)した歌『さざなみや志賀の都はあれにしを昔ながらの山桜かな』を思い出させます。
春を迎え、しなければならない課題が次々に浮上してきています。その殆(ほとん)どは「お掃除」です。庭、書斎、廊下、納戸、工作室、畑、等の「お掃除」です。対象の「ゴミ」は今冬11月~3月間に溜(たま)まった「垢(あか)」のようなものです。
最優先は工作室の「お掃除」です。尤も「工作室」のお掃除は、数日続けてきています。しかし、その進捗(しんちょく)は極めて遅々(ちち)としたものです。「目論見(もくろみ)」と異なるのです。
やりたかったあれこれの中に「弁当箱づくり」があります。材料の「青森ひば」は、以前、Y製材所から頂いています。塗装の「漆」は「手持ち」のものがあります。
作業の手順は「木口(こぐち)切り」、「板目」への「プレナー(かんな)がけ」、「部材づくり」、「組み立て」、「塗(ぬり)」のつもりです。
若い頃、この程度は、一気に、簡単にやれた作業です。しかし、今は、「ワンクッション」をとることにしました。或いは、元気が失せているのかも知れません。今日は、座布団を敷き、「スライド丸鋸」の高さ調整をする等だけの「セッティング(setting)」に留(とど)めました。
ここまでやれば、明朝3:00でも4:00でも起きて簡単に作業できる筈です。「傘寿(さんじゅ)」を迎え、「老いの本質」めいたものが「朧気(おぼろげ)」ながらも浮かんできているようです。





