「雨水(うすい)」は既に迎え済みです。奥州最北端も、2mほどあった雪が1m以下になっています。つい先日まで重機を駆使した除雪作業は、今は夢のようです。
「イソップ物語?」の「北風と太陽」を思い出しています。このストーリーは、「北風」と「太陽」が、旅人の外套を脱がせる力比べです。
北風が強い風で吹き飛ばそうとしますが旅人は、逆に外套をしっかりと押さえます。他方、太陽が暖かい日差しを照らすと外套を脱いでしまいます。という逸話です。
この「北風と太陽」が「重機と春の息吹」と重複してくるのです。尤(もっと)も、「雪融け」のエネルギーは、単に「春の暖かさ」だけではなく、「春風」も作用しているようです。
その気配に「後押し」され、「性懲り(しょうこり)」もなく、触手が「あれこれ」に及びます。その一つが「貯金箱づくり」です。
半年前に手がけた「貯金箱」です。木工ボンドで「接(は)」いだコーナーの一部が「剥(は)がれて」います。他に「塗(ぬ)」りや「螺鈿(らでん)」にも不満足感があったのです。
「コーナー」には「楔(くさび)」を打とうとしています。「塗(ぬ)」りは数回の「拭き漆」を施そうと考えています。「螺鈿(らでん)」は数ヵ所の追加を考えたいところです。
今回の最大の課題は「金継ぎ」です。これは、先般の奥州北端の大地震(12月8日)で被害に合った「茶碗蒸しの器」の修復です。因(ちな)みに、我が家の被害はその一個だけでした。
破片は「11片」に及んでいます。それらを「金継ぎ」で修復する企てです。「破片」の接着剤は「漆」です。
「漆」の乾く条件は「高温多湿」です。しかし、このところは「低温乾燥」です。今は、テッシュペーパーに「水」を含ませ、ストーブの前に置く等、「高温多湿」の条件を満たそうとしているところです。
春の気配が、「春になったら、あれをしよう、これもしよう」の思いを促(うなが)しています。ワクワクしています。

