テレビの時代劇を観ることが多いです。演出やシナリオ等で、その時々の傾向があります。最近顕著なのは、お隣り岩手県民謡の「南部牛追い唄」が頻(しき)りに使われていることです。

『いなか(田舎)なれども南部の国は 西も東も金の山(コラァサァーンハァェー)  今度来るならもってきてたもれ 奥の深山(みやま)の「なぎ」の葉を(コラァ サンサァエー)』?? です。

テレビの中の「牛追い唄」は、歌詞は無く、メロディも好い加減な、「呟(つぶや)き」のような「鼻歌」程度のものです。しかし、その歌は「子守歌」のような不思議な「安堵感」を思わせます。

おそらく、そのことを狙った、脚本家の演出と思われます。その「鄙(ひな)びたメロディ」は、「邂逅(かいこう)、哀愁、懐かしさ、培(つちか)ってきた足跡」等々を見事に伝えています。やはり、「曲」自体が「なせ」るもののようです。

実は、「コンサート」の準備をしているところです。尤(もっと)も、既に、「好い加減」な歳を迎えています。現実的には実現性の皆無な「コンサート」です。

然し乍(しかしなが)ら、そのプログラムに、「ラトビア民謡(ジプシー音楽)」と「二つのギター」とのコラボを考えています。

話は逸(そ)れますが、昔、加藤登紀子が、「百万本のバラ」のルーツを辿(たど)る紀行をNHKが企画したことがありました。その折、一瞬ながら、現地のご年配の女性が唄う「二つのギター」も収録されていました。

また、そのフレーズは、メキシコのトリオ・ロス・パンチョスが「ベサメ・ムーチョ」の間奏に使っていました。今回のプログラムにもそれを使おうとする企てです。

「南部牛追い唄」、「さくらさくら」、「特捜最前線(♪風が吹けば・・・)」等の間奏に「二つのギター」に使おうとする試みです。北欧「バルト三国」のラトビア民謡と、ユーラシア最東端日本盛岡の「牛追い唄」とをコラボ(collaboration)させる企てです。

勿論、当県民謡の「十三の砂山」も参加させるつもりです。

『十三(とさ)の砂山米ならよかろな 西の弁財衆(船乗り?)にゃただ積ましょただ積ましょ 弁財衆にゃ弁財衆にゃ西のな西の弁財衆にゃただ積ましょただ積ましょ』


今日の工作は、「漆」の「乾き」を待つだけの作業です。簡単そうですが、結構、難しい「作業」です。


明日の予報は、最高気温-1℃、最低気温-6℃だそうです。更に、「警報級の大雪」」です。明朝は「タイヤショベル」の出動を余儀なくさせられそうです。「タイヤショベル」のコッピピットは暖かいです。望むところ、です。


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2025/12/26(金) 12:44