10月と11月では、感覚的ニュアンスは微細ながらも、大きい違いがあります。更に、昨日(10月30日)の天気予報は、「一県」を例外に、日本全国は「傘(かさ)」マークでした。
その「一県」が奥州北端でした。「雨」は無く、気温は「花の都」よりも高く、絶好の作業日に恵まれました。
即、行動開始、です。まず、ホームセンターとガソリンスタンドに向かいます。目的は、ホームセンターでは「炭(すみ)」、ガソリンスタンドでは「軽油」の入手です。
何れも「冬支度(ふゆじたく)用」です。「炭」は、簡単な「煮炊(にた)き用」の「囲炉裏(いろり)」に使うものです。「おでん」や「茶碗蒸し(ちゃわんむし)」には欠かせないツールなのです。
「軽油」は、「タイヤショベル」の「燃料」です。奥州北端では「除雪」が欠かせなく、それも、いつ降るか解らない「雪」です。いつでも出動できるように、いつでも「満タン」にしておく必要があるのです。
次は、駐車場の整備です。これも、積もる「雪」を前提とした整備です。細々あります。まず、前回に続いての、「梅、梨(なし)、サクランボ」等の「大きい鉢」の移動です。次は「小さい鉢」の移動です。これまで「書斎(しょさい)」にあったものを駐車場の「憩(いこ)いのコーナー?」へ移動する作業です。
「松」、「万年青(おもと)」、「木賊(とくさ・砥草)」等です。100鉢以上あります。冬季間、これらは外で越冬するものです。この移動作業は「台づくり」から始まります。その後、部屋との「行き来(いきき)」です。これは「コツコツ」とした作業の繰り返しです。
しかし、この作業で、「憩いのコーナー?」には「深山幽谷(しんざんゆうこく)」の趣(おもむき)を演出してくれるようになります。
次は「工作室」の整理整頓です。尤(もっと)も、「工作室」とはいうものの、単なる「物置」です。一般的に、「縦のものを横にする」だけで、突然、広い「空間」が生まれるのが不思議です。そして、シニアーカー(seniorcar)の「充電」や書斎の掃除です。丁度、溜(た)まった宿題を一気に片付けた気持ちになりました。秋の、絶好の日和(ひより)でした。
一朝、今日(11月1日)は、低気圧の中心が奥州北端にあります。「大雨注意報」が出ています。外での作業は無理のようです。まさしく、「・・・心(ごろ)と秋の空。」です。
ウイークデー(weekday)は、朝刊に載る「短歌」と出会うのが楽しみです。当地新聞唯一(ゆいいつ)?の「文芸欄」です。次は先日載った一首(いっしゅ)です。
『やんわりと幾十年を濯(すす)ぎこし夫(つま)がみどりの津軽塗箸(つがるぬりばし)』 

