結構な時間を要した「蹲(つくばい)の覆(おお)い」づくりも、愈々(いよいよ)佳境を迎え、今回(最終段階)の「屋根かけ」を迎えました。
当初、「屋根材」に「竹」を考えていました。しかし、結局、これまでどおりの「青森ひば」にしました。作業工程は、「製材」、「鉋掛(かんなが)け」、「面取(めんと)り」、「塗装」、「編み込み」等です。
何(いず)れも「コツコツ」とした作業を要するものです。「老いたる者」にとってのそれらは歓迎するものです。
「製材」は、一辺「17mmほど四方」の角材への加工です。これには「プレナー(自動鉋)」を用いました。
「面取り」は「稜角(りょうかく・(角・出っ張り部分)」の削除です。これには「面取り鉋(かんな)」を頼りました。
これも簡単な作業です。しかし、「プレナー」同様、「木目(杢目・もくめ)」の「見極め」を要します。「鉋」の方向の如何(いかん)では「逆目(さかめ)」になり、ボロボロになるのです。しかし、この過程の作業が「大工さん」になった錯覚にしてくれるのが嬉しいです。
「塗装」には困りました。中高校で「塗料」の「お勉強」をしたことが無いのです。不得意分野です。雪の中、「外に置く」ものです。「塗装」は必要な工程のようです。
結局、よく解らないまま、「木彫オイル」と工房の隅に眠っていた「防腐剤」を用いることになりました。
「屋根材」の「編み方」には特別なものがあります。実は、数年前、「竹すだれ」を編んだことがあります。とはいうものの、その「編み方」は完全に失念しています。
既に好い加減な歳なのです。過去の記憶の殆(ほとん)どは衰えています。そのため、挑(いど)む「作業」はいつも「新鮮」です。今回も第一歩からのスタートに嵌(は)まります。
奥州北端の「雪」は未だです。しかし、お隣の北海道からは、その「便(たよ)り」が頻繁です。今日、「セッティング」を断行しました。



