22号に加えて23号を受けた八丈島の様子の報道がありました。「島」の皆様に心からお見舞い申し上げます。
しかし、その報道の読み上げ原稿に各局が困っていたようです。「八丈島」をどう表現したら良いのか解らなかったようなのです。「八丈島(とう)」、「八丈島(じま)」、「八丈島(しま)」、「八丈町(まち)」等と多様でした。
このことは、平素、「八丈島」が如何(いか)にポピュラーな地区でなかったかの尺度のように思えました。
既に好い加減な歳を得ています。外での「active(能動的」な活動を遠慮し、このところ、「第一アトリエ(atelier)」に籠(こも)っています。「第一アトリエ」は、廊下を挟んで居間の隣りです。フットワークが良いのです。
このところの課題は「蹲(つくばい)の覆(おお)いづくり」です。間もなくの雪です。その前に 裸の「蹲」に覆いをしようとする企(くわだて)です。
これまでの冬は、単に、編(あ)んだ「竹簾(たけすだれ)」をかけておくだけでした。それを「確(しっか)り」したものに「リニューアル(renewal)」しようとする企(くわだて)です。
とはいうものの、実際に、その「蹲の覆い」なるものを観たことはありません。その存在すらも不明です。その条件下での創作活動です。
この「蹲」の名前は「銀閣寺」です。大仰(おおぎょう)な嫌いはあるものの、今回のテーマは、「銀閣寺の屋根づくり」ということになりそうです。
簡単な作業の筈(はず)でした。しかし、実際には「家の普請(ふしん)」に似ているようです。当初、「材と材」の「組手(くみて)」を「ほぞ(枘)組」にしようとしました。「ほぞ組」は、材の「凹凸(おうとつ)」を「組み合わせ」で組み立てる方法です。
しかし、所詮(しょせん)は素人(しろうと)です。実際は、「キッチリ」した組み合わせには至らず、やはり、「要所」は「釘付(くぎづ)け」にせざるを得ないものでした。それらの「妥協」を背負いながら、今日は、「釘付(くぎづ)け」の前の「糊付(のりづ)け」作業です。
「糊」とはいうものの、「冥王星(めいおうせい)」までロケットを飛ばす能力を持つ今の時代です。その「接着力」は信じられないほど強力です。
完成までの時間は、ほぼ一瞬の筈(はず)です。しかし、急いでつくりたくない「怨(うら)み」もあります。それは、当面している課題を失いたくないからです。


