日本の四季の定義は、冬は12月~2月、春は3月~5月、夏は6月~8月、そして、秋は9月~11月です。
今日は、初旬ながらも6月です。既に「夏」です。「必殺・・・」の『・・・春とおもえば 夏が来て 夏とおもえば 秋が来て 所詮最後は 寒い冬・・・』の通りです。
流石に夏です。暑い日中です。この日記のタイトルを、「夏のイントロ」ではなく、「秋のイントロ」とすべきところです。
その中、お世話になっている市内法人の会議に出席します。車での外出は久しぶりです。緑が輝き、今が、activity(活動的)になっている自然で、最も素晴らしい瞬間であることを再認識させられます。
つい、あちらこちらに目が及びます。「田植え」が終わっています。八甲田の「雪形」が昔のまま、キラキラと輝いています。
「雪形(ゆきがた)」は山の残雪がつくる「形」のことです。地元の人には、その「雪形」に、それぞれに名前をつけ、親しみ、そして、農作業のタイミングの目安等にする文化があります。
全国的な傾向として、その名前は、駒(馬)や蝶(ちょう)が多いようです。しかし、奥州北端の八甲田の「雪形」には名前がついていないようです。筆者の高校時代は、「yz」で知られていました。
高校時分、明確な「yz」の到来は、北国の「夏の到来」を意味していたようです。今日、会議会場に向かう折、その「yz」を覗うことができたのです。極めて、「良き哉(よきかな)」でした。
即、写真に収めようとします。ところが、「撮影スポット」を探すのが至難でした。高校時代、校舎から毎日仰(あお)いでいた八甲田の「スポット」を探せなかったのです。恥を忍び、今回の日記には「ボヤケタ」データーを「アップロード」することになりました。「乞う、ご容赦」です。弁解はするものの、「国のまほろば」を覗(うかが)うことはできそうなのです。
倭建命(やまとたけるのみこと(日本武尊)の「辞世の歌」として知られる『倭(やまと)は国のまほろばたたなづく青垣山籠(ごも)れる倭(やまと)しうるわし』の「倭」は「奈良」のようですが、「北のまほろば」もまた健在していたのでした。
やはり、『東嶺(あずまね) 岩木嶺(いわきね) 八甲田山 秀づる山並 青垣なして・・・』の通りです。