お隣の県では稀有の大雪のようです。奥州最北端の当県もまた、数年ぶり、といわれている降り様です。しかし、今は小康状態です。
今朝の「除雪作業」も無し、でした。しかし、「除雪作業無し」の決断後、瞬(またた)く間に15cmほどの積雪です。即、知人の旅館の除雪の応援に駆け付けました。
その時間帯は、丁度、チェクアウトの時間帯です。いつもは、「仲居さん」の車10台ほどが駐車しているのですが、今日は、殆ど無く、気を遣うことのない快適な作業でした。
朝刊(1/9)に、上皇后美智子の「短歌集」の紹介がありました。皇后時代の作品のようです。歌人、永田和宏の指導のもとにつくられた歌で、歌集の名は、『ゆうすげ』、出版日は1/15だそうです。何とか、入手したいところです。新聞には、その中の数首が紹介されていました。
『軍事用語日増しに耳になじむ来るこの日常をいかに生くべき』
『帰り得ぬ故郷を待つ人ありて何もて復興と云ふやを知らず』
『少年のソプラノに歌ふ「流浪の民」この歌を愛でし少女ありしを』
『三日(みか)旅終へて還らす君を待つ庭の夕すげ傾(かし)ぐをみつつ』
「シューベルトのセレナーデ」の演奏同様、やはり、秀逸ばかりです。
少しだけですが、今日も、「木工作業」を楽しみます。友人へのプレゼント用です。