今日の奥州最北端の当地は朝からの雨です。久ぶりの小気味の良い雨です。今日は8月31日です。明日の9月からは「秋」です。猛(たけ)っていた暑さも落ち着きそうです。しかし、巷(ちまた)ではまだ夏の余韻が残っています。今日も暑いです。
10号のなせることでしょうか、日本南部では猛威により、交通機関の麻痺したようです。気象関係では避難や注意を促したようです。しかし、中には、崖下の家屋が土砂崩れで倒壊し、死亡事故等があっています。心からお見舞い申し上げます。
被害に合われた方の事情を推し量ると、或いは、諸般の事情で崖下(がけした)に家を建てざるを得なかったのかも知れません。或いは、フットワークよく避難する適当な場所が無かったのかも知れません。或いは、安全な場所に移動するだけのエネルギーの持ち合わせが無かったのかも知れません。
とはいうものの崖下とはいうものの、宅地として国が許可したものです。複雑な思いが去来しています。実は、当地の主要道路もまた海岸線と並行し、密着しています。今の線路は、山から可能な限り離した「海ギリギリ」に敷かれていますが、以前は、山の真下にあったものです。
且て、やはり、土砂崩れ(山崩れ)で線路が埋まったことがありました。当時の「国鉄」が判断した路線です。その責任の所在が那辺(なへん)にあるかは意見の別れるところでもありそうですが、複雑なところです。
実は、そのことについては、当地の「防災タウンページ」もまた、今もって、『津波や高潮の際は、海岸の建物に避難しなさい。』になっています。その大きい建物は海岸線にあります。おそらく、海抜0メートル程度です。近辺の皆さんが、その建物まで辿(たど)り着くまでは海水の中を歩くことになります。わずか4~5mで小高い地に辿り着く位置なのです。矛盾がありそうです。
このことについて、町会の方に訊いたことがあります。答えは、「市が決めた避難所です。」でした。市に訊くと「避難地は、各地区の意見に基づいたものです。」です。全く、国会の答弁と同様でした。
この行政の姿勢は全国共通のようです。そのことを知ってか、今回の10号では、気象庁からの指示は、『市町村の示されたことに拘(こだ)わることなく〈無視して〉、常識的判断で避難してください。』と訴えている有様です。困ったことです。
悶々としている昨今です。