「一大プログラム・アトリエの大清掃」が漸(ようや)く一段落しました。つい、ウキウキし、こらえ切れずに、片付いたアトリエで、祝杯を挙げました。
そして、久しぶりの、そして心機一転の「作品づくり」に手を掛けたくなります。設定したテーマは、「漆工」です。実は、大清掃中、アトリエの隅で出番を待っていた「菓子重(かしじゅう)」を発見しました。
「布着せ」をした「津軽塗」です。しかし、如何せん、100年ほども使い込んだものです。「蓋(ふた)」の合わせ目には「割れ目」が生じ、「底」の四隅は擦(す)り減り、「着せた布」も「風化」しています。
今日は、そのリニューアル(renewal)です。とはいうものの、専門の職人さんの作品です。下手(へた)に手をかけることには迷うところでもありました。しかし、断行を決断します。
作業プログラムは、「削って」、「生漆(きうるし)」で「塗り直し」するだけです。兎も角、前進することにします。
漆を使う機会です。ついでに「金継ぎ」にも及びます。これまで、「割れ面」を「糊漆(のりうるし)」で接着しています。
尤も、「金継(きんつ)ぎ」は初めての課題です。不安もあります。憂(うれ)いは、その「接着力」にあります。ま、「やってみる」前の悩みには意味は無さそうでもあります。



