「北国」と雖(いえど)も、暑い日が続いています。暑い日は歓迎するものの、雨が無いのが無念なところです。

しかし、「ひょうたん(瓢箪)」が形を成しています。数日前に人工授粉した、期待の第一号です。そして、「梨(なし)」と思(おぼ)しき実が数個生っています。どうやら、この暑さの恵みとも思えます。


アトリエ(atelier)の掃除を思い立ってから、ほぼ「一月」になります。毎日、未明から数時間の作業でした。その一ヶ月間です。流石(さすが)に、大掃除前とは様相は変わっています。顕著なのは「空間」が広くなっていることです。

これは、「端材」の整理で生まれた空間です。「端材(はざい)」の正体の多くは、「青森ひば」、「ケヤキ」、「イチイ」、「エンジュ」等です。捨てるには「勿体ない」心理から、積もり積もって、いつしか天文学的な量になっていたのです。

掃除は他に、様々な「出会い」も演出します。実は、このアトリエは、工房関係のものばかりではなく、本来、座敷にある筈のものもあります。来客の折、あれこれの避難場所にもなっていたのです。

今日は「印伝の財布」を発見します。「鹿革」に「漆」で絵柄が施されています。因(ちな)みに「印伝(いんでん)」は「インド」と関係がありそうです。

「端材の整理」は、一応の目途(めど)が立ったようです。今後、「工具の整理」へと移行することになります。「工具」は、種類別にはまとめてはいますが、これも、天文学的な量です。気合の入るところです。


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2024/07/22(月) 15:39