記憶は曖昧になっていますが、60年ほど前の奥州最北端は、真夏でも30℃を越えることはなかったようです。しかし、まだ6月中半(なかば)の今日の最高気温は、首都圏よりも10℃以上も高い31℃です。これまでの学習で構築した価値観の信憑性(しんぴょうせい)に不安を覚えてしまいます。

一説に、「数万年前の奥州最北端は、今より暖かかった。」があります。「暖かい」は、「作物の出来」等、「住みよい」に関連づけられそうです。業種等、それぞれの立場の事情はあるにせよ、一般住民としては、この「暖かさ」は歓迎するところです。


今日も、「あけぼの」の頃に、「第二工作室(駐車場の物置小屋)」に入ります。課題は、3週間ほど前に手をかけた「金継ぎ」の続きです。本来?は、そのまま、数ヶ月の時間を確保すべきのようです。しかし、それを待ちきれずの作業です。堪(こら)え性のないことに汗顔します。「金継ぎ」には、「割れの復元」と「欠けの復元」があるようです。今回の「金継ぎ」は、その両方です。

生後初めて挑む世界です。結構な時間を要することを初めて知ります。そして、魅力を覚えます。或いは、作業に要する時間が多いことが、「やりたくなる」理由のひとつなのかも知れません。

むしろ、数学の文章題であれ人生であれ、簡単に結果が出るものであれ、「やる気」にならない世界であるのかも知れません。作業の結果が瞬時に出ないことに魅力があるのかも知れません。「ワクワク」します。更に、この世界の「佳境(かきょう)」は、今やっている「イントロ(introduction)」にこそあるようにも思えます。

前回は次をしています。
① 割れた断面に「生漆(きうるし)」を塗る
② ①の乾きぎみの段階で、「麦漆」を塗る(麦漆=生漆+糊)
③ 欠けた部分に「生漆(きうるし)」を塗る
④ ③に、「コクソ(木屎)」を埋める「コクソ=生漆+砥の粉」

今日は、次の作業をします。
⑤ 上記①の隙間(すきま)に「生漆」を沁み込ませる
⑥ ⑤の後、割れ目を更に「コクソ(木屎)」で埋める
⑦ この状態を一ヶ月ほど保つ

やがて、数ヶ月後の「蒔絵(まきえ)」へと続くことになります。

ついでに、つい、ヒビ(皹)の入った「椀」にも手をかけてしまいます。現在使っている「汁椀」です。

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2024/06/18(火) 14:38