奥州最北端の4月はまだまだ寒いです。しかし、日本の「春」の定義は、3~5月のようです。事実、夜明け時刻は、これまでよりも2時間ほども早くなっていました。既に春は一ヶ月前にやってきていたのてす。

しかし、「体」は、依然として「冬バージョン」のままです。それは、冬季間中の除雪作業のために覚えさせられた「起床時刻」によるようです。体に残ったままなのです。今日の起床時刻も、おぼえさせられた通りの3:30です。「孟浩然」の「春眠(しゅんみん)暁(あかつき)を覚えず」どころではない体(てい)たらく、なのです。

その暗い中、今日も「ボンゴ、コンガづくり」を楽しみます。「試作品」の1個の他、これから暫(しばら)くの課題は残り6個の仕上げです。実は、10個ほどの「胴体」はつくってあるのですが、今回は6個で妥協することにしたのです。

材料の「針金(直径4mm)」は、昨日、H・Cで入手しています。これは、「皮張り」用に使うものです。1個に使う針金のリングは3本です。6個では18本のリングを要します。しかも、6個それぞれのサイズは違っています。2時間ほどを要して、それぞれに応じたサイズに仕上げます。

これに関わる作業で最も「キツイ」のは「カット」です。実は、それなりの工具を用いているのですが、4mmの針金のカットには、老骨の「握力」では間に合わないのです。それでも、握力ではなく、「体重」を頼りにカットします。

因みに、「針金」に巻く「布」は、亡母の「行李(こうり)」の中を物色して探し当てたものです。

thumbnail_IMG_2024-04-05-08-58-41-247.jpgthumbnail_IMG_2024-04-05-16-48-29-447.jpg
2024/04/05(金) 17:03