先日、2月27日で「今冬最後の雪」と期待?していました。しかし、やはり甘かったようです。今朝と昨朝は、またまたの除雪を余儀なくさせられます。尤も、フワフワとした儚(はかな)げな「春の雪」です。
昔(半世紀ほど前)の横尾忠則の詩をつい思い出してしまいます。『松枝(まつがえ)に積む春の雪 かくも清顕(きよけ)き和御魂(にぎみたま) 防衛(まも)らず何の文化ぞや 楯の番長 阿頼耶識(あらやしき)』
「春の雪」は三島の作品「豊饒の海(春の雪、奔馬、暁の寺、天人伍衰)」の第一巻です。その主人公が「松枝清顕(まつがえきよあき」、マドンナが「聡子(さとこ)」、語り部として「天人伍衰」まで登場するのが「本多繁邦(しげくに)」だったようです。「和御魂(にぎみたま)」は「平和・静穏等の作用をする霊魂」のようです。「阿頼耶識(alaya-vijnana?)」は「輪廻転生、心的活動のよりどころ」、そして「楯の番長」は三島由紀夫こと平岡公威です。
「松ヶ枝に積む・・・」は、それらを織り込んだ、逝った三島を憂いる慟哭の詩でした。
さて、工作のこのところの課題は「ボンゴとコンガづくり」です。その「コンガづくり」です。因みに、「ボンゴ」の大型化したのが「コンガ」のようです。
いずれも初めての課題です。紆余曲折(うよきょくせつ)の試行錯誤を経て、いくつかのサンプルらしきものをつくっているところです。
部材には、胴は工作室の一隅で出番を待っていた欅(ケヤキ)、そしてヘッドは南ア(アフリカ)と中国産の動物の皮です。構造は、胴は、桶(おけ)のように32片を貼り合わせたものです。
必然的に、仮に、各片に1mmの誤差があれば、結果には32mmが反映されることになりそうです。デリケートな世界です。不満足に満たされているものの、それでも何とか「仮組(かりぐみ)」を終えます。

