業平(なりひら)ではありませんが、「名にし負う」奥州の果てです。今日の寒さも頻りです。つい、「暑い夏には、寒ければ作業効率は上がるのに」、と同様に、いざ寒くなれば、「暖かければいくらでも作業できるのに」、と思ってしまいます。

その中、「薪ストーブ」を頼りに、暫(しばし)、工作室に入ります。しかし、進捗は極めて遅々としたものです。課題は、このところの「ボンゴ」の部材づくりです。今日のメイン課題は鉋掛けです。しかし、その進捗は極めて遅々としたものです。

「部材づくりに関わる」環境づくりは昨日済ませています。実は愛すべき工作室は狭く、しかも天文学的に乱雑です。そして、普段使わない工具の多くは隅に追いやられています。「プレナー(自動鉋)」と「集塵機」を引っ張り出すのに数時間を要します。そして今日、ようやく迎えた「鉋掛け(かんながけ)」です。

「鉋掛け」のポイントのひとつは「表裏と当てる刃の方向」です。一枚一枚、それを確認しながらの作業です。とはいうものの、ロシア民謡の「一週間・チュラチュラチュラチュラチュラチュララ・・」のように、潤沢な時間の恩恵を楽しみます。

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2024/02/09(金) 01:54