春一番に咲く梅は既に散り、追いかけて咲く桜も散りました。その後に続く、「ツバキ(椿)」、「コザクラ(小桜)」はじめ、「イカリソウ (碇草)」、「シラネアオイ(白根葵)」、「オカワサビ(陸山葵)」、そして「ヒトリシズカ(一人静)」等もまた、いつの間にか咲いています。丁度、「花をバトン」としての「駆けっこ」のようです。
こうなると、生活のパターンも、いつの間にか「冬バージョン」から「春バージョン」に変化します。昨日、今日は「作品づくり」の打ち合わせです。そして今日は材料調達に動き廻ります。数ヶ月ぶりにお邪魔する製材所の環境もまた「新緑」に埋まっていました。
そして「さつま編み」の学習です。これは「作品づくり」に必要なエレメント(element)です。20年ほど昔に友人に手ほどきしてもらいましたが、結局はギブアップした世界です。時間の潤沢になった今、あらためての挑戦です。
「ネット」で検索すると、この編み方には、「アイスプライス」と「ショートスプライス」の2種類があるようです。その「ショートスプライス」に挑みます。しかし、至れり尽くせりのご指導をいただいても、満足する結果には至りませんでした。もう少しの試行錯誤が必要のようです。
さて、他方、越冬の手慰みとして手をつけた「プログラム原稿づくり」のテーマは、今日から「ジャニギター」に移ります。この曲は、おそらく、同年代の殆どの知る映画音楽です。つい先般から、「老いた人の若かりし頃の愛唱歌」のメニューにも入っていそうの曲です。
「ジャニギター」は「大砂塵」のテーマ曲です。作詞と歌を担当したのはペギー・リーです。彼女は、若い頃、家庭環境に恵まれていなかったそうです。歌詞にある「I was always a fool ・・・(私はいつもバカだった?)」のストレートで説得力ある表現は、彼女自身の本音に聴こえるようです。或いは、その若い頃の生活が反映されているのかも知れません。
作曲したビクター・ヤング(Victor Young)は他にも多くの映画音楽をつくりました。その中に「シェーン(Shane)」の主題曲「遙かなる山の呼び声」があります。この曲も、ジャニギター同様、弱起(アウフタクト・Auftakt)から始まるようです。
4拍目のアウフタクトは、当時の映画音楽に特に多いようです。シノメモロ(Sinnò me moro ・1959年・刑事の主題歌・歌:アリダ・ケッリ(Alide Chelli))。イルカに乗った少年(Boy on a Dolphin・1957年・「島の女」主題歌・歌:ジュリー・ロンドン(Julie London)&ソフィア・ローレン(Sophia Loren))等です。或いは、当時の傾向であったのかも知れません。
余談ですが、アランラッド(Alan Walbridge Ladd)は、「シェーン」で知られていますが、「島の女」にも出演します。「シェーン」は1953年作です。そして「島の女」は1957年作です。その4年間でアラン・ラッドの体重は30kg以上も増えたようでした。


