今日の予報での最高気温は21℃だそうです。奥州最北端の常識では夏の気温です。それに釣られてか、つい2~3日前まで気配の無かった「新芽」がニョキニョキ出ています。特に、「ヤマシャクヤク(山芍薬)」と「カシス」が躍動的です。

同時に、「観桜会会場」の桜も満開です。折角の料亭での「花見」です。予定していた17日を14日に繰り上げることにしました。参加者は、何れも後期高齢者です。突然の期日の変更でも、然程の問題は無さそうなのです。


さて、プログラム原稿のタンゴは、突然、「ハンフリーボガード(Humphrey Bogart)」と「イングリットバーグマン( Ingrid Bergman)」の、「カサブランカ(Casablanca)」に転じられました。

親ドイツのヴィシー政権支配下にあったフランス領モロッコのカサブランカを舞台とした1942年(昭和17年)、マイケル・カーティス(Michael Curtiz)監督作の反戦映画です。

「ドゥーリイ・ウィルソン(Arthur "Dooley" Wilson)」が唄った主題歌の「As Time Goes By(時が流れても)」は映画のテーマとして今でもポピュラーな存在です。その詩も、エピローグ(epilogue)欄に加えることにします。

詩のイントロ(intro)に「アインシュタイン」の「相対性理論」が登場します。予想もしなかった展開です。難解でした。訳を友人のK.T氏やS.N氏にお願いしました。詩の大意は、「時代が変わっても、変わらないものがあるのではないか。」のようです。

As Time Goes By(時が経っても)・(映画・カサブランカ テーマ曲
作詞・作曲:Herman Hupfeld(ハーマンフップフェルド)

This day and age we're living in gives cause for apprehension with speed and new invention
and things like third dimension
今の時代に生きている私たちは、やれ、スピードの速い乗り物だの異次元のことだの将来への様々な気苦労が絶えないわね。

Yet we get a trifle weary with Mister Einstein's theory So we must get down to earth, at times relax and relieve the tension
それに、アインシュタイン博士の相対性理論だの光量子説だの。そういう難しいことも疲れちゃったし・・・。でも、こんな時代だからこそ世の中に振り回され過ぎないで、時にはリラックスして、不安を和らげたりすべきなのよ

No matter what the progress or what may yet be proved the simple facts of life are such they cannot be removed
世の中のさまざまな発展のこととか、いつか証明されるであろう立派なことばかりが重要なんじゃないわ。生きていくうえで本当に大事なことはただひとつ。そして、それはどんな時代であろうとも決して揺らぐことのないことなのよ

You must remember this a kiss is still a kiss a sigh is just a sigh the fundamental things apply as time goes by
これだけは忘れないでいて。キスといえばキスすることだし 溜め息といえばやっぱり溜め息をつくことなのよ。だから、どんなに時代が流れようともだれかを好きになったり夢中になったりする、そういう根本的なものは何も変わらないものなのよ。

And when two lovers woo, they still say "I love you" On that you can rely no matter what the future brings as time goes by
恋人たちが愛を伝えるときは今でも「私はあなたを愛している」と言うし、それで絆が深まったり・・・。この先どんな未来が訪れようとも。これは決して揺るぐことのないことなのよ。

Moonlight and love songs never out of date Hearts full of passion, jealousy and hate Woman needs man and man must have his mate That no one can deny It's still the same old story, a fight for love and glory, a case of do or die
月の明かりも愛の歌も決して時代遅れにはならないし、恋人たちの心はいつでも情熱と嫉妬と憎悪で満ちているわ。女には頼れる男が必要だし男にはいつもそばにいてくれる伴侶がいるべきなのです そんなことを否定できる人なんていないのよ。

The world will always welcome lovers as time goes by
そして、世界は恋人たちをいつでも喜んで受け入れてくれるものなの。 そう、どんなに時が経っても・・・


不思議にも偶然は重なるものです。この草稿を書いていた折(16/9/2020)、BSで、石原裕次郎の「夜霧も今夜もありがとう」が放映されていました。それが「カサブランカ」のリメーク版だったのです。因縁めいたものを感じてしまいました。

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2023/04/11(火) 13:13